WEFでは、2021年7月に「TEKKON」前身アプリの「鉄とコンクリートの守り人」を立ちあげて以来、「インフラを、シチズン(市民)とともに守る。」を合言葉に、市民が力を合わせてインフラを撮影・投稿、レビューし合うことで、インフラの安全確保を目的とした全国のインフラを総点検する活動を推進しています。精緻化したデータ収集を図るための機能拡充やより楽しめるインセンティブ拡充やキャンペーンを実施する他、社会全体のSDGs推進も追い風となり、登録ユーザー数は順調に増加しています。
「TEKKON」は、2022年9月13日限定リリース、10月15日の一般公開から半年で、登録者数が10万人を突破しました。
◇◆ 市民参加により、広がる鉄活の輪 ◆◇
2023年3月28日現在までの、シチズン(市民)の協力による成果は以下の通りです。
- 市民が集めたマンホール画像は300万枚を突破。日々の投稿数も引き続き増加!
シチズンが日常生活の中で行う鉄活のほか、2022年11月から全国各地で展開しているイベント・TEKKONインフラ聖戦に加え、2月から3月末まで開催中の「TEKKON」獲得ポイントをLINE Payに交換できるキャンペーンの実施が功を奏し、約300万基(世界全体のマンホール画像取得数)のマンホールデータが集まりました。
また新たなインフラ撮影対象として昨年10月から加わった電柱は、30万本を超えるデータが集まっています。2月から開始した、電柱を300本撮るとポイントが3倍獲得できるキャンペーンの効果で、1月の10,6000本から約3倍の電柱データが集まりました。
- フィリピンで「電柱聖戦」を実施、国内外でユーザーコミュニティが生まれる!
今回、海外イベントとして、フィリピンの三大都市(マニラ、ダバオ、セブ)で「電柱聖戦inフィリピン」を3月に計5回開催。重要区域として設定して優先的に画像を集めるイベントとして展開しました。海外開催イベントでは、計5日間で対象区域の7,418本電柱画像を取得することができました。(延べ参加者:83名参戦しました)
今後もさらなる広がりを目指し、国内外でインフラ聖戦の実施を図っていきます。
- 最後に
水道、マンホール、電柱、ガードレール等、私たちの生活に欠かせない社会インフラ。日本だけでなく、世界のどの街においても欠かせない重要なインフラですが、老朽化が大きな社会課題となっています。
WEFは、課題解決のプロセスに一般市民(シチズン)が参加し、インフラ崩壊を起こさない方法があると考え、シチズン一人ひとりが参画でき、日常から楽しみながら社会インフラデータを集めて、インフラの維持管理に充てる仕組みを推進しています。
これからも「インフラを、シチズン(市民)とともに守る。」を実現するエコシステム構築を目指して、TEKKONを運営してまいります。
- 「TEKKON」について
「TEKKON」は、インフラ老朽化の課題に対し、市民が力を合わせて撮影・投稿、レビューし合うことで、インフラの安全を確保することを目的とした新・社会貢献型位置情報ゲームです。マンホールや電柱をはじめとする社会インフラの「写真を撮影・投稿する」もしくは「投稿された写真をレビューする」ことで、報酬(インセンティヴ)となるポイントを得ることができるリワード機能を有し、ポイントを使って相棒となる犬のレベルを上げたり犬の数を増やしたりすることで、獲得できるポイントが変わるようゲーム設計されています。
アプリ名:「TEKKON」
利用料金:無料
ダウンロード方法:iOSアプリ版:App Store(iPhone)配信
Androidアプリ版:GooglePlay配信
対象機種:iOSアプリ版:iPhone(iPhone6s 以降 OS ver.15)
Androidアプリ版:Android(Android 以降 OS ver.7)
サービス一般開始日:2022年10月17日(月)
- Whole Earth Foundation(ホール・アース・ファウンデーション)について
所在地
本社:シンガポール
日本事務所:東京都渋谷区渋谷1丁目3-9 渋谷1丁目ビル7F
設立 2020年12月
URL: http://www.wholeearthfoundation.org/ja/
Whole Earth Foundationは、市民参画を呼びかけて老朽化したインフラの社会課題解決を目指す活動を推進する団体です。インフラ危機から街を守るアプリとしてWeb3を活用した「TEKKON」を開発。インフラデータの対価としてトークンというリワードを用いることで、ユーザーに対してより多くのインフラデータの収集を促すと共に、社会貢献したユーザーに経済価値を還元できる仕組みを提供しています。今後、「TEKKON」の機能充実化を図り、またこれまで開催してきた市民参画をよびかけるイベント「TEKKONインフラ聖戦」を全国展開することで、社会活動「鉄活」の輪を広げています。