実験モニターは、「BANKIT®」上の顔認証ミニアプリを使ってご自身の顔画像を事前登録することにより、お財布やスマホを使うことなく、手ぶらで公共交通機関を利用することが可能となります(※2)。顔認証決済では、乗車時に車両に取り付けられている顔認証用のタブレット型端末をのぞき込むだけで運賃を支払うことが可能であり、スマホ・現金・交通系ICカード等を取り出すプロセスから解放されることとなります。
(※1)実証実験において、アプラスがネオバンク・プラットフォーム「BANKIT®」のアプリ提供を行い、同アプリ上でTISの技術協力のもと、丸紅のAI顔認証決済・ミニアプリを提供します。
(※2)アルピコ交通高速バスAI顔認証実証実験 https://www.marubeni-network.com/kaoninsho-alpico/
アプラスではこの取り組みにより、地方公共交通機関のDX向上を通じて地方創生に貢献するとともに、実用化された後は、地域金融機関と共同開発する「地域スーパーアプリ」上でも展開する予定です。アプラスは、SBIグループの掲げる「顧客中心主義」のもと、次世代の金融・決済を体験する機会の提供を通じて、各地域の皆さまの利便性向上を実現してまいります。
【実施期間と対象区間】
期間 |
2023年5月10日 ~ 2023年7月14日 |
対象区間 |
アルピコ交通高速バス 長野-松本線の一部区間 |
※期間・実施路線は実証の状況に応じて変更となる場合があります。
※対象区間以外では、顔認証決済のご利用はできません。
<タブレット型端末での顔認証の様子>
■BANKIT®のサービスページはこちらをご覧ください。
BANKIT®: https://www.bankit.jp/
BANKIT®で提供するミニアプリ: https://www.bankit.jp/miniapp/
※BANKITは、株式会社アプラスの登録商標です。また、株式会社SBI新生銀行において特許を出願済みです。
■本実証実験に技術協力したTISの「Widget配信プラットフォームサービス」について
「Widget配信プラットフォームサービス」は、1つのアプリの中で店舗予約や決済など日常生活のさまざまな場面でサービスを提供したいスーパーアプリ事業者と、そのスーパーアプリ上でサービスを展開させたいWidget(ミニアプリ)事業者をつなぐプラットフォームです。「BANKIT®」の導入企業とミニアプリ提供企業をマッチングする「ミニアプリマーケット」の構築を支援しています。今回は、本サービスを活用し、「BANKIT®」上に丸紅のAI顔認証決済・ミニアプリを提供するための技術協力をしています。