世界のエッジコンピューティング市場に挑戦する国内半導体メーカー「ArchiTek」  世界最⼤規模のテクノロジー⾒本市「CES 2023」へ出展

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ArchiTek株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役:高田周一、以下ArchiTek)は、2023年1月5日(木)より米国・ラスベガスで開催される世界最⼤規模のテクノロジー⾒本市「CES 2023」へ出展することをお知らせいたします。

 ArchiTekは、独⾃アーキテクチャaIPE※1を搭載した、画像・⾳声処理やAI推論をスマートに実⾏するエッジAIプロセッサ「AiOnIc®」を開発しております。AiOnIc®は、種類の異なるプロセッサを混載した独自開発のヘテロジニアス※2なアーキテクチャで、ハードウェアでありながらエンジンの機能をパラメータにより拡張し、更には、それらエンジンやプロセッサを動的に組み替えることで様々な機能を柔軟に実現することができます。

 2020年には試作LSI(開発コード「beppu」)を開発し、画像処理およびAI推論のデモやPoC (Proof of Concept) を行なってきました。beppuのアーキテクチャ・機能・性能の検証および評価にて所望の結果が得られたため、2023年のリリースに向けて量産LSI(開発コード「chichibu」)の開発を着手しました。beppuに対し、chichibuは5倍以上の性能向上と2割以上の電力効率向上を実現します。AiOnIc®はエッジAIのプラットフォームとして、身の周りにてセンサーデータをスマートに処理することでヒトの五感を補完・拡張し、人々の安心・安全・快適な生活を実現します。ArchiTekはCES2023への出展を⽪切りに、世界市場でのビジネスを加速してまいります。

※1 aIPE
ArchiTek Intelligence® Pixel Engineの略称。様々な⽤途に応えられる柔軟性・⼩型・低消費電⼒を実現するアーキテクチャ(プロセッサの基本構造)

※2 ヘテロジニアス
アーキテクチャが異なる複数のコア(演算回路の中核部分)を集積したマイクロプロセッサ

■ CES 2023について
 CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)は、全⽶⺠⽣技術協会(CTA)が主催するアメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで毎年1⽉に開催される世界最⼤規模のテクノロジー⾒本市です。展⽰会には多くの新製品が出品、プロトタイプも多く出展され、スタートアップ等も参⼊しており新分野の展⽰も⾏われます。前回のCES2022は、2年ぶりにリアルと並行してオンラインでも開催され、約2,300社が出展して約4万⼈の来場を記録しました。CES2023では166ヶ国以上から2,400以上の出展社、10万人以上の来場者が見込まれております。

・会期:2023年1⽉5⽇(木)〜2022年1⽉8日(日)
・会場:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス
・主催:Consumer Technology Association(CTA:全⽶⺠⽣技術協会)
・出展ブース:Eureka Park J-Startup/Japanパビリオン 出展エリア
・ブース番号:62201
・CES公式サイト:https://www.ces.tech/

■ ArchiTekについて
 ArchiTek株式会社 (ArchiTek Corporation) は、シンプルで美しいアーキテクチャやアルゴリズムを得意とする、研究開発型ベンチャーです。日本政府が推進するJ-Startup企業に認定されています。スマートシティ、スマートケア、スマートリテールなどの分野にて、DX (Digital Transformation) の核となるエッジAIプロセッサを開発しています。

【会社概要】
会社名    :ArchiTek株式会社
所在地    :大阪府大阪市西区北堀江1丁目1番29号
代表者    :代表取締役 高田周一
設立       :2011年9月29日
URL       :https://architek.ai/ja/business-home-jp/
事業内容 :エッジAIプロセッサの開発および関連ハードウェアやソフトウェアの開発と販売

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