■ ACSLは、今後もレベル4飛行に対応できる安全、安心なドローン開発を推進
ACSLは、レベル4に対応したドローンの開発を行い、日本で初めて、2023年3月13日に国土交通省より第一種型式認証※1、3月15日には第一種機体認証※2を取得しました。
日本郵便は、2023年3月17日付で国土交通省航空局から飛行の承認を取得したことを受け、ACSLの第一種型式認証を取得したドローン「PF2-CAT3」を使用し、奥多摩郵便局から実証場所の配送先地区にお住まいの受取人さま宅へレベル4飛行を実施しました。
ACSLは、今後もレベル4飛行に対応できる安全、安心なドローン開発を進めることで社会インフラに革命を起こし、重労働で危険な業務を無人化していくという目標の実現を目指してまいります。そして、ドローンがますます生活者に身近なものとして社会実装されていくこと推進してまいります。
- 実証の様子
- PF2-CAT3について
項目 | 概要 |
機種名 | PF2-CAT3 |
外寸 | 1,174mm×1,068mm×601mm(プロペラ含む) |
重量 | 機体:5.5kg バッテリー:3.3kg 最大ペイロード:1.0kg 最大離陸重量 9.8kg |
最高速度 | 水平:10m/s(36km/h) 上昇:3m/s 下降:2m/s |
最大航続時間 | 20分(最低離陸重量時) 17.5分(最大離陸重量時) |
補助安全装置 | 日本化薬社製パラシュート搭載 |
■参考
※1型式認証制度
型式認証制度とは、国土交通省が航空法に基づき、特定飛行に資することを目的とする型式の無人航空機の強度、構造及び性能について、設計及び製造過程が安全基準及び均一性基準に適合するか検査し、安全性と均一性を確保するための認証制度です。昨年12月5日より開始されました。
無人航空機レベル4ポータルサイト:https://www.mlit.go.jp/koku/level4/
※2機体認証制度
特定飛行を行うことを目的とする無人航空機の強度、構造及び性能について、設計、製造過程及び現状が安全基準に適合するか検査し、安全性を確保するための認証制度です。型式認証を受けた型式の無人航空機は、機体認証の検査の全部または一部が省略されます。
【株式会社ACSLについて】 https://www.acsl.co.jp/
ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災などの様々な分野で採用されています。