○ 東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区/以下「JR東日本」)は、2022年11月8日(火)、東京駅構内のシェアオフィス「STATION DESK東京丸の内」をリニューアルオープンいたします。“ワークスタイルに応じて座席を選べる”方針はそのままに、完全個室を4席増やし、よりプライバシーに配慮した空間でWEB会議などに活用いただけます。 ○ JR東日本は、パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、以下「パナソニック コネクト」)、エプソン販売株式会社(本社:東京都新宿区、以下「エプソン販売」)と3社共同で、同施設内において顔認証機能による複合機・冷蔵スマートショーケース利用の実証実験を開始します。 ○ 2022年11月8日(火)から2023年1月31日(火)までの約3か月間、当施設をご利用のお客さまは無償で顔認証機能付きの複合機のご利用および冷蔵スマートショーケースからの飲料サービスをご利用いただけます。非接触による便利な各種サービスを、この機会にぜひご体感ください。 |
1.リニューアル概要
STATION DESK東京丸の内は、2019年11月の開業後初となる大規模改良を経てリニューアルオープンいたします。これより、お客さまにとってより一層快適な、シーンに合わせて選択できるシェアオフィス空間へと生まれ変わります。
開業以来、多くのお客さまからいただいてきた様々な声をもとに、今回新たに完全個室型のシート『BOOTH』(⑧~⑪)を4席増設いたします。エキナカのSTATION BOOTHと同様のハイセキュリティー空間で、WEB会議※1や集中ワークに活用いただけます。
その他『SHELTER』・『CAVE』・『CAPSULE』タイプの座席はこれまで通りご利用いただけます。どちらもパーテーションで区切られているゆったりとしたタイプの座席となっておりますので、ワークスタイルに合わせてお選びください。
※1 『BOOTH』シートでのみWEB会議可能です。その他の席をご利用の方はPHONE BOOTHで通話が可能です。
STATION DESK東京丸の内営業詳細
利用方法:https://www.stationwork.jp/
※2 予約開始は、2022年11月7日(月)の18時を予定しております。年末年始・その他やむを得ない事情により、営業を休止する場合があります。
※3 シートの詳細は下のフロアマップをご参照ください。
※4 Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※5 『SHELTER』・『CAVE』・『CAPSULE』をご利用の方のWEB会議はご遠慮いただいております。PHONE BOOTHをご利用ください。
※6 「一般(会員登録なし)」の方はご利用いただけません。「個人会員」は専用WEBサイトからの事前登録、「法人会員」はJR東日本との法人契約が必要です。
2.実証実験概要
STATION DESK東京丸の内のSUPPORT AREA内に、顔認証機能付きの複合機・冷蔵スマートショーケースを設置します。STATION WORK会員ログイン後にリンク先より実証実験の利用規約にご同意の上、顔画像を登録いただいた方※7は、複合機の端末に顔をかざすだけで印刷・コピーができるため、ユーザーIDやパスワードを入力する手間が不要になります。また冷蔵スマートショーケース内の飲料も、顔認証により手ぶらで受け取り可能です。利便性の高い顔認証によって、シェアオフィスを快適にお過ごしいただけます。マスク着用でも顔認証が可能です。
実施期間:2022年11月8日(火)~2023年1月31日(火)予定
※7 顔認証のための顔画像および顔特徴量データ(個人識別符号として個人情報に該当)は、パナソニック コネクトが、本実証実験のために定めるプライバシーノーティスに則り、ご利用頂くお客さまの同意を得たうえ、適正に取得・保存します。取得・保存される顔画像および顔特徴量データは、本実証実験の「顔認証 複合機」と「顔認証 冷蔵スマートショーケース」の利用目的のみで利用し、他の目的で利用することはありません。
(1)顔認証 複合機について
エプソンのスマートチャージ対応の複合機および認証印刷オプション「Epson Print Admin」と、パナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」(https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_facial-recognition-cloud-service)と接続・連携することで、複合機の横に設置したタブレット端末に顔をかざし本人認証を行い印刷ができる仕組みを開発しました。顔認証登録を済ませたお客さまは、複雑な設定をすることなく顔認証を利用した認証印刷が可能となります。これにより、ニューノーマル時代に見合った非接触でセキュリティー性の高い、フレキシブルな印刷環境を実現しました。今回の実証実験では、会員1日あたり20枚までの印刷とコピーをカラー/モノクロともに無償でご提供します。
(2)顔認証 冷蔵スマートショーケースについて
飲料などの冷蔵商品を、顔認証により解錠できるショーケースで無人提供する商品です。これにより、従来は人手を要していた飲料の提供、販売する場面において、顔認証で非接触認証し、サービス提供することが可能になります。
■ご提供の飲料について
株式会社JR東日本クロスステーションが運営する「acure made」の商品である青森りんごシリーズなどをご提供いたします。1回のご利用につき、おひとり様1本まで。商品は予告なく変更になる場合がありますのでご了承ください。
<参考>
STATION WORKについて
2019年8月に開業したJR東日本のシェアオフィス STATION WORK は、「働く人の“1秒”を大切に」を事業コンセプトに多様な働き方をサポートしており、今回の「STATION DESK東京丸の内」のリニューアルオープン時点で、全国約600カ所のネットワークとなります。駅の便利なワーキングブースSTATION BOOTHはもちろん、WeWorkなどのラウンジやホテルシェアオフィスといった各種アライアンスを強化していきます。2023年度1,000カ所体制に向けて、今後もスピーディーに拠点拡大を進めます。
パナソニック コネクト株式会社について
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、グローバルで約28,500名の従業員を擁し、売上高が9,249億円※8の、B2Bソリューション事業成長の中核を担う事業会社です。当社は、企業としての存在意義であるパーパスを、「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」と掲げています。このパーパスには、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや、高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン・公共サービス・生活インフラ・エンターテインメントのそれぞれのお客さまとつながり、お客さまの「現場」をイノベートすることで、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の世界を目指していきます。
※8 2021年度、旧パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社として
■パナソニック コネクトの顔認証技術とパートナープログラムについて
パナソニック コネクトの「顔認証」技術(https://connect.panasonic.com/jp-ja/solutions/facial-recognition)は、ディープラーニングを応用した世界最高水準※9の顔認証技術です。顔の向きや経年変化、メガネ・マスクなどにも影響されにくく、快適にご利用いただけます。これまでにも空港での厳格かつ円滑な本人確認や、アミューズメントパークでのチケットレス入退場、店舗でのキャッシュレス決済、オフィスでのICカードレス入退室などで、顔認証技術を応用したシステムを展開し、1日10万回超(パナソニック コネクト調べ)の固有の顔認証を達成。またパートナー企業との共創で新たなイノベーション創出をめざす「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」(https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_facial-recognition-cloud-service_partner-program)には、100社超の企業に加入いただいています。今後も、お客さまの現場の課題解決やビジネス変革に貢献していきます。
※9 2017年4月28日に公開されたNIST公式の評価レポート(IJB-A Face Verification Challenge Performance Report、IJB -A Face Identification Challenge Performance Report)において世界最高水準の評価を得ており、引き続きNIST「FRVT 1:1」(2022年5月7日発行)の「Ongoing Face Recognition Vendor Test」においても、世界最高水準の評価結果を獲得しました。
エプソン販売株式会社について
エプソンは「『省・小・精』から生み出す価値で、人と地球を豊かに彩る」をパーパスとして、無駄を省き、より小さく、より精緻にすることでより大きな社会的な価値を生み出すという考え方に基づき、地球環境問題をはじめとするさまざまな社会課題の克服に立ち向かい、お客さまやパートナーの皆さまと共に、実現を目指しています。
■エプソンのスマートチャージについて
今回の実証実験で使用する「エプソンのスマートチャージ」(https://www.epson.jp/products/bizprinter/smartcharge/)対応モデルは、レーザー方式と比べて省電力性能でCO2排出量を47%以上※10削減、更に消耗品や定期交換部品、それらの梱包材の量を減らしています。また、認証印刷オプション「Epson Print Admin」(https://www.epson.jp/products/bizprinter/software/printadmin/)により印刷量を見える化、ペーパーレスへの移行や環境負荷低減をサポートする「ペーパーレスサクセスプラン」(https://www.epson.jp/products/bizprinter/smartcharge/paperless/?_gl=1*11jbn0v*_ga*NzA3NzUzNTIuMTY2NDUwMjY2MA..*_ga_DF4LERMDH0*MTY2NTcxMzEwNC4xMS4xLjE2NjU3MTUxNjcuNTkuMC4w*_ga_F8WEVXVJNN*MTY2NTcxMzEwNC4xMS4xLjE2NjU3MTUxNjcuNTkuMC4w)などのサービスと合わせてオフィスでの脱炭素や省資源化に貢献しています。
※10 LX-10050MFのTEC値とENERGY STAR®画像機器基準Version3.0にて定められた60ppmのTEC基準値で比較した場合の削減比率。