- 施設予約システムの特徴
スカラコミュニケーションズは、オンラインによる利用会員登録、施設予約、決済が可能なSaaS型サービスを開発し、全国の自治体に向けベータ版の提供を開始します。本サービスは従来の仕様要求から入札を行い、スクラッチ開発をする予約システムと違い、SaaS型の提供形式によって、あらかじめ用意された機能で住民と自治体が簡単かつ安価に利用が可能となります。住民向けの機能としては、オンラインでの利用登録と日本初(※1)のマイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID」と連携した本人確認が可能なほか、スマートフォンブラウザに対応したユーザーインターフェースやクレジットカードなど一般的なキャッシュレス決済に対応し、オンラインで予約を完結することができます。管理機能には、各自治体が管理する施設のオンライン登録や団体登録管理、予約状況データの集計を行うことができるほか、公平性を担保するための予約結果の抽選機能なども付帯し、行政手続きのデジタル化の促進をはかります。今回のベータ版の提供では、自治体の従来の業務とのフィットギャップや本番サービスとして必要な提供機能のフィードバックを得ることを目的とし、令和5年度の予算執行にあわせた販売の準備を行います。
※1…デジタルID市場において(2022年9月自社調べ)
- 「施設予約システム」に「xID」を連携して実現できること
従来の自治体が利用する施設予約システムでは、オンライン利用登録に対応しておりませんでした。そのため住民は、初回利用時は窓口に行き、利用者登録を実施する必要がありました。
また、自治体は初回登録と施設利用時の窓口対応、利用案内書類の郵送など多くの業務負担が発生しておりました。
上記の課題を解決するため、xIDが提供する「xID」とスカラコミュニケーションズ社が提供する「オンライン施設予約システム」が連携し、”スマホの生体認証を活用した何時でも簡単かつ安全に利用できる施設予約システム”の提供を開始いたします。
- 「xID」を活用した「施設予約システム」の特徴
「xID」と連携したスカラコミュニケーションズの「施設予約システム」の特徴は、以下のとおりです。
- xIDアプリについて
xIDアプリ」は、マイナンバーカードと連携することで、より手軽に本人確認、本人認証、電子署名ができる日本初のデジタルIDアプリです。初回登録時にマイナンバーカードの署名用電子証明書をスマートフォンのNFCで読み取り、本人確認を実施することでIDを生成。以降、xIDアプリを使って電子認証・電子署名を行うことで、金融サービス利用開始時の本人確認や行政手続きをオンラインで完結させることができます。
サービスサイト:https://x-id.me/ xIDアプリの作成手順紹介動画:https://youtu.be/mYx8FQ6WLgY
- 今後の展望
施設予約は、自治体と住民の貴重な接点であり、住民もデジタル化の恩恵を感じやすい領域です。今後もxIDでは、施設予約などの住民サービスのデジタル化を自治体様、パートナー事業者様との共創で推進することで、住民・自治体職員双方の非効率を改善できる、利便性の高いマイナンバーカード利活用を促進するユースケースを創出してまいります。
本取り組みについてご興味・ご関心のある方は、以下のお問合せフォームよりお問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://xid.inc/contact-us
- 株式会社スカラコミュニケーションズの会社概要
会社名:株式会社スカラコミュニケーションズ
代表者:代表取締役 新田 英明
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ17F
URL:https://scala-com.jp
【お問い合わせ先】
株式会社スカラコミュニケーションズ 関西支社(担当:井上)
TEL:03-6418-3973
- xID株式会社について
xID株式会社は「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID」を中心に、次世代のビジネスモデルをパートナーと共に創出するGovtech(ガブテック)企業です。
官民双方で信頼される中立的なデジタルIDソリューションとして、これまで不可能だった企業間や官民の壁を超えた、“信頼あるデータの利活用“をスムーズにし、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会、Society5.0を実現していきます。
xID社コーポレートサイト:https://xid.inc
xIDメディア「みんなのデジタル社会」:https://media.xid.inc/