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【1】年代別傾向 20代は“ツナゴーゼ“世代、50代は“タダシクマナボーゼ“世代
【2】ブランド品リユース経験者はおよそ4人に1人。ブランド品リユース経験者の方が、幸福度が高くなる傾向に
【3】幸福度の全国平均は5.85点(10点満点中)。年代別幸福度1位60代(64.0%)
【4】幸福度が高い人のほうが循環意識(循環率)が高い※循環率の定義:ブランド品の売却額をブランド品購入額で除したもの
【5】1年以上使用されていない“ブランド未ユース品“ 1位「バッグ」(14.8%) 2位「腕時計」「ジュエリー/アクセサリー」(ともに11.4%)
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【1】年代別傾向 20代は“ツナゴーゼ“世代、50代は“タダシクマナボーゼ“世代
<20代は、次に繋げる意識が根付き始めている世代>
中古ブランド品の購入/売却の両方を経験している人が多く、自分の持っている物が「どのくらい環境に負荷がかかっているのか」を考えたことがある人が約4人に1人います。また、環境問題やエコを意識して実施している行動としては、「リユース」が最多となっており、次に繋げる意識が根付き始めた“ツナゴーゼ”世代と言えそうです。
<30代は、もっと環境・エコに興味関心を向ければ幸福度アップ!?>
幸福度や「日用品購入の際にプラごみが極力少ないものを選択」が全年齢の中でワーストとなりました。また過半数が「サステナブル」について意識しないと回答。特に環境問題やエコに関しての行動も起こしていないようです。そのため、幸福度を高めるには、環境・エコに対する興味・関心が必要な“キョーミモトーゼ”世代とまとめています。
<40代は、自分の頭で考えるサステナブルを実践している世代>
「サステナブル」について意識しない人の割合が全年齢の中で最も少なく、環境やエコを考えて「長く使えるものを買う」が全年齢でトップでした。しかし、企業主語の「環境や社会にやさしそうな」商品・サービスを選ぶ割合が顕著に少なく、自分の頭で考えるサステナブルを実践していることから、“ジブンデエラベルゼ”世代としました。
<50代は、ブランド品リユース活用で、幸せの伸び代はNO.1!?>
幸福度はワースト2位、ブランド品リユースの経験者は全年齢の中で最も少ない結果に。ただ、調査の中で環境負荷量に関する情報提供を行った所、全年代の中で最もブランド品リユースの利用意向が高く、50代の全年齢で1位となり、正しい知識を得ることで、ブランド品リユースの活用を進めていけそうな為“タダシクマナボーゼ”世代としております。
<60代は、まだまだ高い幸福度を目指せる天井知らずの世代>
環境問題やエコに関する関心は全年齢で最も高く、幸福度、ブランド品リユース経験者の割合も1位となっています。一方で、循環率はワースト1位であり、所有する貴金属・ブランド品の環境負荷について考えたことがある人はわずか8%となりました。そのため、既に一定程度幸せである世代でありながら、まだまだブランド品リユースの活用を進めることで、さらなる幸福度向上が目指せることから“モットシアワセニナローゼ”世代としております。
【2】ブランド品リユース経験者はおよそ4人に1人。ブランド品リユース経験者の方が、幸福度が高くなる傾向に
ブランド品リユース経験者はおよそ4人に1人ということが分かりました。年代別に見ると、1位は60代、2位は30代と40代が同率で、20代は4位でした。フリマアプリの利用イメージのある20代は、購入・売却の両方を経験している割合は全年代最多でしたが、全体としてはまだ伸びしろがありそうです。
【3】幸福度の全国平均は5.85点(10点満点中)。年代別幸福度1位60代(64.0%)
※幸福度とは:「10点満点とした場合の点数」と「自分の幸福度に対する認識」
幸福度の平均は5.85点、また自分の幸福度が高いと感じる人は過半数(51.2%)でした。年齢別点数で見ると1位「60代」と2位「40代」に次ぐ、3位「50代」が平均以下で、「60代」と「40代」が平均を押し上げている結果に。
幸福度に対する認識では「60代」と「30代」では20%超の差が見られました。
【4】幸福度が高い人のほうが循環意識(循環率)が高い
※循環率の定義:ブランド品の売却額をブランド品購入額で除したもの
ブランド品リユースと幸福度の相関性を調べるために、「貴金属・ブランド品の購入/貴金属・ブランド品の売却」の結果を、「幸福度が高い」と感じる群(n=256)と「幸福度が低い」と感じる群(n=244)に分けて見ると、幸福度が高い人のほうが低い人よりも28%以上循環率が高い結果となりました。
【5】1年以上使用されていない“ブランド未ユース品“
1位「バッグ」(14.8%)、2位「腕時計」「ジュエリー/アクセサリー」(ともに11.4%)
1年以上使用していない物は、今後も使わない可能性が高く、手入れの状態によっては価値が下がってしまう可能性があります。そこで、1年以上使用されていない物を“ブランド未ユース”品として定義付け、自宅に眠っている“ブランド未ユース”品について全員に対して聞いた所、1位「バッグ」2位「腕時計」3位「ジュエリー/アクセサリー」という結果になりました。また、それぞれの“ブランド未ユース”品を保有している年齢は、バッグは40代、腕時計は50代、ジュエリー/アクセサリーは60代が最も保有しているようです。
■バリューデザイナー(鑑定士)のコメント
東日本営業部 第二営業課 課長 齋藤眞優
“ブランド未ユース”品1位のバッグは、日本の湿度に合わせて作られておらず革製品やPVC(塩ビ)の場合、内側がベタベタになることがあります。その原因は湿気。バッグの中に、新聞紙を詰めておくと防ぐことが出来ます。
また、湿度が低く日陰になっている場所で保管していただくことがベスト。ベタベタになると捨ててしまう方もいるのですが、実はそうした状態でもお買取可能です。
捨ててしまう前に、是非一度、「なんぼや」にご相談ください。
西日本営業部 九州ブロック エリアマネージャー 太田有映
初めてご来店いただく60代のお客様は、ブランド品を親戚や家族に譲られていた方が多くいらっしゃいます。したがって、循環させていても循環率に反映されない部分があるかもしれません。ただ、流行や劣化で譲り受けたお品物が使いにくいと、譲られた方からご相談いただくケースも増えています。「1シーズン使わなかったな」という物は、リユースすることで体験に変えてみてはいかがでしょうか?ご売却で得た資金で、ご家族との時間を楽しんだり、趣味に使われる方もいらっしゃいます。お話を伺いながら最適な資産のあり方を、一緒に考えましょう。
■「なんぼや」公式HP:https://nanboya.com/
■調査概要
標 題 : ブランド品リユース実態と幸福度に関する調査
調査主体 : バリュエンスホールディングス株式会社
調査期間 : 2022年月11月7日(月)~11日(金)
調査方法 : インターネット調査
調査対象 : 全国の20-60代男女500名(20代男女各100名、30代男女各100名、40代男女各100名、50代男女各100名、60代男女各100名)
調査機関 : マイボイスコム
■バリュエンスホールディングス株式会社(https://www.valuence.inc/)
・証券コード:9270 (東証グロース市場)
・設立:2011 年 12 月 28 日
・代表取締役社長:嵜本 晋輔
・本社所在地:東京都港区港南 1-2-70 品川シーズンテラス 28 階
・事業内容:グループ全体の経営・マネジメント強化、戦略立案・策定、企業価値の最大化