中小企業向け経営管理SaaS「GYAKUSAN」サービスリリースのお知らせ

株式会社ギャクサン（本社：福島県郡山市、代表取締役：山子顕、以下ギャクサン）は、経営管理SaaS「GYAKUSAN（ギャクサン）」をリリースしたことをお知らせいたします。

ギャクサンは、中小企業・スモールビジネスの経営をサポートするため、事業再生、経営改善や補助事業に係る事業計画策定からハンズオンの実行支援まで事業者様に寄り添ったサービスを提供しております。この度、経営DXの領域におけるコンサルテックサービスとして、経営管理SaaS「GYAKUSAN」をリリースいたしました。

■事業者向けWebサイト

GYAKUSAN

■支援機関向けWebサイト

GYAKUSAN

経営管理の土台は、ビジョンに基づく数値目標・行動計画・進捗管理にあります。社長の想いを定性的・定量的に具体化したビジョン、資金繰りや主要KPIに連動する月次数値計画の策定、誰が何をいつまでに実行するのかを明確にしたアクションプラン、実績を踏まえ未達を取り返すための数値・行動の進捗管理と修正計画の策定、これらを適切に設定し運用するには相応のスキルを持った経営管理人材が不可欠ですが、中小企業・スモールビジネスを取り巻く環境にはそのような人材が必ずしも十分とは言えません。

その結果、事業者や支援機関から以下のような声が聞こえています。

コロナ禍に調達した借入返済が迫り、資金繰りに窮している
売上や利益を増やしたいのに、効果的なアクションが取れていない
社員に危機感がなく、自発的に行動しない
伴走支援といっても、具体的に何をしたらよいのか分からない

そこで、これらの課題を解決するために、経営管理SaaS「GYAKUSAN」を開発いたしました。

GYAKUSAN（逆算）の効果

日頃、皆様が利用しているカーナビ等の地図アプリや乗換案内アプリをイメージしてください。

目的地を決め、交通手段や経路を決め、道中で道を間違えたら経路を再設定してくれるので、スムーズにほとんど必ず目的地に到着することが出来ます。今では当たり前ですが、一昔前は自分で地図を読み現在地と照らして最適な経路を考えたり、路線図と時刻表を見ながら行き方を考えたりしていました。道中、迷子になり目的地に辿りつけないことや時間通りにつけないこともよくあり、移動には多くの労力を要していました。しかし、これらの苦労はナビゲーションの開発により綺麗になくなり、便利さを実感していることと思います。

今、中小企業はナビがなかった時代と同様の苦労をしています。この苦労は、ナビと同様の仕組みで取り除くことができると考えています。目的地を定め、計画を立て、進捗管理することで、今以上にスムーズにゴールに向かうことができるでしょう。もちろん全てを必ず達成できるわけではありませんが、このような取り組みを行っていないのであれば相応の効果が期待できるでしょう。

またメジャーリーガーの大谷翔平選手は、マンダラチャートに「8球団からドラフト1位指名」の目標を掲げ、それを実現するための8個の要素、さらにそれぞれを実現するための8個（計64個）の要素に分解し行動計画を立てるとともに、日々の振り返りをノートにまとめ進捗を管理していました。このように大谷選手が、目標から逆算して計画を立て進捗管理してきたことは、これらが効果的であることの一例と言えます。

ビジョン・数値目標・行動計画・進捗管理による経営管理
GYAKUSANは、ビジョンから逆算し、数値目標と行動計画を立て、進捗管理することで目標実現をサポートするツールです。中長期から短期の目標設定、課題整理、ToDo設定、問題解決等をマネジメントすることで組織の実行力が向上します。いつでもどこでも数値と行動が見える化されるので、社員が自ら考え行動することが出来ます。

年間目標の実現に向け、月次の未達を取り返す修正計画を自動で作成

年間の数値目標を達成するには、予実管理が欠かせません。ですが、中小企業で予実管理を行っている会社は多くありません。また予実管理を行っている会社でも毎月、修正計画を作成している会社はほとんどいないと思います。本来、予実管理とは、年間目標を達成するため、月次計画と実績の差額を把握し、年間目標に不足する分を残りの月で取り返すための数値と行動の修正計画を立てることを指します。月次の計画と実績と差額を把握しても、修正計画を立てなければ年間目標を達成することはできません。ところが、修正計画を立てるには相応のスキルと工数が必要なため、ほとんどの会社では実施することができないのが現状です。そこでGYAKUSANでは修正計画を自動算出する機能を設けました。これにより専門的なスキルも工数も不要となり、どんな会社でも毎月、適切な予実管理が可能となります。

①「編集」をクリックすると、編集可能な項目が表示されます。売上高、変動費、固定費の実績を入力し、チェックボックスに✓します。✓のない月が自動計算の対象となります。

②月次合計の差額と部門合計の差額を確認します。「自動計算」をクリックすると、経常利益の差額が各月の計画に上乗せされ、必要売上高等が算出されます。

ChatGPTによるAIコンサルティング

ChatGPT等のAIを導入し、自社の財務状況やアクションプランの実施状況等の内部環境や競合他社等の外部環境を踏まえたAIコンサルティングを実装する予定です。行動計画の策定において、チャットボットを設置し「売上を増やすにはどうしたらいいですか？」等の相談に対して、効果的な施策案を提示いたします。これにより、あたかも専属のコンサルタントのように相談や壁打ちが可能となります。確実性を求める事実情報の正誤ではなく、不確実性を許容する施策アイデアはAIの活用が効果的と考えています。

売上や利益を増やしたい、資金繰りに不安がある、人材育成が進まない、そんな悩みを解決

利益や売上が伸びない、資金繰りに不安がある、優秀な人材が育たない等の問題を解決します。借入返済等のキャッシュフローを起点とした目標利益の設定と社員が自主的に動くToDo管理の仕組みづくりを行います。資金繰りから必要利な益を逆算し、売上や費用をシミュレーションするから、売上増えて利益が減るようなことになりません。将来のビジョンを社長と社員で共有するから組織が一体となります。できない言い訳から実現するための思考に変わり、誰が、何を、いつまでに実行するか明確にするから自ら考え社員が育ちます。

伴走支援のノウハウがない、顧問契約が取れない、関与先に信頼されない、そんな悩みを解決
近年、中小企業支援のキーワードとして伴走支援が謳われていますが、経営支援の現場からは、こんな声が聞こえています。
「伴走支援と言っても、何をしたらよいのか分からない、専門性がないから無理」
「補助金支援ばかりで顧問契約が取れない」
「関与先との関係性を深められない」

GYAKUSANなら、これらの問題を解決できます。誰でも経営コンサルタントとして、事業者様の経営をサポートでき、顧問報酬によるストックビジネスで経営を安定させることができます。

お役立ち資料

コンサルティングマニュアルと事業者への提案書を無料で公開しています。伴走支援の経験がない支援機関の方もマニュアルがあるからすぐに実践が可能となります。また事業者に提案する際には提案書のひな形を利用することでスムーズな提案が出来ます。いずれも弊社のサポート体制がございますのでお気軽にご相談ください。コンサル部門立上げサポートも行います。

代表コメント
GYAKUSANのリリースの日を迎えられたことを嬉しく思います。
私は、日本経済再興の打ち手として大企業・スタートアップによる牽引が語られる中、同等以上に中小企業・スモールビジネスの底上げが重要だと考えています。なぜなら中小企業は会社数の99.7%、従業員数の7割、付加価値の5割を占め、地方ではそのほとんどが中小企業に勤めています。ところが中小企業では経営管理に関するノウハウや人材が十分とは言えず、半ばなりゆき経営の状態に陥っていると感じています。これは逆に言えば、中小企業には経営管理の面で大きな改善の余地があり、全ての中小企業に適切な経営管理が浸透したならば、日本経済に相当なインパクトが期待できるということです。私は、古今東西の経営コンサルティングノウハウや先人たちの知見を集約し、目標達成の原理原則とも言える逆算思考・数値目標・行動計画・進捗管理に着目しました。そして中小企業も支援機関も誰でも簡単に経営管理出来るよう一つのパッケージとしてSaaSに仕組化しました。中小企業がGYAKUSANを導入することで、適切な経営管理が行われ、経営改善やありたい姿の実現が容易になります。また支援機関がGYAKUSANを利用すれば、伴走支援のサポートツールとなり、各々の専門性を活かした支援に注力できます。私は中小企業・スモールビジネスが底上げされることで、日本経済が活力を取り戻すことを信じています。

事業者の皆様、支援機関の皆様からご意見をいただきながらより良いサービスに育ててまいります。1カ月間の無料トライアルが可能となっております。是非お試しいただき忌憚のないご意見をお寄せください。

弊社は「ありたい姿を支援する」ことをミッションに掲げ、GYAKUSANという言葉・考え方がグローバルスタンダードとなるビジョンを描いています。ともに歩んでいただけたら幸いです。

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