NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]4階シアターで8K映像コンテンツ用設備を導入 7月28日(金)より「国宝へようこそ」の上映を開始

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NTT東日本が運営する文化施設NTTインターコミュニケーション・センター※(以下、ICC)では、4階シアターで従来の4K映像に加え、8K映像の上映が可能となりました。
これを記念して、2023年7月28日(金)より、 このたびNHKエデュケーショナルが制作した8K映像コンテンツ「国宝へようこそ 洛中洛外図屏風」と「国宝へようこそ 鳥獣戯画」の上映を開始します。
あわせて、現在開催中の「Digital×北斎【急章】その1」展の解説動画(2K)も上映します。
※日本の電話事業100周年記念事業として1991年からのプレ活動を経て、1997年にNTTが設立した科学技術と文化芸術の融合をテーマとする文化施設。

ICCのシアターでは、従前より4K映像の上映が可能でしたが、この度より高精細な映像コンテンツをご覧いただけるようNHKエデュケーショナルのご協力のもと、最新鋭の8K映像用プロジェクターと新たなスクリーンを設置しました。

ICCではこれまで、NHKと共催で「ゲルニカが来た!大迫力の8K映像空間」(2022年8月16日~8月28日)、「8Kだから見えてくる ルーブル美術館 空間を超えた映像アート体験」(2023年2月14日~2月26日)を開催してきましたが、今後8K映像をご覧いただける環境を整備しました。

 

1.上映スケジュール

開催期間

2023年7月28日(金)~2023年10月1日(日)

 

 会場

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4階シアター(定員:29名 *このうち、車椅子席2)

 

上映時間

11:30~12:40  「ICCアニュアル2023 ものごとのかたち」関連作品(2K・4K 70分)

13:00~13:20  「Digital×北斎【急章】その1」展の解説動画(2K 20分)

13:25~13:45  「Digital×北斎【急章】その1」展の解説動画(2K 20分)

14:00~15:10  「ICCアニュアル2023 ものごとのかたち」関連作品(2K・4K 70分)

15:30~16:15  「国宝へようこそ」(8K 45分)

16:30~17:40      「ICCアニュアル2023 ものごとのかたち」関連作品(2K・4K 70分)

 

※「国宝へようこそ」は、「洛中洛外図屏風」と「鳥獣戯画」を週替わりで上映予定です。

 

※「Digital×北斎【急章】その1」ないし「ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち」展の入場チケットが必要です。年間パスポートをお持ちの方は、上記展示どちらかの入場チケットの発券をお願いします。

 ※当日先着順、各上映開始時刻の10分前より開場  ※途中入退場自由 

※休館日 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)、保守点検日(8月6日[日])

※ 「ICCアニュアル2023 ものごとのかたち」関連作品の詳細

ICC | 「ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち」展 関連作品上映
上映作品 菅野歩美《アトピアで盆踊り》2023年/15分25秒 伊阪柊《Reconnaissance “Tephra”》2022年/24分0秒 伊阪柊《The Spumoni》2023年/28…

 

2.「国宝へようこそ」作品概要

全国の国宝から「8Kで残したい作品」を選りすぐり、圧倒的な臨場感で<今までにない国宝の映像体験>をお届けするNHKのシリーズ番組「国宝へようこそ」(https://www4.nhk.or.jp/P6062/)。

8K映像のクオリティをそのままに、この番組をリメイクしました。

      

①「国宝へようこそ 洛中洛外図屏風」

天才絵師・狩野永徳が描き、織田信長が上杉謙信に贈った国宝「洛中洛外図屏風(上杉本)」。

永徳が屏風絵に込めたメッセージを読み解く。

戦国時代の京都の町と2千5百人もの老若男女が生き生きと描かれている。圧巻は祇園祭の山鉾巡行。

「動く美術館」とも呼ばれる現代の山鉾に永徳が描いたものが残っていないかを大調査。すると今も伝わる

“あるもの”を発見。そこには永徳がこの屏風に込めたメッセージを読み解くヒントがあった。

(NHK HPより)

 

②「国宝へようこそ 鳥獣戯画」

最も有名で最も謎に包まれた国宝と言われる「鳥獣戯画」の全巻を「8Kの眼」で鑑賞する。甲・乙・丙・丁の四巻

を、3人の〈見巧者〉の語りとともに8K映像で堪能する。

ウサギやカエルで超有名な「甲巻」だけが「鳥獣戯画」ではない。麒麟(きりん)や龍など空想上の動物が描かれる動物図鑑のような「乙巻」、人物も登場する「丙巻」、自在な筆遣いの「丁巻」。

各巻それぞれ約8分の8K映像を、大友良英(音楽家)、井上涼(アーティスト)、片岡真実(森美術館館長)が推論を織り交ぜながら語りつくす。 

(NHK HPより)

 

3.現在開催中および今後の展示

「Digital×北斎【急章】その1」展「生きるが如く描く」

会期:2023年4月29日(土)~2023年10月1日(日)

会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]   ギャラリーE

入場料:一般、大学生 1,000円(800円)、高校生以下/65歳以上は無料

*( )内は15名様以上の団体料金

Digital×北斎【急章】「生きるが如く描く」~北斎 肉筆の宇宙~ | NTT東日本
「Digital×北斎」シリーズ第4弾となる本展覧会では、幅広い題材の北斎作品を通し、高精細デジタル化によってこれまでご覧いただけなかった技法や工夫などの作品細部の情報を明らかにするとともに、北斎が目指した「生きるが如き絵」の真髄、その独自性、革新性に迫ります。

 

「ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち」 

会期:2023年6月24日(土)~2024年1月14日(日)

会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]  ギャラリーB 、ハイパーICC

https://hyper.ntticc.or.jp/

入場料:一般 500円(400円)、大学生 400円(300円)、高校生以下/65歳以上は無料

*( )内は15名様以上の団体料金

ICC | ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち
会期:2023年6月24日(土)—2024年1月14日(日) 会場:NTTインターコミュニケーション・センター  ギャラリーB ,ハイパーICC(…

 

「ICCキッズ・プログラム2023 こんにちは、もうひとりのじぶん」

会期:2023年8月1日(火)~8月20日(日)

会場: NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]  ギャラリーA

入場料:無料

ICC | ICC キッズ・プログラム 2023 「こんにちは、もうひとりのじぶん」
現在では,私たちは多くのものを,テクノロジーを通して見ています.SNSやメタヴァースにおけるアヴァターによる自己の変容は,もうひとりの〈じぶん〉としての自身のアイデンティティの拡張と捉えることが…

 

※休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)、東京オペラシティビル保守点検日(8月6日[日])、

年末年始(12月28日[木]~2024年1月4日[木])

 

4.ICCのご案内

所在地: 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階

(京王新線 初台駅東口から徒歩2分)     

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