「酒造りの根源」である奈良から、技術革新で新たな伝統を創り続けている「風の森」醸造元・油長酒造株式会社 ブロックチェーン技術などを活用したトレーサビリティ・サービスを導入

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SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:輪島 智仁、以下「当社」)は、ブロックチェーン技術などを活用したブランド保護を可能とするトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」(以下「SHIMENAWA(しめなわ)」)が、「酒造りの根源」である奈良から、技術革新で新たな伝統を創り続けている油長酒造株式会社(本社:奈良県御所市、代表取締役:山本 長兵衛、以下「油長酒造」)で採用されたことをお知らせいたします。
まずは、 “物事の最初。出はじめ。はじまり”のことを指す「水端(みづはな)」ブランドから順次導入を開始いたします。

水端1568(mizuhana 1568)× SHIMENAWA(しめなわ)

「水端」は寺院醸造に関わる古い文献を読み解き、甕で仕込む稀有な日本酒です。

 この「水端1568」は多聞院日記に記された、興福寺多聞院の技法を参考にした冬季醸造3段仕込みとなります。

■ SHIMENAWA(しめなわ)で「水端(みづはな)」の魅力や価値最大化を追求

「水端(みづはな)」のブランドストーリーを多言語でスマートに伝える「水端(みづはな)」のブランドストーリーを多言語でスマートに伝える

油長酒造のこだわりの酒造りストーリー油長酒造のこだわりの酒造りストーリー

酒米の調達から正規販売店までの商流酒米の調達から正規販売店までの商流

SHIMENAWA(しめなわ)は、ブロックチェーンとRFIDとの技術融合(デジタルペアリング)により、追跡可能な流通プロセスを構築し、まずは大切な商品のブランドを保護する「真贋証明」や「開封検知」の2つの機能をご提供しています。

この「真贋証明」機能により油長酒造の特別な日本酒を購入されるお客さまに蔵元として本物をお届けするという責任を果たすことができ、お客さまからさらなる信頼性の向上が期待できます。

また、「開封検知」機能は、その銘柄が“いつごろ”、“どこで”、“どのくらい”消費されたかのデータを取得することができ、蔵元にはインテリジェンスな経営への活用や、お客さまには購入した特別な日本酒の希少性をさらに高めることを目的に新たな価値を提供することが可能となります。

今後は油長酒造の代表銘柄「風の森(かぜのもり)」や、御酒之日記に記された菩提山正暦寺の技法を参考にした夏季醸造0段仕込み「水端1355」にもSHIMENAWA(しめなわ)の導入を進めていきます。

※1 ブロックチェーンとは、電子署名とハッシュポインタという耐改ざん性のあるデータ構造を利用し、データの変更履歴をネットワーク上で共有することで、価値の保存を可能とした技術をいい、物理的資産の真正性や品質証明を取引者間で行うことで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティの実現を可能とします。

※2 RFIDとは、高速かつ直感的な操作を実現する通信技術とサプライチェーン・マネジメントなどに最適なUHF帯ICタグ技術や、物理的資産に固有IDを付すことができ、かつ、その資産にかかる重要な情報などをブロックチェーンに書き込む際の入口としても機能するHF帯(近距離無線通信)のNFC(Near field communication)タグ技術などをいいます。

■   油長酒造株式会社について

所在地

本社:奈良県御所市1160番地

代表者

代表取締役(蔵主 第十三代) 山本 長兵衛

代表銘柄

風の森(かぜのもり)

酒造概要          

油長酒造は2019年創業300年を迎えることができました。次の100年を目指し、2024年始動する“葛城山麓醸造所‘’で今まで以上に地域の農業と深く関わり合い、「水端」では日本清酒発祥の地、奈良の伝統技法を探究します。その技法を「風の森」によって現代の知見と融合させ、今だからこそ造ることのできる日本酒を志し、次の世代に日本酒を伝えて参ります。

また、油長酒造が位置する「御所まち」は江戸時代から変わらない商家町と寺内町を有する陣屋町。一つの川をはさんで、西岸には西御所、東岸には東御所と、二つの町が形成され、江戸時代の地図がいまでも使えるほど、そのかたちはよく残っています。伝統的な建物が今なお大切に守られている「御所まち」。現在に至るまでの時間と生活の息づかいがそこにあります。古民家をリノベーションしたホテル、フレンチレストラン、サウナを併設した銭湯などが点在し、滞在する事でまちの魅力を存分に楽しむことができます。

水端URL

水端 -mizuhana- 酒造りの源流を辿る日本酒 –
水端とは、物事の最初。出はじめ。はじまり、のこと 日本清酒発祥の地 奈良 で享保4年(1719年)より酒造りを営む油長酒造が、次の100年を見つめ、これから担うべき酒造りは何なのか。常に自問自答を繰り返します。 2021年。ここに油長酒造は新たなブランド 「水端(みづはな)」 によって現代の日本酒醸造技術の源流を辿るこ...

■   SHIMENAWA(しめなわ)とは

SHIMENAWAは世界で400社を超える金融機関、規制当局、中央銀行、システムベンダなどにより構成されたコンソーシアムで企業間取引を想定して設計・実装されたブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を採用し、RFID技術とのデジタルペアリングなどで共有される情報の真正性を担保するシステムで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティを実現します。

また、ブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を活用したトレーサビリティ・アプリケーションを開発・運用し、ブロックチェーン基盤の活用が抱える運用コストにかかる課題を最小化する技術の開発も合わせて実現することに成功しました。

【会社概要】

名称

SBIトレーサビリティ株式会社

所在地

東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー

代表者

代表取締役 輪島 智仁

事業内容

ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスの提供など

URL

SBIトレーサビリティ株式会社
SBIトレーサビリティ株式会社の公式サイトです。ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービス等を提供しています。
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