セゾン情報システムズ、データ サイエンティスト育成支援の経過公表

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 株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:葉山 誠、以下「セゾン情報システムズ」)は、2019年から参画した滋賀大学・帝国データバンクData Engineering and Machine Learning Center(以下、DEML)センターの支援状況を公表しました。

 DEMLセンター開設後、在籍学生数は約3年間で延べ44名になり、当社提供による「DataSpider Servista(以下、DSS)」の研修は、同センター以外の学生も含め50名が受講しました。この中から27名がデータ サイエンティストとして企業や団体で活躍しています。

 当社は、長年のデータ エンジニアリングで培ったノウハウを活かし、現場ですぐに役立つ技術教育の提供、DEMLセンター主催セミナーや勉強会等での講演、学生のインターン受入れ等を通じて、データ サイエンティスト育成を目的に支援しています。

 現在データ サイエンティストとしてご活躍の滋賀大学卒業生 百瀬耕平氏およびデータサイエンス・AIイノベーション研究推進センター 特任講師 大里隆也博士に、データ サイエンティストとしてのお仕事や状況の実際について伺いました。

動画:シススタ「データサイエンティストの先輩が登場! 学生さんが知りたい、想像と現実のちがいとは?」
https://www.youtube.com/watch?v=fKv9jO2vonE&argument=puzMv3na&dmai=sissta_mms202305
記事:企業・教育現場の第一線で活躍する人材が語る、データ サイエンティストの“理想と現実”
https://www.hulft.com/hulft_square/case_15?pcode=prt

 DEMLセンターでは、分析データをクレンジングする際にRやPython等のプログラミング言語を使用していました。しかし、これらの習得には時間がかかり、肝心のクレンジングの考え方や理論の学習時間を圧迫するだけでなく開発した処理は属人化しやすいため、メンテナンスや再利用の障壁になる懸念がありました。

 これらの課題を解決するため、当社が実践の場で培ってきたデータ クレンジング技術やノウハウ、ノーコード開発ツールであるDSSを、DEMLセンターの学生や教員へ提供しています。DSSの活用によって、直感的操作やテンプレート化などで開発効率や処理の可読性が向上しかつ後輩への引継ぎなど運用にかかる工数も削減され、考え方や理論の学習により多くの時間を充てられるようになりました。

■DEMLセンターについて
 DEMLセンターは、2019 年 7 月に国立大学法人滋賀大学と株式会社帝国データバンクが設立した共同研究センターで、ビッグデータの中で「設定した範囲で適切な値を見つけ出す」ことを目的に、企業活動により近い形でのデータサイエンスの教育・研究・実践の場として活動しています。

■セゾン情報システムズについて
 「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会をつくる。」をミッションに、安全・安心の基盤となるデータ管理製品やITサービス、および金融や流通業をはじめとする多種多様な業種向けのシステム開発・運用をグローバルに展開しています。長年にわたり環境の変化に即応してきた強みを活かし、現在はクラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)「HULFT Square」など先進事業の拡大に注力するほか、未来を切り拓くテクノロジーの実装に向けた取り組みを強化しています。https://home.saison.co.jp/

商標関連
・「HULFT」「DataSpider Servista」「HULFT DataCatalog」、その他関連製品名は、セゾン情報システムズの登録商標または商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

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