当社は、「データを活用した状態把握により、適時・適切な支援への橋渡しを実現する」をビジョンのひとつとして掲げており、今回の情報配信はこの実現に向けた第一弾となるものです。今後、『母子モ』を通じたさまざまな啓発情報の提供を通じ、妊産婦や乳幼児が必要な支援を受けるための橋渡しの実現を目指します。
『母子モ』は、当社が目指す「2030年までに、妊娠から子育て期の手続きについて、必要な人に情報を届け、保護者、自治体、医療機関の手間を無くす」ことの実現に向けて、子育て関連情報に加え、妊産婦や乳幼児に関する啓発情報の配信を開始します。
第一弾は、アストラゼネカと連携し、『母子モ』登録者のうち、妊娠中もしくは月齢12カ月以下の子どもの保護者に対し、アストラゼネカが専門医師の監修を受けて作成した早産児やRSウイルス感染症に関するポータルサイト「SmallBaby(https://www.small-baby.jp/ )」に収載されている情報の一部を『母子モ』にて配信します。
RSウイルス感染症は、ほとんどの子どもが2歳までに感染すると言われているRSウイルスによる呼吸器の疾患です。重症化しやすいとされる早産児や、生まれつき肺や心臓などに疾患を抱える乳児、生後3カ月以内の乳児への感染は特に注意が必要です※1。そのため、該当する年齢の子どもがいるすべての保護者が、疾患情報や感染対策について理解することが重要とされています。
本配信を通じて、早産児やRSウイルス感染症に関する情報をタイムリーに提供し、保護者が安心して子育てができる環境づくりに貢献します。
【配信概要】
・確認方法: 『母子モ』画面下部の「地域の子育て情報」タブの「お知らせ」の中から該当する記事をタップ
・配信期間: 2022年11月11日~2023年3月末を予定
※自治体で導入している『母子モ』登録者においては、配信状況が異なる場合があります。
当社は、子育て関連事業のオンライン化を支援するサービス『母子モ 子育てDX』で、厚生労働省の乳幼児の定期予防接種予診票のデジタル化に向けた地域実証※2を行い社会実装するなど、さまざまな子育て関連事業のDX推進のための支援を行っています。今後もこうした取り組みを通じて、保護者の“不安や負担”を軽減し、“安心で簡便”な子育て社会を地域と共創していきます。
<母子手帳アプリ『母子モ』>
妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えている育児日記「できたよ記念日」などの便利な機能から、自治体が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる機能が充実しています。
・Webブラウザ:https://www.mchh.jp にアクセス
<『母子モ 子育てDX』>
自治体の子育て関連事業のオンライン化を支援するサービス。
既に提供している小児予防接種の手続きや各種事業の予約に加え、乳幼児健診などのデジタル化へも対応を予定し、新たな子育て環境の構築に貢献します。
・Webブラウザ:https://www.mchh.jp/boshimo-kosodatedx にアクセス
※1:厚生労働省 RSウイルス感染症Q&A(平成26年12月26日)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
※2:詳細はこちらから URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000099909.html