- 導入背景:増加する問合せを複数のチャネル対応により改善
大樹生命では、以前よりデジタルの導入によるお客様体験向上を目指し問合せ対応の改善に取組んでいました。コロナ禍の給付金請求等の影響もあり問合せが増加する中、今回「PKSHA Chatbot」と「PKSHA Voicebot」を同時導入し、大幅に対応チャネルを拡大いたします。テキスト形式で会話を行うPKSHAのチャットボットと音声によるボイスボットが連携しており、今後の応答範囲拡大にあたる連携性も期待できることから今回の導入が決定されました。
- 導入概要:需要の高い問合せのAI音声対応により月4,000件程度の削減へ
ウェブサイトに設置したチャットボットから、商品・サービス、およびお手続き等に関するお問合せに回答する他、電話におけるAI音声の対応では、解約請求書や保険料の振替口座変更請求書の郵送受付、営業部の電話番号照会等を自動で対応します(※2)。問合せチャネルの拡大により、お客様の問合せ時の体験向上を目指すことに加え、電話対応業務の負荷を軽減し、本来人が対応するべき対応に集中できる環境作りを目指しています。なお、今回の導入範囲では月間4,000件程度の電話問合せ削減を視野にいれています。
- 今後の展開:保険業界での実績を軸に展開を加速
大樹生命では、今回の導入を皮切りに徐々に音声対応における対応範囲を拡大していく予定です。個人のお客様からの問合せが多い保険業界においては、AIを活用した自動化や効率化による顧客体験の向上が今後も特に期待されています。PKSHAグループは多数の保険業界導入実績と業界特有の課題解決のノウハウをベースに、保険業界とそのお客様がソフトウエアを通じて共に進化するより良い関係性を目指し、DXの支援に邁進して参ります。
※1 :2022年秋より同名称。
PKSHA、AI SaaS製品を「PKSHA(パークシャ)」ブランドに統一。(9月5日発表)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000022705.html
※2 受付時間は7時00分~23時45分
◆PKSHA Communicationについて
未来の企業と顧客との関係を創るべく、 PKSHA AI SaaS製品の開発・販売を行っています。未来における企業と顧客のあるべき関係性を構想し、点在している顧客とのコミュニケーション接点を繋ぎ、まだ見ぬ顧客の声を集め、より強くより良い顧客との関係性構築を支援するAI SaaS製品を開発・販売していくべく設立されました。高度な自然言語処理の技術を活用し、ナレッジマネジメントの省力化やコミュニケーションの最適化、音声対話領域の取り組みなどを推進し、企業と顧客の新しい関係性を提案して参ります。
◆PKSHA Technologyグループについて
「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と顧客の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースにお客様の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、日本のDX推進を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/
◆本件に関するお問合せ
pr@pkshatech.com