2023年ゴールデンウィークのカーナビアプリ走行実績分析「抜け道ランキング」を発表

株式会社ナビタイムジャパン（代表取締役社長：大西啓介、本社：東京都港区）のドライブ事業は、2023年ゴールデンウィークのカーナビアプリの走行実績を分析し、高速道路と比べて所要時間の短かった、一般道を使った「抜け道ランキング」を発表いたします。

　ナビタイムジャパンでは、交通渋滞を移動の課題ととらえ、事前に渋滞を避けられるよう渋滞予測技術の開発・精度向上や、渋滞を避けたルートを案内できるよう経路探索技術の開発・向上に取り組んでおります。

　本ランキングでは、ゴールデンウィーク後半の2023年5月3日（水）から2023年5月7日（日）までの、ナビタイムジャパンの提供するカーナビアプリのプローブ情報※を分析し、高速道路をそのまま走行した場合と比べて、高速道路を一旦降りて一般道を走行し、再度高速道路に乗った場合により多くの時間を短縮できた「抜け道」をランキング化しました。

　一般的に、高速道路が渋滞していても一般道には降りない方が早い、と言われることも多いですが、2023年のゴールデンウィークのカーナビ利用者の実際の走行実績を分析することで、渋滞の少ない抜け道を利用した移動による渋滞回避など、快適な移動の参考になればと思っております。

※ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ利用者の同意の元、ユーザーから送信されるGPS測位データを匿名化した上で生成されるものです。

　また、番外編として、走行距離が高速道路走行時（勝沼IC～八王子IC間：約64㎞）と比べて、約1.5倍（約99㎞）と長距離の回避ルートですが、それでも所要時間を約1時間短縮できた意外性のあるルートもありました。

　ナビタイムジャパンのカーナビアプリ『カーナビタイム』では、目的地までの所要時間をなるべく短縮した「超渋滞回避ルート」や、高速道路走行中に道路が渋滞をしている場合、そのまま高速道路を走行した時と直近のICで降りて一般道を利用した時の到着時間の差を通知する「高速道路降りたらルート」など、渋滞回避をサポートする機能を提供しており、今回の分析データも、より良い渋滞回避ルートを提供できるよう今後の経路探索に活かしていきます。さらに、移動が分散されることで、交通渋滞自体を減らし、社会全体の移動の課題解決にも貢献できればと考えております。