今年、関東大震災から100年を迎えます。コロナ禍の伝承活動の内容や支援への感謝の報告に加え、伝承活動の担い手、防災専門家、寄付者が参加し、民間伝承の意義を学び合います。
命を守るための民間伝承を考える
岩手・宮城・福島で東日本大震災の伝承に取りくむ6団体から、若者、子ども達の次世代による伝承活動や、原子力災害の期間困難区域からの情報発信などの取り組みを報告します。
専門家からの基調講演のほか、支援への感謝を伝えると共に、伝承団代、防災専門家、寄付者と、民間伝承の現状と今後をオンラインで学び合う機会です。
オンライン助成報告会申し込み(無料)>>https://peatix.com/event/3525731
報告会概要
・開催日:2023年4月11日15:00~17:30
・主催:公益社団法人3.11メモリアルネットワーク
・参加者:2022年度助成団体、2023年度助成団体、その他伝承団体、メディア、ご関心をお持ちの支援者の方
・プログラム(予定)
〇開会/趣旨説明
〇3.11メモリアルネットワーク基金の現状について
〇基調講演「民間の震災伝承の意義」
兵庫県立大学減災復興政策研究科 准教授 澤田雅浩氏
〇3.11メモリアルネットワーク基金助成団体報告
(1)公益社団法人こどもみらい研究所
(2)一般社団法人大熊未来塾
(3)一般社団法人トナリノ
(4)一般社団法人東北お遍路プロジェクト
(5)きずなFプロジェクト
(6)特定非営利活動法人津波太郎
〇2023年度伝承団体 自己紹介
〇寄付者コメント
〇助成審査委員コメント
東北大学災害科学国際研究所 准教授 佐藤翔輔氏
〇閉会
今後の伝承活動の継続のために
東日本震災から12年が過ぎ、新型コロナウイルスの影響により急減した震災伝承プログラム参加者は、徐々に回復傾向であった一方で、予約の減少などにより「持続性の不安」が急激に増加しています。
東日本大震災から12年1か月を迎える日に、私たちがどのように災害から命を守る伝承活動を続けてゆけばよいか、考えるきっかけになれば幸いです。
※「3.11メモリアルネットワーク基金」は、寄付を財源とした3.11の教訓伝承に特化した助成を東北発で初めて開始し、第1期12団体、第2期11団体、第3期13団体の活動を支え、2023年度は10団体の活動が開始しています。