このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・開催概要:北大練習船として新たに建造された「うしお丸3世」の最新設備や建造過程に関するポスター展示 や動画放映を実施。
・⽇時:2022年8月5日(金)~6日(土)10時~17時
・開催場所:北海道新聞社1階DO-BOX(札幌市中央区大通西3丁目6)※JR「札幌駅」南口より徒歩10分/地下鉄「大通駅」より徒歩3分
・参加⼈数:64名
・協⼒団体:(後援)北海道新聞社
- 動画とポスターで分かりやすく「うしお丸3世」の建造過程や歴史を学ぶ
イベントは、北大練習船として新たに建造された「うしお丸3世」の命名・進水式の様子(約3分)と、建造工程について(約13分)収録された2本の動画放映と、うしお丸の歴史等を学べるポスター展⽰の2本⽴てで実施されました。普段なかなか見ることのできない船の建造過程や、命名・進水式の様子について、中⾼⽣にも分かりやすいよう、動画を用いて視覚的に訴えました。
また、動画で触れられなかった船の建造に関わる、造船所や設計図等の詳細については、写真を多く使ったポスター17点を会場内に展⽰しました。あわせて、うしお丸の歴史や実習・調査の様子に関するポスター3点も展示し、来場者たちは興味深そうにじっくりと⾒ていました。
- 新・練習船「うしお丸3世」に込められた想い
場内の大型スクリーンに映し出された、三代目うしお丸の命名・進水式に関する動画では、北大水産科学研究院の3名の教授から、それぞれ新たな練習船に対する想いが語られました。二代目うしお丸に比べて総トン数は大幅にサイズアップし、最新の調査設備も整うことから、これからの調査・研究がより一層質の高い内容になる他、「海を豊かに」「飢餓をなくす」といったSDGsの目標にも貢献できることに、期待の声が上がりました。
来場者からは、「普段の生活では触れることのない船の建造工程について、よく分かった」、「三代目にあたる最新鋭のうしお丸3世は、初代・二代目の歴史を背景に繋がっているところが興味深かった」との感想がありました。今回のイベントを通じて、来場者には船が出来るまでの過程と、その⾯⽩さを感じて頂けたようです。
<団体概要>
団体名称:北海道大学
URL:https://www.umicon.jp/
活動内容:⽔産学に係る教育・研究
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/