-
「プロティアン・キャリアドック」導入の背景
シナネンホールディングスは、2027年の創業100周年における飛躍と躍進に向けて、風土改革と働き方改革に取り組んでおります。風土改革の本質を”従業員個人の成長”と定義し、世の中における働き方やキャリア形成の多様化が進む中で、従業員がキャリアビジョンやライフステージ等に合わせて、より柔軟な働き方を選び、自身の成長を加速できるよう様々な施策を実行しております。
2023年度は副業制度をはじめ、5つの新たな人事制度を設けたほか、従業員の育成・教育体系の拡充を進めております。成長意欲に応じて研修を受講可能な公募型の教育を重視するとともに、従業員として必須の知識やスキル(基礎力)の一つとして自律的なキャリア開発を促しております。
その一環として、プロティアン・キャリアの考え方「個人と組織のより良き関係性を作っていくこと」が、シナネンホールディングスが目指す風土改革の趣旨「自身の人生を豊かにするために成長し、会社は成長する個人から選ばれる組織となること」に合致することから、このたび「プロティアン・キャリアドック」の導入を決定いたしました。
(ご参考)HP「風土改革・働き方改革の推進」
-
「プロティアン・キャリアドック」により人的資本の最大化を目指す
プロティアン・キャリアは、1976年にボストン大学経営大学院のダグラス・ホール教授が提唱したキャリア理論で、社会や環境の変化に適応しながら、柔軟に仕事や働き方を変えていく変幻自在なキャリアを意味します。シナネンホールディングスが導入する「プロティアン・キャリアドック」は、厚生労働省発表の「セルフ・キャリアドック」に現代版プロティアン・キャリア理論を組み合わせた組織開発サービスです。”研修満足度”ではなく”行動変容”にこだわったカリキュラムが特徴で、これまで大手企業を中心に100社以上導入されています。
本導入により、全従業員を対象にしたプロティアン・キャリアに関するセミナーやeラーニング、管理職を対象としたワークショップ等を実施いたします。従業員の自律的なキャリア形成を支援するとともに、人財としての市場価値を高めることで、人的資本の最大化を実現してまいります。
シナネンホールディングスは、今後も従業員の成長につながる施策を積極的に推進し、多様な価値観を尊重するとともに、一人ひとりが生き生きと働ける組織風土を醸成することで、持続的な成長を叶える企業基盤を確立してまいります。
-
シナネンホールディングス株式会社について
シナネンホールディングス株式会社は、1927年に創業したエネルギー・住まい・暮らしの総合サービス事業を展開する企業グループの持株会社です。グループのミッションとして、「エネルギーと住まいと暮らしのサービスで地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」を掲げ、消費者向けのエネルギー卸・小売周辺事業、法人向けのエネルギーソリューション事業、非エネルギー事業(自転車事業、シェアサイクル事業、環境・リサイクル事業、システム開発事業、抗菌事業、建物維持管理事業等)を提供しています。脱炭素社会の実現に向け、環境配慮型の新規事業開発や、企業としての取り組みも強化しています。