NTTグループ唯一の物流企業NTTロジスコがGravioを採用!物流センターにおいて、温湿度で変質しやすい保管品の倉庫内温湿度をリアルタイム監視

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アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、当社のAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio(グラヴィオ)」の販売パートナーである伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)が、「Gravio」を利用した倉庫内温湿度監視の仕組みを構築し、NTTグループ唯一の総合ロジスティクス企業である株式会社エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(本社:東京都大田区、代表取締役社長:中江 康二、以下 NTTロジスコ)の平和島物流センター(東京都大田区)に導入したことを発表します。
  •  NTTロジスコが「Gravio」を導入した背景と効果

 

NTTロジスコは企画から配送、倉庫の運営まで物流業務を一括で請け負うNTTグループ唯一の総合ロジスティクス企業です。ロボティクスによる自動化や、映像とAIを組み合わせた物流品質の向上、AIによる需要予測に基づく発注補充業務の効率化・サプライチェーン最適化などに取り組み、NTTグループの物流DXを主導しています。
同社では情報技術を活用した物流サービスの品質向上や効率化に取り組むなか、倉庫で保管される医療機器や化粧品、精密機器などの温度や湿度によって変質する可能性がある保管品の管理体制に着目。保管品の適切な温湿度の管理に向けて、IoTを活用した倉庫内の温度や湿度の見える化に向けた取り組みを開始していました。
しかしながら、既存のIoTプラットフォームでは、温湿度データの異常は検知できるものの温湿度センサー自体のトラブル発生時の自動検知が困難であることから、運用管理者が温湿度計の数値確認を1日に2~3回実施するなどの人的作業が必要であるという課題を抱えていました。そこで、NTTロジスコはGravio販売パートナーのCTCからの提案により、次世代の倉庫内温湿度監視システムとして、ノーコードで汎用的な利用が可能なアステリアのAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」を採用。倉庫内の温湿度をリアルタイムに確認できるソリューションをCTCが開発し、平和島物流センターに導入しました。
平和島物流センター内に6個の温湿度センサーを設置したことで、庫内環境をリアルタイムで監視。温湿度が基準を超えた場合や設置したセンサーにトラブルが発生すると管理者へメールで自動通知が送付されます。この結果、庫内の温湿度がリアルタイムで見える化し、トラブル発生時の原因の特定や速やかなリカバリー対応が可能となりました。
NTTロジスコでは今後全国に20か所ある物流センターでの導入を検討するとともに、Gravioの豊富な対応センサーを活用し、さらなる業務の自動化を推進する方針です。
 

  • 倉庫内温度監視ソリューションにおける各種装置の設置・利用状況
装置 機能(用途) 設置台数 概要
温湿度センサー
(Gravioに付属)
温湿度検知 6個 倉庫内の温湿度をGravio Hubに自動で送る。
Gravio Hub
(エッジコンピュータ)
制御・運用基盤 3台 AIカメラやセンサーから送られたデータをエッジコンピューティングにより制御する中継装置。撮影された動画や画像、センサー情報などのデータや動作を統合管理する上記機能の運用基盤。

 

事例掲載 URL
https://www.ctc-g.co.jp/report/case-study/nttlogisco/
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■「アステリア株式会社」について( Webサイト https://www.asteria.com/
アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,739社(2022年6月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,653件(2022年6月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

NTTロジスコ」について( Webサイト https://www.nttlogisco.com/
株式会社NTTロジスコは、NTTグループ唯一の3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)企業で、NTTグループを始めとし、「IT機器」「医療機器」「化粧品」「エンターテイメント」業界等を始めとする一般市場のお客様の3PL を担っています。2019年に「私たちは、お客様の物流を進化させ続け、お客様と社会に美しく透明な流れをつくる会社です」という新経営ビジョンを策定し、「『お客様にご満足いただける安全かつ最先端の物流』を提供し『お客様のSC最適化に貢献』するというミッションのもと、全国の物流センターにおける「現場の気づき」を活かしたサプライチェーン改革の提案を強みとし、「戦略的パートナー」としてお客様の事業発展を支えている。

CTCについて( Webサイトhttps://www.ctc-g.co.jp/
 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は、お客様のパートナーとなる総合ITサービス企業です。コンサルティングから設計、開発・構築、運用・保守サポートまで、先進のITソリューションやクラウドサービスを組み合わせてお客様の課題を解決します。通信、放送、製造、金融、流通・小売、公共・公益、ライフサイエンス、科学・工学など、全ての分野で最適なサービスを提供します。

Gravioについて( Webサイト https://www.gravio.com/jp
Gravioは、ノーコードで汎用的なカメラや各種センサーによるデータと様々なシステムの連携を容易に実現できる、AI/IoT統合型エッジコンピューティングプラットフォームです。直感的な画面設計による簡単な操作で、エッジ上で様々なデータを収集、管理するとともに、データに基づいた様々なアクションを自動的に実行することが可能です。また、各種認証済センサーの無償貸出プログラムもご用意し、導入の際の複雑性も解消。サービス全体を通してシンプルかつ迅速なAI/IoTの利活用を実現します。新バージョンでは、AIによる画像推論機能が更に強化され、プリインストールの推論モデルに加え、お客様により作成されたオリジナルの画像推論モデルもノーコードでシームレスに利用可能となりました。Gravioは、多様な用途におけるAIやIoTを利活用したDXを実現します。
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アステリア、Asteria、Handbook、Gravioは、アステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

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