この取り組みの第一弾として、2023年4月より、全国に学校法人を展開している滋慶学園COMグループ 学校法人コミュニケーションアート 東京デザインテクノロジーセンター専門学校のスーパーIT科への講師派遣を行います。
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取り組み発足の背景
クラウド、IoT、AI、SNSサービスの発達に伴い、エンジニアの需要が高まる一方で、IT業界は慢性的な人財不足の状態が続いています。経済産業省のIT人材需給に関する調査(平成31年4月)によると、2030年には約45万人のIT人材不足が生じるとしています。※需要の伸びが年平均2.7%程度、労働生産性が年0.7%上昇すると、2030年に約45万人のIT人材の需給ギャップが生まれる
このIT人財の需給ギャップ問題を受け、IT講師も年々需要を増しています。
アイエスエフネットでは、創業約20年、「人財育成会社」をグループブランドとして掲げ、IT人財の育成に力を入れてまいりました。そこで培ったノウハウと専門知識をもった講師でIT人財の需給ギャップ問題の解決に貢献したいと考えていました。
そこでこの度、教育、トレーニング、認定資格などを通じて、IT業界と中央機関や教育機関との橋渡し役として活動しているCompTIA日本支局と協力関係を結び、講師不足を課題としている教育機関に対し講師派遣を行い、IT業務に必要とされるスキルおよび最先端のIT技術を育成する取り組みを開始することにいたりました。
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取り組みのメリット
この度の取り組みで、CompTIA日本支局では、アイエスエフネットからの講師派遣により、複数のIT科目において安心して学生に授業を提供できるメリットに加え、企業で培われた知識や、現場でのノウハウを直接学生に届けることが可能となります。
学生にとっては、エキスパートから提供されるプログラムに触れることで、CompTIA認定資格を取得することができ、就職に向けた活動につながるメリットがあります。
また、アイエスエフネットでは全国に多くある拠点を活かし、都心だけでなく地方にもIT講師の派遣が可能となります。これにより、地方のIT人財不足を解消するだけでなく、地方で活躍するエンジニアの新たなキャリアパス創造やマルチスキルをもつエンジニアの育成に繋がると期待しています。
第一弾の取り組みとしては、2023年4月より、東京デザインテクノロジーセンター専門学校( https://www.tech.ac.jp/ )が実施している、スーパーIT科が対象となります。このコースに含まれるCompTIA Network+の講師を派遣します。
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CompTIA 担当者のコメント
「CompTIAでは、以前から学生が社会に出る際に有しているITスキルと、社会で求められているスキルとのギャップを解消する手立てを考えていました。社会に出たときに、適切なスキルを持っていないことは、採用する企業にとっても、採用される学生にとっても、不幸なことです。この解消には、CompTIA認定資格が役に立ってきました。しかしながら、今回の取り組みでは、さらにこのスキルのギャップを埋めるべく、エキスパートの支援により、学生に適切なスキルを身に着け社会に出てもらうことを目的としています。そしてこれは、もちろん企業にとっても有益なことです。」と、CompTIA日本支局 ビジネスデベロップメントマネージャーの大野 真 氏は述べています。
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株式会社アイエスエフネットについて
社名:株式会社アイエスエフネット(ISF NET, Inc.)
代表者:代表取締役 渡邉 幸義(アイエスエフネットグループ 代表)
本社所在地:東京都港区赤坂7-1-16オーク赤坂ビル 3階
設立:2000年1月12日
資本金:100,000千円
従業員数:2,475名(2023年4月1日現在)、グループ全体2,597名
売上高:138億円(グループ合算)
企業のITシステムに関する課題解決に向けて、幅広いソリューションで状況やニーズに応じたサービスを展開するITインフラ企業です。約2,000名のクラウド、サーバー、ネットワークセキュリティなどのITエンジニアが在籍し、日本全国16カ所の拠点に加え、中国、韓国、インドにも拠点を展開(2023年1月4日時点)「人財育成会社」を企業ブランドとし、ITインフラエンジニアの育成に力を入れています。
アイエスエフネットHP:https://www.isfnet.co.jp/isfnet/index.html
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CompTIA(コンプティア)について
1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場となるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA( the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立。
2018年現在、CompTIA(コンプティア)は、ICT業界を中心に2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。IT業界団体として、ITハードウェア/ソフトウェア、サービスを提供する企業や、業界のキーとなるITプロフェッショナルなどの成功と成長に貢献できるよう、ITに携わる企業や個人の利益を高めるための「教育」、CompTIA(コンプティア)認定資格での「認定」、IT業界の声を反映しIT政策に反映するための「政策支援活動」、IT業界への「社会貢献」の4つを柱として活動を続けています。
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CompTIA認定資格について
1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで200万人以上に取得されています(2018年4月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。
2019年7月現在、Network+など13分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。
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