■設立の目的
ヘッドウォータースは、「エンジニアからビジネスパーソンへ」をミッションに掲げ、創業以来エンジニアの採用と育成を行い、DX推進やAI活用などを通じて企業の発展を支援しております。
当社のターゲット市場となる AI関連市場は順調に成長を続けており、当社にとって望ましい見通しがある一方で、日本の生産年齢人口は減少の一途を辿っており、DX化推進による効率化や女性・高齢者の活用に加えて、海外リソースも必要不可欠なものとなっております。
そのような状況下、当社はグローバル展開をしている大手企業の取引先が近年増えていることから
・日本国内に限らず海外の優秀な AI人材、データサイエンティストの確保と育成
・AI や Data 領域の海外案件獲得と事業拡大
を目的に、過去海外で合弁会社を設立した知見・ノウハウを活用した上で、人口増加と共に経済成長著しい
東南アジア圏を拠点とする子会社として「DATA IMPACT」を設立いたしました。
【代表者:Dang Quang Duy経歴】
2011年3月 東京工業大学修士課程卒業
2011年4月 楽天株式会社入社
2013年7月 ヘッドウォータース入社
2014年11月 いえらぶベトナム 代表就任
2017年1月 VTM Media 代表就任
2023年6月 DATA IMPACT代表就任
・DATA IMPACT 代表取締役 Dang Quang Duyコメント
「日本では、IT人材が30万人以上不足していると言われていますが、少子化の影響もあり、今後、さらに状況が厳しくなることが懸念されています。なかでも普及拡大が急速に進むAIを活用するためのAI人材は世界的に不足しており、その確保・育成は、日本の成長を支え、国際競争力を高めるために重要な課題です。
DATA IMPACT設立は、ベトナムの優秀なAI人材、データサイエンティストを確保することで、ヘッドウォータースグループ全体の経営基盤を強化し、今後の事業成長にインパクトを与える大事な糧[大野 剛1] になると思います。また東南アジア経済圏は世界トップの成長率を誇り、ベトナムに拠点を展開することで、今後の新たな事業展開を仕掛けるきっかけになると考えています。」
・ヘッドウォータース 代表取締役 篠田コメント
「OpenAI社がChatGPTを公開したことにより、AI&Dataの活用が世界規模で進んでおります。その中でAI活用に長けた人材のニーズは急激に増すことが予想されます。
ヘッドウォータースグループは2014年よりAI領域の事業をスタートさせて以来、AIソリューション事業に邁進してまいりました。今後は、その中で培った教育や技術ノウハウを活用することによって世界規模でAI人材の発掘・育成を進め、AIソリューション事業を進化させてまいります。[大野 剛2]
特に成長著しく、地理的にも近しい東南アジアは人材確保という面でも、市場開拓という面でも大きな可能性を有しております。ヘッドウォータースグループにおけるグローバル展開の第一歩として、DATA IMPACTの存在は極めて重要だと考えています。」
■今後について
今後、ヘッドウォータースが培ってきたAI・DXに関する技術力、および人材育成のノウハウをDATA IMPACTに活用することで、ベトナムを中心とした東南アジア圏の優秀なAI人材、データサイエンティストの質を高めてまいります。ヘッドウォータースグループのリソースを最大化することで、AIやData領域の海外案件獲得とAIソリューション事業の拡大を目指してまいります。
■補足事項(設立年月日について)
2023年5月26日発表の「海外子会社設立に関するお知らせ」では、DATA IMPACTの設立年月日を2023年7月1日(予定)としておりましたが、ベトナムで設立許可が出た2023年6月9日を設立年月日としております。
(参考情報)海外子会社設立に関するお知らせ(2023年5月26日)
https://global-assets.irdirect.jp/pdf/tdnet/batch/140120230526583438.pdf
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設立 :2005年11月