● 大賞をはじめ、各賞と佳作を含む30作品の入賞を決定。新たに「宮古島市長賞」「宮古島市教育長賞」「宮の華賞」を創設。
● 初めて大人(18歳以上)からの応募も対象とした。
- 入賞作品発表!
公益財団法人日本自然保護協会(会員約 2 万 4 千人、理事長:亀山 章)は、沖縄県宮古島市在住の小中高生、大人(18歳以上)を対象に「サシバ俳句コンテスト」をこの夏も開催し、市内 1,025人からの応募をいただきました。(※昨年は 807 人)
- 「サシバ俳句コンテスト」とは?
絶滅の危機に瀕している渡り鳥「サシバ」は、日本の里山で繁殖し、冬は東南アジアに渡りをする絶滅危惧種のタカです。
日本自然保護協会は、サシバの繁殖地(栃木県市貝町)、中継地(沖縄県宮古島市)、越冬地(フィリピン・ルソン島)で国際的なサシバの保全活動を行なっています。
その一環として、サシバが訪れる地域で暮らす人々とサシバの未来について考える「国際サシバサミット」を開催してきました。2019年の栃木県市貝町での開催を皮切りに、2021年には沖縄県宮古島市で開催し、今後は台湾やフィリピン・ルソン島でも実施を予定しています。
「サシバ俳句コンテスト」は、「国際サシバサミット」にあわせて2018年から宮古島市在住の小中高校生を対象に実施しており、今年で5回目の開催となりました。今年は新たに、大人(18歳以上)からの応募を受け付けたほか、「宮古島市長賞」「宮古島市教育長賞」「宮の華賞」を創設しました。
その結果、今年は小学校15校、中学校12校、高校4校、大人58人から、過去最高となる1,025件の応募があり、大賞はじめ入賞句を決定しました。
- 作品応募期間:2022年7月11日~9月9日
- 対象:宮古島市にお住いの小学生、中学生、高校生、大人(18歳以上)
- 選考委員:宮古島ジュニア俳句育成会、宮古島市、宮古島市教育委員会、宮古野鳥の会、三菱地所株式会社、下地島エアポートマネジメント株式会社、株式会社宮の華、ラッシュジャパン合同会社、公益財団法人日本自然保護協会
- 主催:公益財団法人日本自然保護協会
- 共催:宮古島ジュニア俳句育成会、宮古野鳥の会、三菱地所株式会社
- 協力:下地島エアポートマネジメント株式会社、株式会社宮の華、ラッシュジャパン合同会社
- 後援:宮古島市、宮古島市教育委員会、宮古テレビ、宮古新報、宮古毎日新聞
- 「2022年 サシバ俳句コンテスト入賞作品」について
1,025 件の応募作品の中から選定した入賞作品は下記になります。
※新型コロナウイルスの感染症拡大のリスクを考慮した結果、受賞者全員をお呼びしての授賞式の開催は中止させていただくことになりました。受賞者の皆様につきましては、賞状ほか副賞の発送をもって表彰に代えさせていただきます。入賞作品は10月16日(日)結の橋学園で開催する「宮古島市伊良部島サシバ飛来数調査50th記念講演会」内で紹介予定です。何卒ご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 「宮古島市伊良部島サシバ飛来数調査50th記念講演会」についてはこちらをご覧ください
<参考>
サシバについての解説や、日本自然保護協会のサシバの保全活動に関する詳細は下記当会ウェブサイトをご覧ください。
goo.gl/ddhPdp
公益財団法人 日本自然保護協会
自然保護と生物多様性保全を目的に、1951 年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。会員 2 万 4 千人。ダム計画が進められていた尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島や小笠原、白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録への礎を築き、今でも日本全国で壊れそうな自然を守るための様々な活動を続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」という活動メッセージを掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんからお年寄りまでが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動している NGO です。山から海まで、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。
http://www.nacsj.or.jp