- 概要
南足柄市は、市政運営の指針となる「南足柄市第五次総合計画」が令和5年度に目標の最終年次を迎えることから、現行計画の検証を行ったうえで、「南足柄市第六次総合計画」を策定します。市は南足柄市第六次総合計画策定支援業務(本業務)委託公募型プロポーザルを実施し、令和4年6月14日に、ジャパンインターナショナル総合研究所を最優秀提案者として公表しました。
Liquitousは、ジャパンインターナショナル総合研究所に、弊社が開発する、オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」を提供、ジャパンインターナショナル総合研究所が本業務の一環として実施する「市民参画の運営支援」業務等において、Liqlidを活用いただきます。
- 取り組みの内容
ジャパンインターナショナル総合研究所は、本業務の一環として、次期計画の策定過程において、多様な市民参画の機会を設け、意見を聴きつつ計画づくりを行うために、市民参画の方法の提案及び運営等の支援を行います。この中で、市民等で構成し、まちづくりに関する自由な意見をお聴きする「市民会議」の取り組み、そして「その他市民からの意見等の聴取」にあたって、弊社Liqlidを活用いただきます。
Liqlid上でのアイデアの投稿、プロジェクト内でのチャット、意向調査(投票)機能等を利用して、「市民会議」の参加者を含めた幅広い市民の皆さんから、市の将来像についてのアイデアやご意見をいただきます。
- オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」(リクリッド)とは
オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」は、Liquitousが独自に開発した、『じっくり話して、しっかり決める』がコンセプトの、対話・熟議に基づく参加型合意形成プラットフォームです。
Liqlidは、ブラウザ上で動作し、ダウンロード・インストール等不要で、市民と行政職員をつなぎ、市民発のアイデア出しからプロジェクトの共創、意向調査までを一気通貫で行うことができます。
各段階で、積極的にアイデアを投稿したり、共同で文書を作る過程で修正の提案をしたり、「いつでも、どこでも、誰でも」参加できるシステム設計に基づいています。プロジェクトへの積極的な参画から、負担感の軽い参画まで、個々のニーズに合った形で参画できる仕組みです。「Liqlid」は、住民と行政との双方向のやりとりの上に成り立つ、形式だけにとどまらない参画・共創を実現します。
「Liqlid」の詳細情報: https://liquitous.com/product/liqlid
- 本取り組みについて、ジャパンインターナショナル総合研究所からのコメント
VUCAと呼ばれる変化の激しい時代に対応していくためには、市民と行政により「協働で地域をマネジメントする」ための総合計画策定が一層重要になります。弊社では、市民の皆様とコミュニケーションを深めながら計画づくりを進めるための、市民参画・政策立案に関するノウハウを蓄積してきました。南足柄市第六次総合計画の策定では、こうしたノウハウとLiqlidを融合させ、より多様で積極的な市民参画を目指します。
- ジャパンインターナショナル総合研究所について
まちづくり全般を行うトータル・プロデュース企業として、総合政策、経済、観光、福祉、教育、環境、防災等のあらゆる分野で、コンサルティングやデザイン領域を中心に、全国の官公庁・自治体に特化した事業を展開しており、創業から約60年の間に培ったノウハウや事例、実績シェア率の高さ、受託から納品まで一貫して行うことができる社内体制などが特徴・強みとなっている会社です。
- 株式会社Liquitousについて
Liquitousは「一人ひとりの影響力を発揮できる社会」を目指し、テクノロジーで政策形成プロセスの包摂性・透明性・対応性をより向上させるため、市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」の開発と、導入・運用・定着支援や効果分析を通した社会実装を一気通貫で行う「市民と行政の間のコミュニケーション・エージェント」です。
神奈川県鎌倉市・埼玉県横瀬町・高知県土佐町や、連携協定を締結している大阪府河内長野市・千葉県木更津市・高知県日高村など、全国の自治体の計画・構想策定や行政ニーズ把握、スマートシティにおける「市民参加型オンライン合意形成プラットフォーム」などに、「Liqlid」を活用いただいています。
〇 社名:株式会社Liquitous(代表取締役CEO:栗本 拓幸)
〇 ホームページ: https://liquitous.com
〇 Twitter: https://twitter.com/liquitous
〇 Facebookページ:https://www.facebook.com/Liquitous/