このたびLINEリサーチでは、日本全国の男女を対象に、普段音楽を聴いている高校生の割合や、好きな音楽番組などについて調査しましたので、その結果をお知らせいたします。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます: https://research-platform.line.me/archives/40258291.html
※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。
高校生にふだんどのくらい音楽を聴いているかを聞きました。「音楽はまったく聴かない」と回答した人の割合はわずか1%で、昨年と変わらず高校生はふだんよく音楽を聴いていることがわかります。
「ほぼ毎日聴く」という人の割合は全体で7割超となり、男女で比較すると男子高生よりも女子高生の割合が高くなりました。学年別にみると、特に2年生で「ほぼ毎日聴く」という人の割合が高い傾向にありました。
さらに「週に4日以上」(「ほぼ毎日聴く」「週4~5日聴く」の合計)音楽を聴くという高校生は全体の85%となりました。
■好きな音楽番組の全体1位は「CDTVライブ!ライブ!」
音楽祭などの特別番組は除き、定期的にテレビで放送されている音楽番組をふだん見るかどうかを聞きました。また、見るという方には首都圏の地上波テレビ番組表(2022年4月時点)からピックアップした番組の中で、好きな音楽番組を聞きました。録画や見逃し配信、DVDやインターネットで見る場合も含めて回答してもらいました。
(※なお、2022年4月より「シブヤノオト」がリニューアルされ「Venue101」(ベニューワンオーワン)になっており、調査時点では、「Venue101」は選択肢として設置していません。)
「まったく見ない」と回答した人は全体の35%で、6割超の高校生は何らかの音楽番組を見ていることがわかりました。男女別にみると「まったく見ない」という人は、女子高生で3割弱、男子高生で4割超となり、女子高生のほうが音楽番組をよく見ていることがわかります。また、学年が上がるにつれて「まったく見ない」の割合が高くなり、3年生では4割でした。
見ている音楽番組の全体1位は「CDTVライブ!ライブ!」で4割強でした。全体2位は「ミュージックステーション」で3割超。どちらも生放送で音楽パフォーマンスを楽しめる番組で、男女ともに高い割合で上位に並んでいます。
全体の3位以降は「関ジャム完全燃SHOW」「バズリズム02」「シブヤノオト」が1割前後で続き、男女別ではいずれも女子高生のほうが高い割合となっています。
■高校生が音楽番組を見る理由は「好きなアーティストがよく出ているから」
ふだん音楽番組を見る高校生に音楽番組を見る理由を聞きました。全体1位は「好きなアーティストがよく出ているから」で4割超。男女ともに1位ですが、男子高生よりも女子高生の割合が高く5割超となっています。
全体2位以降には、「生演奏やライブが楽しめるから」「新曲が聞けるから」が3割台で続きます。
男女別でみると、どの項目も女子高生の割合が高く、音楽番組を好きな理由が色々あるようです。「振り付けやダンスが見られるから」の割合も女子高生では高く5位にランクインしました。
一方、男子高生のほうが高い割合なのは「名曲が聴けるから」「音楽の知識が深まるから」で、それぞれ1位と6位にランクインしました。
■高校生が好きなミュージシャン1位は男女ともに「YOASOBI」
J-POP/K-POPアーティストを中心に、国内の音楽チャートからピックアップしたアーティストの中から、好きなミュージシャンやアーティストを聞きました(2022年5月時点)。
全体1位は「YOASOBI」、2位と3位は僅差で「Official髭男dism」「米津玄師」という結果となりました。
男女年代別でも「YOASOBI」や「Official髭男dism」、「米津玄師」が上位にランクインしています。
男子高生よりも女子高生のほうが各項目の割合が高い傾向で、特に「back number」「あいみょん」「まふまふ」「天月-あまつき-」は女子高生の割合が高くなっています。
「Ado」「Eve」「まふまふ」「天月-あまつき-」「ずっと真夜中でいいのに。」といった、動画配信などのインターネットを中心に活動するミュージシャンも多くランクインしました。「Ado」「まふまふ」「天月-あまつき-」「ずっと真夜中でいいのに。」は、特に高1女子で高い割合でした。
また、「back number」「Mrs.GREEN APPLE」「RADWIMPS」といったバンド系も男女ともにランクインしています。女子高生では「マカロニえんぴつ」、男子高生では「緑黄色社会」もランクイン。「ヨルシカ」は男子高生よりも女子高生の割合が高くなっています。
そのほかにも、男女ともに「優里」が11位にランクイン。「King Gnu」は、女子高生で13位、男子高生で9位にランクインしました。
また、女子高生の13位には「TWICE」がランクイン。このランキングにはのっていませんが「BTS」「IVE」「BLACKPINK」「ITZY」「Kep1er」といったK-POPアーティストも女子高生のほうが高い割合でした。「TWICE」は特に高1女子で割合が高くなりました。
同じくランキングには入っていないものの、「King & Prince」「なにわ男子」「Snow Man」「SixTONES」といったジャニーズ系も女子高生のほうが高い割合で、いずれも1割台となりました。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2022年月5月11日~2022年5月12日
有効回収数:993サンプル
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約595万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2022年4月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/