『スポGOMI甲子園・岩手県大会』を開催 激闘を制したのは盛岡中央高校「熟れた純士」チーム 当日は参加者全36人で、約10Kgのごみを集めました!

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一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全12チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・岩手県大会』を6月10日(土)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

  • イベント概要

・日程   2023年6月10日(土)9時00分~12時40分

・開催場所 岩手県盛岡市本宮地区(集合場所:杜の住宅公園みらいえ)

・参加人数 1チーム3名×12チーム=36人

  • 優勝は盛岡中央高校の「熟れた純士」チーム! 拾ったごみの総量は圧巻の3.7kg!

全12チームが参加した岩手県大会。優勝した「熟れた純士」チームは競技開始前からやる気満々で、大会前夜には3人で集まって事前作戦会議までやって臨んだとの事です。結果、ごみ総量3.7kg/558ポイントを獲得し、2位に大差を付けて優勝。11月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

また、初開催にもかかわらず7割のチームが工夫をこらしたオリジナルアイテムを作って参加。見た目にも楽しいリュック型ごみ箱を作った「トラッシュバスターズ」がオリジナルアイテム賞を獲得しました。

(左)優勝「熟れた純士」盛岡中央高校(右)オリジナルアイテム賞「トラッシュバスターズ」盛岡白百合学園高校(左)優勝「熟れた純士」盛岡中央高校(右)オリジナルアイテム賞「トラッシュバスターズ」盛岡白百合学園高校

  • 岩手県大会で集められたごみの総量は9.9kg

岩手県大会は盛岡中央公園を囲む盛岡市本宮地区で開催されました。海洋ごみとは縁遠いと思われがちな県都・盛岡市ですが、市内には一級河川の北上川とその支流があり、三陸沿岸へ流れ込みます。スポGOMI甲子園の会場となったエリアは、公園と商業エリア、住宅エリアが交わる広範囲に設定。近年のごみを捨てない、街をきれいにする意識は高く、歩いていてもごみを見かけることはほとんどない地区です。そんな環境の中、高校生たちは3人1組で、広い範囲を早歩きでごみを懸命に探していました。36人の選手は草むらの中、陰に隠れたごみを探し出し、総重量9.9kgのごみを拾ってきました。参加した選手のコメントで、「楽しかった」「もっとこの活動を広げたい」「来年も絶対参加する」といった前向きな発言が多かった岩手県大会でした。

  • 優勝チームコメント

「外でのごみ拾いはあまりやったことがなかったが参加して良かった。特に36人参加と知って、みんなと同じ場所だと多くのごみを拾えない、しかも広い範囲なので、誰も行かないところを重点的に探した。落ちているごみはあまり多くは無かったが、手ごたえはあった。」

「一人でごみを拾うことはあまりやらないが、3人一組になって楽しく出来た。このプロジェクトがもっと広がって欲しいと思う。」

「全国では、たくさんの選手が集まってきて厳しい戦いになると思うが、頑張ってきます!」

と3人笑顔でインタビューに答えてくれました。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション

URL:https://www.spogomi.or.jp/

活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

CHANGE FOR THE BLUE | 海ごみゼロを目指して
企業や地方自治体などと連携し、この数十年で増え続けている海洋ごみ対策のための様々なモデルを作り、国内外へ発信していく取り組みです。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

海と日本PROJECT【日本財団】
日本全国の海に関する様々な情報を日本財団「海と日本PROJECT」がお届けします。おでかけにぴったりなイベント情報や、海の現状を知る最新調査報告など、海を知って、海を思い、海に集うための情報が満載です。

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