日本環境教育フォーラム推薦の植原彰氏が令和5年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞!「自然かんさつからはじまる自然保護」が評価される

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公益社団法人日本環境教育フォーラム(東京都荒川区、 理事長:阿部治、 以下、 JEEF)が推薦した植原彰さん(乙女高原ファンクラブ代表世話人)が令和5年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞しました。本賞は、自然環境の保全に関する顕著な功績があった個人もしくは団体を表彰するものです。そこでJEEFでは、受賞を記念して、2023年6月17日(土)にオンラインにて「「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰 受賞記念イベント」を公益財団法人日本自然保護協会との共催にて開催いたします。本イベントは、オンライン開催で参加費無料、事前のお申し込みが必要です。
【イベント申込ページ】https://forms.gle/m8rJrm8Z4z7ftVTa6

「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰の制度概要と今回の受賞について
平成11年度から環境省が実施している本表彰制度は、自然環境の保全に関する顕著な功績があった方もしくは団体を表彰し、これを讃えるとともに自然環境の保全について国民の認識を深めることを目的として実施されています。令和5年度は、5つの表彰部門から、計31件が表彰されました。植原さんは保全活動部門での受賞となり、「貴重な自然や身近な自然などの保全のため特色ある活動を推進した者」として表彰されました。

「自然かんさつからはじまる自然保護」を広めた功績が認められた快挙
植原さんは、大学在学中に(公財)日本自然保護協会自然観察指導員に登録し、30年以上に渡って講習会の講師を務めてきました。全国各地に自然保護思想と、それを育む自然観察指導の在り方を普及し、「自然かんさつからはじまる自然保護」を教育現場や社会に根付かせてきた自然保護活動家です。観察会の講習会講師を務めるとともに、山梨県公立小学校教諭に就職後は、やまなしナチュラリストの会(昭和59年)、自然観察指導員山梨県連絡会(昭和62年)、乙女高原ファンクラブ(平成13年)を発足させました。自然観察指導員講習会では、秋田県を皮切りに全国各地で自然観察指導の哲学と技法を伝えてきており、これまでに100回以上の自然観察指導の研修会講師も務めてきました。また、「学校教育の中で自然観察指導をどう行うか」という研修会の企画や、講習会の教科書の執筆・編集・監修も実施されました。現在は日本自然保護協会の理事としても活躍されています。このように植原さんが長年かけて積み上げ根付かせてきた活動が評価され、受賞に至ったことは、地域に根付いた自然保護の発展に寄与すると考えられます。

「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰 受賞記念イベント」について
【開催概要】
イベント名:「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰 受賞記念イベント」
開催日時:2023年6月17日(土)15:00〜16:30
開催形式:オンライン(Zoom配信)
参加費:無料 ※事前予約制。6月16日(金)17:00申込締め切り
主催:公益財団法人日本自然保護協会(NACS–J)・公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)

【プログラム】
15:00〜15:10 開会挨拶、趣旨説明(功労者表彰について)
15:10〜15:30 特別講演1:一寸木 肇さん(大井町教育委員会おおい自然園園長)
15:30〜15:50 特別講演2:植原 彰さん(NACS-J理事/乙女高原ファンクラブ代表世話人)
15:50〜16:25 パネルディスカッション「自然観察から未来をつくる」
16:25〜16:30 閉会
※プログラムの内容は予告なく変更となる可能性がございます。

【お申し込み方法】
イベント専用のお申し込みフォーム(https://forms.gle/m8rJrm8Z4z7ftVTa6)より必要事項を記入しお申し込みください。
お申し込み時にご登録いただいたメールアドレス宛に後日Zoom視聴用のURLをお送りします。

受賞イベント登壇者
植原 彰さん(日本自然保護協会理事/乙女高原ファンクラブ代表世話人)

山梨県生まれ。学生時代に自然観察指導員講習会を受け「自分が進む道はこれだ!」と観察会活動を始める。就職後も「やまなしナチュラリストの会」や「ノラやまなし」を設立。自然かんさつからはじまる自然保護活動を続けている。自分のホームグランドは乙女高原。2001年春には「乙女高原ファンクラブ」を設立し、マルハナバチの観察会や乙女高原案内人の養成、草原保全のための草刈りボランティアなどに取り組んでいる。

一寸木 肇さん(大井町教育委員会おおい自然園園長)

神奈川県生まれ。小さい頃から、何か拾ってくるのが大好きだった。今は子どもたちが拾ったり見つけたりしたものの情報を集めることを無上の喜びとしている。地域の自然について観察や調査を行い、記録していくとともに、よりよい自然観察の方法を生み出そうとしている。子どもの自然体験のあり方についても強い関心を持っている。

公益社団法人日本環境教育フォーラムについて

体験と対話を重視した環境教育で持続可能な社会づくりを担う人材を育成するNGO。1987年に『自然体験を通した環境教育』の実践者の交流の場である「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」が山梨県・清里にて開催され、その事務局が母体となって1992年に日本環境教育フォーラムが設立されました。東京とインドネシアを拠点に行政や企業、環境教育に携わる個人・団体など多様なパートナーと協働し、持続可能な社会をつくる人材の育成、環境教育の指導者養成、科学・数学の探究学習プログラム「GEMS」の普及、日本・世界のパートナーとのネットワーク構築、最新の環境教育の情報発信などを行っています。 https://www.jeef.or.jp/

チラシ: https://prtimes.jp/a/?f=d115288-6-a46ef14035bedee9eca4749335e6a05b.pdf

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