消費者の趣味趣向が多様化するなか、音楽レーベルやアーティストプロダクションは、アーティストとファンの接点や保有データだけでは、ファンの趣向や人物像をつかみきれず、ファン一人ひとりに最適なプロモーション企画を検討することが難しくなってきています。
本手法は、SMEが独自に開発したツール「GROOVEFORCE ENGAGEMENT」(ファン層の可視化ツール)によって、さまざまなアーティストのファンの属性や興味関心事項などを可視化します。その結果を踏まえ、KDDIが保有する顧客行動の統計データを用い、企業のビッグデータ活用を支援するフライウィールがデータ分析と施策導入に向けた提案を行ない、有効な施策を導き出します。
今後本手法を活用することで、音楽レーベルやアーティストプロダクションは、ファンの趣味嗜好が多様化するなか、所属アーティストのファンの趣味趣向を理解し、相性の良いサービスや商品との効果的なコラボレーション施策の検討、相乗効果の高いプロモーション施策の立案などが可能となります。
なお本手法を活用し、KDDIのオンライン専用ブランドpovo2.0のお客さまの趣味趣向と最も近いファン層を持つアーティストとして緑黄色社会を導き出しました。
また本取り組みは、スタートアップのテクノロジーやビジネスモデルと大企業の保有アセットを結びつけるKDDI ∞ Labo事業共創プログラムを通じて推進しました。
■本キャンペーンについて
・本キャンペーンは、2022年10月14日(金)から、緑黄色社会のオフィシャル・モバイルファンクラブ「milestone」に加入中または新規加入の会員さま全員に、KDDIのpovo2.0で利用できるデータ容量1GB(24時間有効)のプロモーションコードを毎月1回、3ヵ月間にわたり提供します。
・さらに、期間中povo2.0へ加入したお客さまには、データ容量1GB(24時間有効)の初回キャンペーンコードもあわせて提供します。
・これにより、移動中や外出中でも気兼ねなく、ファンクラブのコンテンツをお楽しみいただけます。
※緑黄色社会のオフィシャル・モバイルファンクラブ「milestone」は月会費440円がかかります。
※表記の金額は、特に記載のある場合を除きすべて税込です。
緑黄色社会オフィシャルモバイルファンクラブ「milestone」で「#ギガ活」キャンペーンサイト: https://ryokushaka-fc.com/povo_cp/
キャンペーン期間:2022年10月17日(月)午前10時~2022年12月28日(土)午後11時59分
■緑黄色社会について
愛知県出⾝4⼈組バンド。愛称は“リョクシャカ”。
⾼校の同級⽣(⻑屋晴子・⼩林壱誓・peppe)と、⼩林の幼馴染・⽳⾒真吾によって2012年結成。以降、映画・ドラマ・アニメの主題歌などを数多く務め躍進。
2020年に発表した「Mela!」は、ストリーミング再生数が2億回を突破する代表曲に。
結成10周年を迎える2022年は、1月にアルバム「Actor」をリリース。自身最大規模の全国ツアー『Actor tour 2022』、初の日本武道館公演となる『緑黄色社会×日本武道館 “20122022”』を立て続けに成功させるなど躍進を続けている。
URL:https://www.ryokushaka.com/
■株式会社フライウィールについて
「データを人々のエネルギーに」をミッションとして掲げる、経営改革を支援するデータソリューションプロバイダーです。主力製品であるデータ活用プラットフォーム「Conata(コナタ)™」は、組織を超えたデータ連携によってデータドリブンな事業運営と意思決定を実現します。
URL:https://www.flywheel.jp/
■株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントについて
ソニーミュージックグループのヘッドクォーターとして、株式保有によるグループ全社の経営・管理を行なうとともに、エンタテインメント分野において多角的に事業を展開しています。ソニーミュージックグループは、「アーティスト&ミュージックビジネスグループ」、「ビジュアル&キャラクタービジネスグループ」、「エンタテインメントソリューションビジネスグループ」の3つの事業セグメントを柱に、新たなエンタテインメントの創出にチャレンジしています。
URL:https://www.sme.co.jp/
■「KDDI ∞ Labo」について
KDDIは、2011年から国内事業会社初のインキュベーションプログラムとして、「KDDI ∞ Labo」を開始し、2021年で10周年を迎えました。2013年には国内大手企業複数社を束ねたパートナー連合を組成し、KDDIのみならずさまざまな大手企業と共にスタートアップとの連携を推進してきました。また、2018年にはインキュベーションプログラムから事業共創プログラムに形態を変え、2021年度はパートナー連合によるスタートアップの事業支援件数が年間300件を越えるなど、大手企業とスタートアップとの事業共創を目指した活動を継続しています。
このたびKDDIはパートナー連合のSMEと「新たなコンテンツマーケティング手法の創出」という共創テーマに基づいてスタートアップを公募し、フライウィールの採択を決定後、3社での協議を続けてきました。
URL:https://www.kddi.com/open-innovation-program/mugenlabo/
以 上