「オーディオ銘機賞」の授賞は、最高峰にあたる「金賞」をはじめとする「銀賞」「銅賞」の三賞と、かつてない高いクオリティを実現したモデルに贈られる「特別大賞」、高度なアイディアや技術、素材などを多角的に検討し生み出された、“ハイエンド”の名にふさわしい優れた機器に贈られる「ハイエンド特別大賞」、このたび新設された、多くのオーディオファンにぜひ手に取ってもらいたい、リーズナブルなプライスと音質への飽くなき追求を両立したモデルに対し贈られる「ミドルクラス大賞」をはじめ、各ジャンルの画期的な製品やプロジェクトに贈られる「特別賞」、そしてジャンルごとの優れた製品に贈られる「オーディオ銘機賞」の各賞について行われます。
「オーディオ銘機賞2023」につきまして、このたび発表致しますのは、最高峰の「金賞」「特別大賞」および「ハイエンド特別大賞」「ミドルクラス大賞」の授賞結果です。11月21日発売のピュアオーディオの専門誌「オーディオアクセサリー」の最新 187号にて、「オーディオ銘機賞2023」の授賞の全容を発表致します。併せてご期待くださいませ。
- オーディオ銘機賞2023 金賞受賞モデル
■アキュフェーズ
モノラルパワーアンプ「A-300」
アキュフェーズのブランド創立50周年記念モデルの最後を飾る、A級モノラルパワーアンプ「A-300」が金賞を受賞しました。新規設計のトロイダルトランスや大容量フィルターコンデンサー、厳選されたパーツ類を搭載してさらなる低雑音化を実現。信号経路の最短化など、A級パワーアンプの理想を追求したモデルとして、また50周年の最後を彩るにふさわしいモデルとして、流通側・評論家側双方の審査員から高い評価を獲得しました。
■ラックスマン
アナログプレーヤー「PD-191A」
創業100周年を間近に控えるラックスマンが送る、フラグシップアナログプレーヤー「PD-191A」。ロングセラーとなった「PD-171」の誕生から10年を超え、その間に培われた数々の技術を投入し、ラックスマンならではの洗練されたデザインセンスと、レコードに刻まれるサウンドを余すところなく引き出すフィロソフィーが高く評価されました。豊富なオプションでさまざまなアームを搭載できる拡張性の高さも、オーディオファンの遊び心をくすぐるポイントです。
■エソテリック
アナログプレーヤー「Grandioso T1」
エソテリックのフラグシップラインである「Grandiosoシリーズ」から登場した初のアナログプレーヤー。19kgという重量級プラッターを、強力なマグネットの磁力で非接触のまま回転させる独自技術が大きなポイントで、その正確な回転からもたらされる表現力には、国内外のオーディオ愛好家から熱い視線が注がれています。創立35周年を迎えたエソテリックの新たな挑戦として、またハイエンドオーディオの新たな次元を切り開くものとして多大なる期待が寄せられています。
- オーディオ銘機賞2023 特別大賞受賞モデル
■エソテリック
パワーアンプ「Grandioso M1X」
2013年に誕生したGrandiosoシリーズは、2019年より順次ラインナップを「Xエディション」へと進化させてきました。深刻なパーツ不足が続く中で、粘り強く開発を進め発売にこぎつけた本機。独自の電流伝送方式「ES-Link Analog」を搭載、ハイスピードなアナログ伝送はパワーアンプをさらに活性化させます。エソテリックの理念を示す重要なプロダクトとして評価されました。
■TAD
スピーカーシステム「TAD-CE1TX」
「TAD-CE1TX」は、TADの革新的な技術をふんだんに盛り込んだ、Evolutionシリーズの3ウェイブックシェルフスピーカーです。理想的な点音源再生を意図した同軸のCSTドライバーの魅力はそのままに、ミッドレンジやウーファーの振動板を再設計しさらなる広帯域の再生能力を獲得。ブックシェルフの概念を越える表現と品位あるデザインは、まさに日本ブランドの矜持を伝えるものです。特別大賞にふさわしいモデルとして選定されました。
■フェーズメーション
MCカートリッジ「PP-5000」
ブランド創立20周年を迎えるフェーズメーションの「PP-5000」が特別大賞に選定されました。2002年に「P-1」で鮮烈なデビューを飾ったフェーズメーションですが、「PP-5000」はこの20年で培われた技術を投入して生み出されたフラグシップカートリッジです。ダイヤモンドカンチレバーに、窒化チタンコーティングを施したボディなど、贅沢な素材を惜しみなく投入。アナログ再生の “究極” を追い続けるブランドの姿勢も高く評価されました。
- オーディオ銘機賞2023 ハイエンド特別大賞受賞モデル
■プレイバック・デザインズ
SACD/CDプレーヤー「MPS-6」
アンドレアス・コッチ氏が代表を務めるプレイバック・デザインズは、DSD再生を含むデジタル再生の最先端を切り開くブランドとして高い評価を獲得しています。「MPS-6」は、トップモデルの「DREAM」シリーズに続き展開される「EDELWEISS(エーデルワイス)」シリーズとして、DREAMの技術を受け継ぎながらもコストダウンを実現。プレイバック・デザインズの理念をより多くのリスナーに届けるものとして期待されています。
■エステロン
スピーカーシステム「XB Diamond mkII」
優美な外観と芸術性の高い音楽表現。エストニアの至宝、エステロンのスピーカーは、その圧倒的な存在感で世界中のオーディオファイルから憧れの眼差しが注がれています。平行面の存在しないオリジナリティ溢れるデザイン、さまざまな素材を組み合わせ高剛性と不要共振の排除を追求するなど、現代ならではの技術でスピーカーの可能性を革新します。昨年の「YB MkII」に続き、2年連続の受賞となりました。
■アヴァンギャルド
スピーカーシステム「TRIO G3+SpaceHorn」
ホーンスピーカーの未来ここにあり。ドイツ・アヴァンギャルドが送り出す独特の世界観に、心を鷲掴みにされるオーディオファンも少なくありません。ドライバーはすべて刷新し、第三世代となる「Evolution Driver」に進化。サブウーファーもSpaceHornと名を変え、さらに強靭・強力な低域表現を獲得。またモジュールを追加することでアクティブ化も実現できるなど、オーディオの未来を見据えた新たな挑戦です。
- オーディオ銘機賞2023 ミドルクラス大賞受賞モデル
■マランツ
プリメインアンプ「MODEL 40n」
MODEL 40nは、 “大型テレビ” があらためて家庭の中心になりつつある昨今のリビング環境の中で、良質な音楽、そして映像体験をもたらす画期的なモデルです。HDMI入力を搭載しテレビと連携できることはもちろん、ネットワーク機構HEOSを搭載し、音楽サブスクリプションも存分に楽しめます。忘れてはならないのが、マランツが長年に渡り培ってきたアナログアンプ。生活に豊かな彩りを与える、リビングオーディオの決定打です。
■デノン
プリメインアンプ「PMA-1700NE」
デノン110周年モデルの技術を受け継ぎ、20万円台という手の届きやすい価格で “デノン・クオリティ” を実現したプリメインアンプ。USB DAC、フォノイコライザーなど多彩な機能を内蔵しており、家庭内の「オーディオコントロールセンター」となりうる拡張性も魅力です。サウンドフィロソフィー「Vivid & Spacious」の理念を継ぐ、価格以上の表現力を備えた実力機です。
- オーディオ銘機賞について
■概要
音元出版主催、ピュアオーディオの領域において卓越した性能と革新の内容をもち、オーディオマインドに溢れる真の銘機を選定、表彰することを目的として1978年に創設されました。2021年現在で43年の歴史を持つアワードです。毎年秋シーズンに審査会が開催され、技術的見識の深いオーディオ評論家と、マーケットでの商品性に詳しい有力オーディオ店の代表者らで構成された審査委員会が多角的な視点で製品を選定します。
「オーディオ銘機賞2023」受賞結果の速報は、音元出版運営のクオリティや使い心地にこだわるユーザーが集う国内最大のオーディオ/AV/デジタルガジェットの情報サイト「PHILE WEB」(https://www.phileweb.com)で発表されています。受賞結果の全容は、音元出版発行の高音質再生を追求するピュアオーディオ専門誌「オーディオアクセサリー」187号(11月21日月曜日発売)で発表致します。
■審査委員
【評論家側審査委員】
<審査委員長>藤岡誠氏/石田善之氏/石原俊氏/井上千岳氏/生形三郎氏/大橋伸太郎氏/小林貢氏/鈴木裕氏/角田郁雄氏/福田雅光氏/山之内正氏 (審査委員長以外五十音順)
【販売店側審査委員】[ ]内は店名と所在地
<審査委員長>大原晴三氏[マックスオーディオ・北九州市]/大原浩次氏[エディオン広島本店・広島市]/北野正幸氏[上新電機・大阪市]/渋谷泰彦氏[オーディオユニオン・千代田区]/鈴木豊氏[テレオン・千代田区]/友野大介氏[オーディオコア・上田市]/野田怜男氏[のだや・郡山市]/堀野裕一郎氏[シマムセン・大阪市]/松野康太氏[オーディオスクエア・横浜市]/丸山明氏[ロイヤルオーディオ・松本市]/森田洋之氏*新任[CAVIN大阪屋・札幌市] (審査委員長以外五十音順)
■公式サイト
https://www.phileweb.com/aea/2023/
(2022年11月開設予定)
■発表媒体について
・ウェブサイト「PHILE WEB」 https://www.phileweb.com
クオリティや使い心地にこだわるユーザーが集う、国内最大のオーディオ/AV/デジタルガジェットの情報サイト。ニュース記事や製品レビュー、売れ筋ランキング、人物インタビューをはじめとするテキストコンテンツや動画コンテンツを展開。2022年9月現在でユニークユーザー数500万UU/月、ページビュー数2,000万PV/月。音元出版により1999年創設。
・「オーディオ銘機賞2023」ウェブ速報記事
「金賞」「特別大賞」
https://www.phileweb.com/news/audio/202210/26/23778.html
「ハイエンド特別大賞」「ミドルクラス大賞」
https://www.phileweb.com/news/audio/202210/26/23780.html
・ 雑誌「オーディオアクセサリー」 https://phileweb.shop/magazines/quarterly/aa/
高音質再生を追求するピュアオーディオ専門誌。オーディオ機器、オーディオアクセサリー、オーディオソフトなどの最新情報や再生のノウハウを満載。全国の書店で発売する年4回定期発行の季刊誌(2月21日/5月21日/8月21日/11月21日発売)、A4変形判(H285mm×W210mm)、定価1,500円(税込)。音元出版により1976年創刊。
■主催
オーディオ銘機賞実行委員会
電話:03-3255-4466 ファクシミリ:03-3255-4360 Email:audio@ongen.co.jp
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-9 第七東ビル 株式会社音元出版
- 音元出版について
1949年創業。ピュアオーディオやホームシアターの専門誌、およびウェブメディアを発信するメディア事業と、アワード、イベント、物販などのソリューション事業を運営しています。
●会社名:株式会社音元出版
●代表取締役:風間雄介
●所在地:〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-9 第七東ビル 8F
https://www.ongen.co.jp
<雑誌メディア>
●オーディオアクセサリー:高音質再生を追求するピュアオーディオ専門誌
https://phileweb.shop/magazines/quarterly/aa/
●アナログ:レコード再生、アナログオーディオなどの楽しみ方や最新情報を発信
https://phileweb.shop/magazines/quarterly/-analog-/
●季刊 ホームシアターファイル PLUS:実例紹介から機器レビューまで!日本唯一のホームシアターマガジン
https://phileweb.shop/magazines/quarterly/-plus/
<ウェブメディア>
●PHILE WEB https://www.phileweb.com
月間ユニークユーザー数500万UU、月間ページビュー数2,000万PV
●PHILE WEBオーディオ https://www.phileweb.com/audio/
●ホームシアターCHANNEL https://hometheater.phileweb.com/
●デジカメCHANNEL https://www.phileweb.com/dc/
●PHILE WEBビジネス https://www.phileweb.com/senka/
●Gadget Gate https://gadget.phileweb.com/
<フリーマガジン>
●プレミアムヘッドホンガイド https://phileweb.shop/magazines/pdf/phg/
●VGPお買い物ガイド http://vgp.phileweb.com/vgp2022
●DGPお買い物ガイド http://www2.phileweb.com/pdf/dgp2022/dgpmagazine2022.pdf
<アワード>
●VGPアワード http://vgp.phileweb.com
●DGPイメージングアワード https://www.phileweb.com/dgp/about.html
●DGPモバイルアワード https://dgp.phileweb.com/mobile/
●オーディオ銘機賞 https://www.phileweb.com/aea/2023/
●オーディオアクセサリー銘機賞 https://www.phileweb.com/aaea/2023/
●アナロググランプリ https://www.phileweb.com/news/audio/202204/01/23213.html