位置情報の取得と活用に強みを持つ『iField』で得られる情報と、さまざまなIoTデータの収集・活用ができるMODEの情報を掛け合わせて利用することが可能になります。
現場で得られるさまざまなIoTデータと、人やモノの「位置情報」を組み合わせることで、データドリブンな経営判断や現場管理をより高い解像度で実現。またオペレーションの効率化を図ります。
従来、現場で起きている出来事は現場に行かなければ分からず、タイムリーな経営判断の障壁となってきました。
今回の連携により、現場におけるさまざまな情報が有機的につながり、現場に行かずとも客観的なデータで現場のことを把握できるようになりました。
これにより「現場」を持つあらゆる企業様のDX（デジタル・トランスフォーメーション）の取り組みを大きく前進させることができます。
また両社はシステムを相互に融合させて提供することで、販売提携の強化を目指します。
両社は、IoT技術と位置情報を使ったDX推進に寄与し、あらゆる産業におけるデータ活用を通じた経済発展に貢献してまいります。
■想定されるマーケットと活用例
建設業、製造業、物流業などの管理すべき「現場」がある様々な業種でのご活用を想定しています。
【活用例】
◯バイタルセンサー ✕ 位置情報
- 健康状態に異常がある作業員の位置把握
- 作業エリア別の作業負荷の割り出し
- 心拍数が上がりやすい地点の把握と注意喚起
◯機器の稼働状況 ✕ 位置情報
- 機器の修復作業ができる作業員の迅速なディスパッチ
- エラーの発生から作業員の到着、改善までの一連の流れを可視化
- 稼働周期に合わせた無駄のない人員配置の検討
■マルティスープ『iField』について
マルティスープが提供する『iField』は、位置情報を起点とした現場情報の集約・分析ツールです。
屋内・屋外を問わずIoTを活用して人やモノ、車両などの位置情報を取得。地図上に作成した任意のエリアや建物情報と掛け合わせて、現場の管理・分析を可能にします。
またエリア判定による自動チェックイン・チェックアウト通知、モバイルからのステータス変更や報告書作成機能などを利用することで、現場のオペレーションの効率化に活用いただけます。
フィールドに点在する現場や設備といった「場所」と、作業をする人や車両、資材といった「移動体」、またそれらに紐づく作業や情報を地図上で一元管理するためのサービス。2020年10月にクラウド型サービスとしてリニューアルされ、より導入しやすいサービスとして提供しています。
施設・設備などを地図上へさまざまな表現で登録可能なほか、独自地図を重ね合わせられるなど、柔軟な活用ができることが大きな特長です。
iField（屋外モード画面）
iField（屋内モード画面・移動軌跡のアニメーション機能）
■MODEについて
MODEは、現場DXを加速させるIoTソリューションを提供しているシリコンバレー発のスタートアップ企業です。
IoT技術をパッケージ化することで、誰でも簡単に使えるクラウド・プラットフォームを提供しています。様々な業界に現場データ活用を浸透させ、ビジネスに変革を起こし、一歩進んだ社会の実現を目指します。
ーーー
MODE, Inc. 会社概要
代表者：CEO / Co-Founder 上田 学
所在地：アメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオ市ゲートウェイドライブ1840、スイート250
設立：2014年7月
事業内容：センサープラットフォーム及び関連ソフトウェアサービスの提供
URL：https://www.tinkermode.jp
マルティスープ株式会社 会社概要
代表者：代表取締役 那須 俊宗
所在地：東京都千代田区神田錦町3-11 精興竹橋共同ビル3F
設立：2000年4月20日
事業内容：自社プロダクト『iField』の開発・販売 ／ 『iField』を活用したソリューション構築 ／ 各産業向けシステム開発（主な領域：屋内外位置情報、モバイル・IoTデバイス、データサイエンス）
URL：https://www.multisoup.co.jp/
当件に関するお問い合わせ先
マルティスープ株式会社
東京都千代田区神田錦町3-11 精興竹橋共同ビル3F マルティスープ社内
担当：広報
Tel：03-3518-9013
e-mail：marketing@multisoup.co.jp
