本取り組みはHYPER CUBEが岡山市主催「GovTech Challenge OKAYAMA(ガブテック・チャレンジ岡山、以下GCO)」の一環として、岡山市の協力のもと実施します。
「GovTech Challenge OKAYAMA」とは、岡山市が抱える社会課題、行政課題について、最先端のテクノロジーや斬新なアイデアで課題の解決手法を提案するスタートアップを公募・選定し、岡山市職員と協働で社会実証を行うことで、課題解決とスタートアップの成長を目指す事業です。
■取り組み詳細
1.背景・目的
フレイルとは、加齢とともに心身が虚弱になっていくことです。早期に予防の取り組みを行うことで、元気な状態を取り戻せる大切な時期でもあります。
要介護状態にならないよう、できるだけ早い段階から自分の健康状態に気づき、介護予防に取り組むことをが重要とされています。
現在も薬局や介護予防イベントなどでフレイルチェックは実施されています。高齢者の数に対し、実施件数はまだまだ十分とは言えず、その背景には、フレイル健康チェックのオペレーションの負荷も原因としてありました。
本取り組みでは、AIアバターが、人の介入の一部を担い、高齢者にとってのデジタルサービスの有効性や課題などを検討します。
2.概要
本取り組みでは、タブレット上のHYPER CUBE提供アプリ「トモニ」を通じてAIとの対話型フレイル健康チェックを行うことができます。「トモニ」は人の回答を認識し、高齢者にとってハードルの高いタブレット操作を行わずにフレイル健康チェックを行うことが可能で、今まで手作業だった計算や、記録などを自動化し、健康のためのアドバイスを中心に人が介在して、被験者のフォローを行います。
3.詳細
期間場所:
①フレイル予防イベント
1月27日(金),1月30日(月)
②指定の薬局等
1月30日(月)から2月28日(火)まで
利用料 :無料
■(参考)
「トモニ」について
トモニは、共に 歩み、寄り添い気づきを与えてくれる友にをコンセプトに、様々な領域での知見とデータプラットフォームをつくることで、認知症・フレイル・メンタルヘルス・リハビリなどに寄り添うAIアバターの創造を目指しています。
予防というのは、元来「大変」「我慢が必要」「つまらない」ことであることが多く、特に高齢者にとっては、課題解決が難しいシーンが多くありました。
トモニを通して、日常の会話を拾い上げ、個人ごとの課題を個人ごとの望み楽しみと掛け合わせることで気づきを得て楽しく予防に努めてくれる仕組み作りをしています。
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