2023年5月4日 米国アリゾナ州スコッツデール ー 企業は今日、市場の混乱や需要と供給の不均衡、変化する顧客のニーズなどの状況に、より迅速に対応することが求められています。 そのため、大手デバイス企業であるパナソニック インダストリー株式会社は、デジタルサプライチェーン変革とオムニチャネルコマースフルフィルメントのリーダーであるBlue Yonderを使用して、計画機能をデジタル変革することを選択しました。 同社は現在、Blue YonderのSaaSベースの統合需要・供給計画ソリューションのインダストリークラウドへの実装を推進しています。
パナソニック インダストリーは、複数の企業体を集約した背景があり、以前は、事業部ごとに異なるサプライチェーンマネジメント(SCM) ソリューションを各拠点や工場で使用していました。しかし、パナソニックグループの持株会社制への移行による事業再編に伴い、事業成長を加速させ、より持続可能な社会を実現するためには一体となった事業運営が必要となり、Blue Yonderに着目しました。
Blue Yonderのソリューションを活用することで、パナソニック インダストリーでは以下のことが可能になります。
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計画業務の運用ルールとプロセスをゼロから見直し、最適化することで、省力化と効率化を目指す。
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PSI(生産・販売・在庫)管理を一元化し、販売計画・生産計画の精度向上、在庫最適化、ITシステムの統合による業務の標準化を図る。
パナソニック インダストリーの常務執行役員CIO兼CDO 帆足英次氏は次のように述べています。
「2022年4月にさまざまなビジネスユニットが統合された際、プロセスとシステムを標準化し、様々なデータをスムーズに活用するため、全社レベルでSCMのプロセスを最適化する必要がありました。Blue Yonderの統合需要・供給計画ソリューションを選んだのは、グローバルスタンダードなソリューションを導入することで、社内の個別最適された業務の標準化を加速させることができるからです」
Blue Yonderの統合需要・供給計画ソリューションによって、パナソニック インダストリーはサプライチェーン計画プロセスをグローバルに部門間・地域間を連携させて把握することができます。同社は、お客様ニーズに応えるためのグローバルな目標の調整や、資材不足の状況下での計画策定における部門間・地域間連携、AI・機械学習の活用などが可能になります。これにより、正確で迅速なモノづくり指示を行い、在庫切れを最小限に抑え、在庫回転率を最大化し、最終的に顧客体験を向上させることができるようになります。
Blue Yonderのアジア太平洋地域 および 中南米地域担当社長であるAntonio Boccalandro(アントニオ・ボカランドロ)は次のように述べています。
「当社の統合需要供給計画は、企業の個別最適となっている部分や問題点を特定して補完し、業務スピードや顧客サービスレベルを改善し、ますます増加する混乱や変動に対処するための意思決定速度を高める統合エンタープライズ計画機能を提供します。これはまさに、パナソニック インダストリーが求めていた、グループ内の全ビジネスユニットを1つの計画ソリューションに統合するものです。このソリューションにより、サプライチェーンをデジタル変革しながら、成長に向けた新たなビジネスニーズを満たすことができるようになります」
関連情報
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Blue Yonderのハイテク・半導体業界向けソリューション、および、自動車・産業機械業界向けソリューションの詳細
パナソニック インダストリー株式会社について
革新的な技術・ソリューションの開発で世界をリードするパナソニックグループは、2022年4月1日よりパナソニックホールディングス株式会社を持株会社とし、8社を傘下に持つ事業会社制に移行しました。 パナソニックグループ8社の1社としてデバイス事業を担うパナソニック インダストリー株式会社は、「多様なデバイステクノロジーでより良い未来を切り拓き、豊かな社会に貢献しつづける」というミッションのもと、2022年4月1日に設立されました。 製造業の人手不足、情報化社会の進展に伴うデータの爆発的増加、モビリティ社会における環境・安全への要求の高まりなどを背景に、継続的な進化が求められる分野に注力し、コンデンサ、小型サーボモータ、EVリレー、電子材料などの独自の材料・プロセス技術の特色によってお客様に価値を提供しています。 2022年3月期は1兆1,314億円の売上高を達成しました。
Blue Yonderについて
Blue Yonderは、サプライチェーンのデジタル変革とオムニチャネル・コマース・フルフィルメントの世界的リーダーです。製造企業、小売企業、物流企業は、Blue Yonderのエンドツーエンドでコグニティブなビジネスプラットフォームにより、計画から輸配送まで、顧客の需要を最大限に充足することができます。また、データ、サプライチェーン、小売商取引を統合し、新たなビジネスチャンスの開拓や、自動化、制御、オーケストレーションを推進して、より収益性の高い、持続可能なビジネスの意思決定を可能にします。 Blue Yonderは、企業および個人がその潜在能力を十分に発揮するよう支援しています。https://blueyonder.com/jp/ja/
「Blue Yonder」は、Blue Yonder Group, Inc.の商標または登録商標です。本リリース内で「Blue Yonder」の名称を使用して言及されている商品名、製品名、サービス名は、Blue Yonder Group, Inc.の商標であるか、もしくは所有物となっています。その他のすべての会社名および製品名は、関連する企業の商標、登録商標、サービスマークである場合があります。
*本プレスリリースは米国本社発表のプレスリリースの抄訳です。