OKIは本日、技術広報誌「OKIテクニカルレビュー(注1)」241号を発行しました。今回の特集テーマは「環境・グリーン社会に貢献するOKIの取組み」です。OKIグループでは、環境は社会課題であると同時に事業機会でもあるという認識から、事業活動におけるCO2排出量の削減と環境貢献商品の創出・拡大を両輪として環境経営を推進しています。本特集では、そのコンセプトと具体的な取組みを紹介しています。本誌は、当社ウェブサイト(https://www.oki.com/jp/otr/)で公開しています(5月22日正午公開)。
OKIグループでは、「低消費電力化」「省資源化(小型軽量化など)」に対応するハードウェア製品である「OKIエコプロダクツ」に加え、「気候変動の緩和と適応」「資源循環」「汚染予防」などの環境問題の解決に貢献する商品やサービスを「OKIエコソリューション」として提供してきました。これらの製品・ソリューションを合わせて「OKI環境貢献商品」と位置づけ、その拡大と創出に向けた取り組みを強化しています。一方で、2022年9月には、中長期環境目標「OKI環境ビジョン2030/2050(注2)」の温暖化防止(脱炭素化)目標をSBT(注3)基準に沿って改定し、自社拠点における省エネの徹底や再エネの導入など、事業活動におけるCO2排出量の削減に向けた施策を推進しています。
本特集においては、代表的な「OKI環境貢献商品」や研究開発における取り組みとともに、自社拠点におけるカーボンゼロへの取り組み例として、2022年に操業を開始したOKI本庄工場H1棟をご紹介しています。
本誌の目次は以下のとおりです。
・巻頭言
「環境・グリーン社会に貢献するOKIの取組み」特集号によせて
(常務執行役員 片桐 勇一郎)
・総合報告
環境貢献商品の拡大と創出に向けて
・評価
・研究開発テーマの環境貢献量評価
・施設
・カーボンゼロを目指す本庄工場H1棟
・省エネ 製品
・紙幣入出金機における環境貢献
・プリンターの環境貢献技術 ~C650及びB822/B842の紹介~
・省エネ ソリューション
・省エネ社会を支える光ファイバーセンシング技術
・Beyond 5G向け大容量・低消費電力を実現する光アクセス資源制御技術
・物流のCO2削減に貢献する配送ルート最適化技術
・長距離移動に伴う環境負荷を削減するXR応用技術
・サブスクモデルによる太陽光発電サービス ~OKI本庄工場H1棟で提供~
用語解説
注1:OKIテクニカルレビュー
OKIグループの技術開発の成果や最新の商品について、より分かりやすくお伝えすることを目的に、年2回発行している技術広報誌。1934年1月に「沖電気時報」として創刊。
注2:OKI環境ビジョン2030/2050
2019年に発表したOKIグループの中長期環境目標。2022年に改定した温暖化防止目標の概要は以下の通り。
・2030年度目標:自社拠点のCO2排出量の42%、調達先と製品使用時のCO2排出量の25%削減(2020年度比)
・2050年度目標:自社拠点のCO2排出量実質ゼロ、新製品の消費電力 実質ゼロ
注3:SBT(Science Based Targets)
パリ協定が求める水準と整合した、温室効果ガス排出削減目標基準。
リリース関連リンク
「OKIテクニカルレビュー」紹介サイト
「OKI環境ビジョン2030/2050」紹介サイト
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沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
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