なお、同社は5月17日~19日、インテックス大阪にて開催される「高機能素材Week」での出展(小間番号:10-34)を予定しています。
Polymerizeのソリューションについて
Polymerizeは、統計分析、実験設計、計算科学、人工知能など情報科学を活用した材料開発を行うマテリアルズインフォマティクスにおいて、クラウドベースのプラットフォームを研究開発者向けに提供しています。このプラットフォームには同社独自のAIが搭載されており、より効率的な研究開発が行えるよう、高度なデータの管理・分析・予測をプラットフォーム上で確認することができます。これにより、実験前に材料の配合と材料特性を予測し、実験のアプローチ・構造・タイムラインを最適化することができ、研究時間を最大1/3に短縮した事例や、研究開発コストを最大50%削減することに成功した事例もあります。
PolymerizeはマテリアルズインフォマティクスのAI管理プラットフォームである「Polymerize Labs」、実験データの統合管理プラットフォームである「Polymerize Connect」の2つのプラットフォーム製品を提供しています。
「化学業界、素材開発の中心である日本において、研究開発を効率化、低コスト化」
通常、新材料の研究開発には多くのコストや時間がかかっており、その効率化に向けた取り組みが課題とされてきました。Polymerizeでは、機械学習による研究の最適化を通じて、特定の研究者に依存することなく、正確なオペレーションの予測や、研究によるテクノロジーのさらなる進歩を加速させることができると考えています。
Polymerizeの共同創業者兼CTOであるAbhijit Vijay Salvekarは、次のように述べています。「私はこれまで、日本の化学メーカーであるAGCを含むいくつかの企業で多くの研究開発に携わってきました。科学者や開発チームが抱える課題として、開発チームに変更があった際に、それまでの研究成果が正しく引き継がれないことや、繰り返し行われる実験からインサイトを正しく取得できない状況を見てきました。Polymerizeのプラットフォーム設計にあたっては、誰もが正確な研究プロセスを効率的に進められるよう、実用的な機能を中心に考えています」
また、同共同創業者兼CEOのKunal Sandeepは、「日本の化学メーカーはこれまで、マーケットリーダーとしてイノベーションを牽引してきました。この度の日本法人設立を通じて、これら日本の科学メーカーとのさらなる関係を構築することができ、最先端の材料開発をサポートできることを嬉しく思います」と、述べています。
2020年にシンガポールで創業以来、Polymerizeは継続して高い評価を受けています。直近では、新興技術に特化したベンチャーキャピタルファームのElevation Capital、ならびにInfoEdge Venturesを主幹事とするシリーズA資金調達ラウンドにおいて、430万米ドルを調達しました。現在、同社のプラットフォームは、日本、北米、シンガポール、インドをはじめとする世界中の企業で使用されており、自動車、接着剤、塗料・コーティング、特殊化学品、包装などの市場で各社と協業しています。
会社概要
会社名:POLYMERIZE 合同会社
住所:〒150-0041 東京都渋谷区神南 1-11-3
社長:Kunal Sandeep
執行役員:Kunal Sandeep、Abhijit Vijay Salvekar
営業開始日:2023年5月1日
株主構成:Polymerize Pte Ltd 100%
事業内容:データ管理ソフトウェアの販売および関連するアフターサービス
本社概要
会社名:Polymerize Pte Ltd
住所:11 Irving Place, #09-01, Singapore 369551
共同創業者兼CEO: Kunal Sandeep
共同創業者兼CTO: Abhijit Vijay Salvekar
営業開始日:2020年5月14日
Polymerizeの詳細は、同社ウェブサイト、および各種SNSも合わせてご覧ください。
ウェブサイト
SNS:
LinkedIn(https://www.linkedin.com/company/polymerize-io/)
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Twitter(https://twitter.com/Polymerize_Labs)