岡山市がスタートアップとの協働実証実証「GovTech Challenge OKAYAMA 2022」について3/14に成果報告会を開催

この記事は約6分で読めます。
アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県神戸市 代表:中西雅幸)が運営に参加する、岡山市がスタートアップ企業らと取り組んだ協働実証実験「 GovTech Challenge OKAYAMA (ガブテックチャレンジ岡山)」では5件の課題について実証成果を発表します( https://gco2022-demoday.peatix.com/ )。

――――――――――――――――――――――――
■「GovTech Challenge OKAYAMA」とは
――――――――――――――――――――――――

スタートアップの成長支援とデジタル技術等を活用した社会・行政課題の解決を目的として、岡山市が今年度から取り組んだ新事業が「GovTech Challenge OKAYAMA(GCO/ガブテックチャレンジ岡山)」です。中四国の市町村としては初めての取り組みとなります。

穏やかな気候と県庁所在地としての都市機能のバランスがよく、住みやすい生活環境が整った岡山市では、地元企業との運営委員会方式でスタートアップ支援拠点「ももたろう・スタートアップカフェ」を設けるなど、近年、新しい技術の活用と若い企業のサポートに取り組んでいます。

今回、その「ももたろう・スタートアップカフェ」において、昨年10月よりスタートしたGCOでの実証実験5件について結果を発表する『成果報告会』を行います。現地会場では、実証実験を行った岡山市職員やスタートアップの担当者との交流会も設け、実際に実証実験で使ったツールの説明・展示を行う予定ですので、岡山市周辺在住の学生・スタートアップ・VCなどの方々はぜひご来場ください。

​UIJは、スタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決する一連のプロジェクトで、GCOもその一つです。UIJでは、今後も全国各地でのプロジェクト運営を通じて、地域課題の解決とスタートアップ企業の成長支援の両面で社会に貢献したいと考えています。

【開催概要】
日時:2023年3月14日(火)16:00〜17:30(1時間30分)
参加費:無料
場所:ももたろう・スタートアップカフェ

▼3/14開催!GovTech Challange OKAYAMA成果報告会(詳細と申し込み)
https://gco2022-demoday.peatix.com/

▼GovTech Challenge OKAYAMA
https://urban-innovation-japan.com/city/okayama-city/

――――――――――――――――――――――――
■実証実験で取り組んだ課題(テーマ)と採択企業
――――――――――――――――――――――――

  • 課題1)文化芸術と市民の距離を縮めたい!~多角的なアイデア募集中~

 

「文化芸術イベントへの参加者や関心 層を拡大したい」、「アーティスト支援に繋げたい」などの課題を解決し、市民と文化芸術をもっと近づけたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/okayama-city/2022-8/culture-idea/
所管課:文化振興課
採択企業:株式会社ARTEE https://artee-jp.com/
 

  • 課題2)町内会DX!助成金申請の電子化で役員の負担軽減と持続可能な地域づくりを目指す!

 

町内会への補助金の種類が多く、申請が紙ベースのため、町内会役員だけでなく行政側の業務負荷も大きい。申請を電子化してお互いの負担を軽減したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/okayama-city/2022-8/neighborhood-association/
所管課:南区役所総務・地域振興課
採択企業:株式会社ほいらく https://hoiraku.jp/
 

  • 課題3)早めの対策でいつまでも健康に!フレイル健康チェックを広げたい!

 

薬局や地域の集まりで行っているフレイルチェックを受ける人を増やしたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/okayama-city/2022-8/frailty-check/
所管課:地域包括ケア推進課
採択企業:株式会社HYPER CUBE https://www.hyper-cube.co.jp/
 

  • 課題4)海ごみはどこからやってくる!?上空からの画像の解析により河川流域をモニタリングしたい!

 

海ごみの多くは、陸で発生したごみが水路や河川を介し、海に流入している。市内全域のホットスポットを継続的にモニタリングできるようにしたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/okayama-city/2022-8/ocean-pollution/
所管課:環境事業課 資源循環推進室
採択企業:株式会社Solafune https://solafune.com/ja
 

  • 課題5)目指すはまちの活性化!AIを使った通行量調査の有効性を検証したい!

 

岡山市のまちなか活性化に向けて、時間や日数に縛られない方法で通行量調査を行った際のデータ活用についてニーズの可能性を検証したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/okayama-city/2022-8/auto-investigation/
所管課:産業振興・雇用推進課
採択企業:Intelligence Design株式会社 https://i-d.ai/

――――――――――――――――――――――――
■「Urban Innovation JAPAN」とは
――――――――――――――――――――――――

Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年にはグッドデザイン賞を受賞しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072562.html

▼これまでの事例(22自治体)
https://urban-innovation-japan.com/past/

▼過去事例(採択企業インタビュー記事)
岡山市の海ごみの課題に取り組んだSolafuneとの実証実験がOHK岡山放送で放送されました!
(UIJ公式note記事)
https://note.com/uij_info/n/n586c7d2a4e4b?fbclid=IwAR0q45gDP2_Qzx4tBMOL-np6tTRLa_FWCSMaXXf6uSUjfa-UmJCg-rz2sJU

タイトルとURLをコピーしました