この写真展は、雑誌『写真』(発行:ふげん社)とのコラボレーションにより実現したもので、会期は2022年7月22日(金)から2022年8月31日(水)までとなります。
大和田良氏は2005年にスイスのエリゼ美術館主催「reGeneration」展で、21世紀初頭を牽引する50人の写真家に選ばれるなど、国内外で高い評価を得て活躍する写真家です。同氏最新作『Differential Notes(Case1_Nature)』は、眼で見た光景と、レンズを通して定着された像の差異を映像化して見ることで、写真表現とはどのようなものかを考えるひとつのきっかけとして取り組まれている作品です。さまざまなモチーフを対象とする本作の中から、今回は自然物を対象とした作品を厳選し、エプサイトギャラリーに展示します。
雑誌『写真』は本年1月に創刊、注目される新しい写真雑誌です。写真文化を紙に残していくことにこだわりを持つ雑誌『写真』と、数多くの写真家と一緒に「写真をカタチにすること」を大切にし、写真展を創り上げてきたエプサイトがともに取り組み、「誌面記事」「本展のwebスペシャルページ(7月中旬公開予定)」「写真展」で大和田氏の作品世界とその魅力をお伝えします。
本展の開催を記念して、大和田氏と雑誌『写真』編集長・村上仁一氏によるオンライン・トークイベントを実施します。展示作品の解説や見どころの紹介のほか、写真家と編集者ならではの視点で「写真展の魅力」や「鑑賞方法」、「現在の写真家にとってのプリントとは?」などのテーマでお話いただきます。
ギャラリーでの視覚的な体験を通して、大和田氏の作品世界の本質に迫り、「写真とは何か?」という問いを皆さまと考える新たな機会になれば幸いです。本展にどうぞご期待ください。
▶雑誌『写真』WEBサイト https://www.shashin.tokyo
▶協力:ダイヤミック株式会社 PICTORICO (ピクトリコ) https://www.pictorico.jp/
■大和田良 写真展『Differential Notes (Case1_Nature)』開催概要
開催場所:エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル1F
会期:2022年7月22日(金)~2022年8月31日(水)
時間:11:00~17:00
休館:日曜日
注:8月4日(木)オンライン・トークイベント開催日、ギャラリーは15:00で閉館となります。
注:8月11日(木) ~ 8月16日(火)は弊社指定休館日となります。
注:状況により会期・開催時間を変更する場合があります。 ご了承ください。
展覧会の詳細は、以下ホームページでご確認ください。
https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/exhibitions/2022/0722/
■オンライン・トークイベント 開催概要
『featuring Sha Shin Magazine
大和田良(写真家)× 村上仁一(雑誌『写真』編集人)
写真家と編集者が考える「理想の写真展」とは?』
開催日時: 8月4日(木)19:00~(約1時間)
注:イベントはオンラインでの開催で、ギャラリーからライブ配信をいたします。
注:当日ご参加いただけない方へ向けてアーカイブ視聴のお申し込みも受け付けいたします。
参加費 : 無料
参加方法: 事前申込制:ライブ視聴、アーカイブ視聴ともに以下のページからお申込みいただけます。
イベント、お申し込みの詳細は以下ページでご確認ください。
https://sform1.epson.jp/public/seminar/view/5459
■写真家プロフィール
大和田 良 Ryo Ohwada
1978年仙台市生まれ、東京在住。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学院メディアアート専攻修了。2005年、スイスエリゼ美術館による「reGeneration. 50 Photographers of Tomorrow」に選出され、以降、国内外で作品を多数発表。主な作品に、盆栽をモチーフとした『FORM』、ワインの色を捉えた『Wine Collection』等。最近の著書に『R』(2020年/kesa publishing)、『五百羅漢』(2020年/天恩山五百羅漢寺)、『宣言下日誌』(2021年/kesa publishing)、『写真制作者のための写真技術の基礎と実践』(2022年/インプレス)。2011年日本写真協会賞新人賞受賞。東京工芸大学芸術学部非常勤講師。日本写真芸術専門学校講師。
http://www.ryoohwada.com
https://www.instagram.com/ryo.ohwada/
以上