・富士フイルムX-H2およびX-H2SカメラにCamera to Cloud機能が新しくネイティブ対応。コンテンツのキャプチャ、編集、レビュー、承認ワークフローのエンドツーエンドの一元化により、写真の即時共有とクラウドコラボレーションを実現
・公開前の機密コンテンツのデジタル保護を強化する企業向けクラウドセキュリティ「フォレンジック ウォーターマーク(電子透かしID)」をプレビュー公開
・世界最大手のブランド、代理店、スタジオのクリエイターを含む約300万人のユーザーが、シームレスな共同レビューや承認手続きのための信頼できるプラットフォームとしてFrame.ioを導入
ラットフォームであるFrame.ioを写真画像やPDFドキュメントにも拡大することを発表し、このクラウドベースソリューションを、これまで以上に幅広いクリエイターや企業ユーザーを含む新たな市場へと拡大しました。
Frame.ioは、富士フイルムX-H2SおよびX-H2カメラとの新しいCamera to Cloudネイティブ対応を活用し、コンテンツの撮影から編集、レビュー、承認までの一元化したエンド ツー エンド ワークフローをユーザーに提供します。また、Frame.ioを世界で最も安全なクリエイティブコラボレーションプラットフォームとしてお使いいただけるよう、「フォレンジック ウォーターマーク(電子透かしID)」をはじめとするセキュリティ機能の強化も発表しました。
アドビのクリエイティブ製品部門およびデジタルメディア推進担当シニア バイス プレジデント アシュリー スティル(Ashley Still)は、次のように述べています。
「Frame.ioが新たに画像やPDFにもサポートを拡大することで、業界は大きく変わるでしょう。今回のイノベーションによって、クリエイティブに関わるあらゆるプロフェッショナルクリエイターが、機敏性と迅速性を保ちながら共同作業とコンテンツ制作を合理的に進めることが可能となります。」
コンテンツに対する需要がチャネルやサーフェスを超えて加速し続ける中、クリエイティブチームは複数の場所や部署にまたがる関係者と連携するためにコラボレーションレビューツールを利用しています。Frame.ioは、フォトグラファーやビデオグラファーをはじめ、映像エディターやマーケティング担当者に、制作中の作品を共有する際に、リアルタイムでのレビューと承認フローを加速させ、アセットをシームレスかつセキュアなクラウド上の1つの場所に保存し、簡単に管理できるようにします。ビデオコラボレーションのプラットフォームとして誕生したFrame.ioは、すでに約300万人のクリエイターに利用されています。また、今回の新機能により、クリエイターやブランド、代理店、スタジオは、写真画像やPDFアセットにおいてもクリエイティブワークを簡素化、一元化、作業スピードの加速化を実現します。
写真画像とPDFのクラウドコラボレーション
Frame.ioは、従来の現場でのテザー撮影プロセスをリモートワークフローへと発展させ、カメラマンとエディターが同じ現場にいなくてもコラボレーションを可能にする、より高い柔軟性を実現しました。Camera to Cloud機能が新たに写真画像に対応したことにより、フォトグラファーはメモリカードやハードディスクを経由せずに、写真をカメラから直接Frame.ioのクラウドプラットフォームに転送できるため、ステークホルダーとのアセットの即時共有が可能になります。また、富士フイルムX-H2およびX-H2Sカメラとの新しいCamera to Cloudへのネイティブ対応により、撮影現場からRAW写真の即時共有が可能になりました。
Frame.ioは、PDFドキュメントを完全にサポートすることで、チームで使う資料やプロジェクト関連の資料のレビューを支援します。この新たな機能強化により、ユーザーはiPhoneやiPadでPDFファイルをネイティブに開いてマークアップできるようになり、動画と同様にPDFや写真の注釈もデバイスやweb上で確認することが可能になりました。
業界をリードするセキュリティ機能
アドビはまた、世界有数の電子透かしソリューションである「フォレンジック ウォーターマーク(電子透かしID)」を発表し、メディアやエンターテインメントスタジオ、グローバルブランド、大手代理店に、機密性の高い公開前のコンテンツを扱うための最も安全なコラボレーションプラットフォームを提供します。フォレンジック ウォーターマークは、クリエイターにとっては使いやすく、その反対に、情報漏洩をする側にとっては回避しにくい設計になっています。この新しいセキュリティサービスは、画面録画、ファイルコピー、外部録画に耐えうるピクセルレベルの詳細な情報を使用して、30秒という短いビデオアセットにも画面上では見えない透かしを埋め込むことができます。
この目視不可能なフォレンジック ウォーターマークにより、ユーザーは簡単に漏洩を監査、調査することができ、アセットIDコード、プロジェクト、チーム、アカウント、ユーザーの位置情報、および再生日時を数時間以内に明らかにすることができます。この革新的な機能であるフォレンジック ウォーターマークは、映画業界団体モーション ピクチャー アソシエーション(MPA)のコンテンツ保護ネットワーク「Trusted Partner Network(TPN)」による「TPN+」プラットフォームの初期メンバーとして、Frame.ioの最新のセキュリティ認証に基づいており、最高レベルの機密度をもつコンテンツに対し、現時点で可能な限り高いレベルでのセキュリティを保証します。
価格と提供時期
アドビのFrame.ioの最新リリースは、4月15日から19日までラスベガスで開催される2023 NAB Showの#N2438ブースで展示されます。富士フイルムのCamera to Cloudネイティブ対応は、本日よりX-H2およびX-H2Sカメラで利用可能となります。
※当資料は、2023年4 月13日(米国太平洋時間)に米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )は、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloud( https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。
アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト( https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html )をご覧ください。
© 2023 Adobe. All rights reserved. Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of Adobe in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.