【ＤＴＳ】将来のリスク予測等に活用される統計解析システムのランニングコストを大幅削減

　株式会社ＤＴＳ（東京都中央区、代表取締役社長北村友朗）は、統計解析やデータ分析、その結果の可視化業務のランニングコストを大幅に削減し、既存の基盤や統計解析言語を安全で手軽に移行可能とする「統計解析プラットフォームソリューション」を8月8日から提供を開始します。
　統計解析・データ分析用のシステム（以下、統計解析プラットフォーム）は長年にわたり金融業界を始め、専門的で高度な分析が求められる幅広い業界で活用されています。しかし、高額なライセンスコストや自社環境（オンプレミス）での利用条件の厳しさが課題となっています。
　統計解析プラットフォームソリューションは、米国Altair（アルテア）社のデータアナリティクス製品を活用することで、ライセンスコストを大幅に削減することができます。また、現有ソースコードの言語変換や、データ入出力形式の変更、基盤構成などの既存統計解析環境をほとんど改修することなくクラウドを含むさまざまな基盤に移行することができます。また、SAS言語、Python言語、R言語を現有のまま利用可能です。

■ランニングコストを大幅に削減する統計解析プラットフォームソリューションの6つの特徴

　統計解析プラットフォームソリューションは、米国Altair社のAltair SLC™、Altair Analytics Workbench™を活用したプラットフォームを提供するソリューションです。

　ＤＴＳは米国Altair社の日本法人であるアルテアエンジニアリング株式会社と提携し、本プラットフォームを提供します。特徴は下記の6つです。

１．大幅なランニングコスト削減：

米国Altair社の統計解析プラットフォームへの移行により、分析ソースや基盤の活用はそのままに、統計解析プラットフォームのライセンスコストを大幅に削減できます。

また、基盤スペック単位での年間ライセンスでの提供のため、ユーザー数や外部接続種類が増加してもライセンスコストは変わりません。ライセンス数や外部接続種類を気にせず利用できます。

２．言語互換機能によりほとんど改修なく移行が可能、低いイニシャルコストを実現：
SAS言語やPython言語、R言語により構築されたシステムは、言語互換機能によっていずれも別言語へ移行することなくほぼそのまま実行可能です。また、言語互換性チェックツールにより事前に本プラットフォームへの移行難易度を判定できます。
実行基盤としても、クラウドへの移行のほか、ホスト（メインフレーム）も含めた現在ご利用中のオンプレミス構成内での移行も容易で、インフラへの影響を最小限に抑えます。

３．SAS言語、Python言語、R言語に対応：
SAS言語・Python言語・R言語でのプログラムの実行が可能なため、SAS言語・Python言語・R言語の技術者の混成チームの編成が可能です。

４．多様なプラットフォームに対応：
IBM z/OS、AS/400、Linux、Windowsなど、多岐にわたるプラットフォームに対応しています。

５．ローコードツール提供により使いやすさを維持：
非技術者でも利用可能な直感的なローコードツールを提供します。現在ご利用のツールの操作性を損ないません。

６．フルサポートの統計解析プラットフォーム乗換サービス：
統計解析プラットフォーム乗換(マイグレーション)に関するコンサルティングや、チューニング作業を含む統計解析プラットフォーム乗換代行サービスを提供します。

■専用ホームページ： https://www.dts.co.jp/solution_pkg/package/slcmigration

■提供価格

年間ライセンスでのご提供となります。

提供価格はお客さま環境により異なりますので、詳細は下記までお問い合わせください。

■統計解析プラットフォーム乗換無償診断について

統計解析プラットフォームソリューションを利用することでランニングコストの試算を通じた削減効果や、既存の統計解析プログラムの互換性診断を通じたチューニングの要不要やその程度について無償で診断します。本プラットフォームでのコスト削減効果、統計解析プラットフォーム乗換リスクを事前に評価できます。

＜アルテアについて（Nasdaq：ALTR）＞

アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）、データ分析、人工知能（AI）に関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算科学とAIの分野をリードするグローバル企業です。アルテアは、あらゆる業界の企業がより効果的に競争し、接続が強化された世界でより賢明な意思決定を行うことを可能にし、さらに環境に優しく持続可能な未来を創造します。

＜株式会社ＤＴＳの概要＞