- 調査結果概要
・【男女総合・購買ランキングTOP3】キッコーマン「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ 450ml」「こいくちしょうゆ マンパック １L」「いつでも新鮮 味わいリッチ減塩しょうゆ 450ml」
・商品容量に注目！若年層は小さい容量の醤油を購買している？
・減塩醤油は全世代に人気！容器の形状が購買に影響している？
・だし醤油は男性に人気の傾向！
- 【男女総合・購買ランキング】醤油の総合ランキング（TOP30）
1～3位はすべてキッコーマンの商品がランクインしており、1位「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ 450ml」、2位「こいくちしょうゆ マンパック １L」、3位「いつでも新鮮 味わいリッチ減塩しょうゆ 450ml」という結果になりました。上位3商品の年齢によるランキング推移はそれほど違いが見られませんが、同じメーカーでも「生」「減塩」などの味わいや機能の異なる商品があります。性別や年齢によって購買する商品がどのように変化するのか、商品ごとに1歳刻みのランキングを読み解きます。
- 商品容量に注目！若年層は小さい容量の醤油を購買している？
ランキングの中で最も容量が少ないキッコーマン「特選丸大豆しょうゆ 100ml」と、同商品の750mlタイプを比較しました。
100mlの商品は、18歳～24歳で7～10位にランクインした後、年齢とともにランキングが下降し、50代で若干上昇したのち緩やかに下降していました。一方、750mlの商品は、30代前半でランキングが上昇し、32歳で100mlの商品とランキングが入れ替わっているのが特徴的です。100mlタイプは一人暮らしを始めたばかりで料理をあまりしない若年層などが購買し、結婚や子育てなど、家族が増えるタイミングで750mlのように大きい容量の商品を購買するようになる方が増えるのかもしれません。
- 減塩醤油は全世代に人気！容器の形状が購買に影響している？
通常の醤油よりも塩分を減らした「減塩醤油」で容器の形状が購買に影響しているのかを比較しました。
醤油の酸化を防ぐ鮮度ボトルの11位「ヤマサ鮮度生活 減塩しょうゆ」は、20代後半からランキングが上昇し、29歳の7位でピークを迎えています。一方、通常ボトルの22位「ヤマサ減塩しょうゆ」は、年齢とともにランキングが上昇し、68歳の10位でピークを迎える特徴的な推移を見せました。他の減塩醤油についても見てみると、サイズ違いで3位、6位にランクインしているキッコーマン「いつでも新鮮 味わいリッチ減塩しょうゆ」などの鮮度を保つようなボトル構造のものは若年層にも購買されています。一方、17位キッコーマン「減塩しょうゆ」など、従来のボトル形式のものは年齢が上がるとともに購買する方が増えています。減塩商品が若年層にも支持されているのは意外とも思える結果ですが、減塩商品は高血圧などの予防だけではなくむくみ対策にも役立つため、血圧が気になるシニア層だけではなく、美容・健康意識の高い若年層にも購買されているのかもしれません。
- だし醤油は男性に人気の傾向
醤油の中でもだしをブレンドした「だし醤油」について、13位のヒガシマル醤油「牡蠣だし醤油 400ml」と18位キッコーマン「いつでも新鮮 旨み広がるだししょうゆ 330ml」を比較しました。
どちらの商品も、20代にかけてランキングが上昇し、30代中盤でピークを迎えた後に年齢とともにランキングが下降しています。だし醤油はだし成分が入っていることから手早く料理を完成させられるため、忙しいパパママ世代などが購買している可能性があります。
性別ごとのランキング推移を見てみると、「牡蠣だし醤油 400ml」は男性10位、女性13位です。「いつでも新鮮 旨み広がるだししょうゆ 330ml」は、男性17位、女性19位でした。若干ではありますが、どちらも男性人気が高いです。時間がない時、手軽に料理に使えるため購買しているのかもしれません。
- 性別や年齢、ライフステージよる違いが明らかに！
醤油の「1歳刻み！約7,000万人の購買商品ランキング」を調査した結果、年齢やライフステージ、好みの変化に合わせて商品を選んでいる様子が見えてきました。
より詳細なランキング結果は、以下よりご覧いただけます。
また、今回使用したデータも無料でダウンロードいただけます。
URL： https://www.cccmk.co.jp/columns/cccdata53
＜調査データ概要＞
期間：2021年12月1日～2022年11月30日
抽出元：多種多様なTポイント提携先の購買データ
対象者：全国・15～69歳の男女（満年齢基準日：2022年4月1日）
※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本リリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
