生物多様性の保全と自然を楽しむ多世代がつながりを育む、「大阪自然史フェスティバル」の存続を守りたい!ストーリーファンディングサービス「SPIN」にて9月16日に始動

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ICTとデザインの力でサステナブルな世界の実現を目指す株式会社Freewill (本社:東京都港区、代表取締役:麻場 俊行(Toshi Asaba))が運営する「地球の才能を育むストーリーファンディングSPIN(スピン)」にて、「大阪自然史フェスティバル」存続プロジェクトを、NPO法人大阪自然史センターが発起人となり9月16日(金)からスタートします。

 

  • 1. プロジェクト立案の背景

音楽、演劇、スポーツなど、世界では様々なフェスが行われています。しかし今回のフェスの舞台は博物館です。
2003年に始まった「自然」をテーマにした「大阪自然史フェスティバル」は、大阪の自然のおもしろさ、活動の楽しさを伝える場の一つになっています。地域の自然観察団体、野鳥ファン、昆虫や化石に特化した団体など、テーマも規模も様々なブースが100以上も出展。当日は誰でも無料で入場でき、野鳥観察会やゲーム、クイズなど工夫を凝らした体験コーナーで、子どもも大人も一日中学び、楽しむことができます。つまりこのフェスは、博物館をまるごと使った「自然派市民の文化祭」なのです。

初期は助成金や補助金を投入して開催していたものの、2007年以降は企業からの協賛を中心に個人や団体からの寄付を集めて開催されており、これまでの実施回数は16回、来場者数のべ28万2,200名、のべ出展1,371団体(うち協賛のべ157団体)と自然系では国内最大級のイベントに成長。出展/来場ともに過去最高だった2019年は出展者数131団体、 2日間で来場者26,000人でした。
​​​​​​このイベントの最大の特徴は、それぞれの地域で自然と生きものを大切に思い、守る活動に取り組む人々のプラットフォームとなっている点にあります。

コロナに翻弄された2年間、開催は見送られ、生きもの好きの子どもたちや、自然を相手にした仕事につきたいと考える学生たちは、こうした人々との出会いを失いました。
 

  • 2. プロジェクト発起人について

(NPO法人大阪自然史センター職員 写真左西澤、写真右川上)

(写真右)川上は追手門学院大で博物館学を学び、教授に勧められて自然史博物館の特別展のアルバイトから博物館に関わるきっかけを持ちました。事務所や研究室のお手伝いを経て、立ち上げ間もない大阪自然史センターで西澤と共にミュージアムショップのアルバイトに従事していました。旅先で博物館を訪れるのが楽しみなのも個人の知的好奇心を超え、博物館という仕事場で、日常的に自然に関する情報交換が行われているからこそなのかもしれません。

(写真左)西澤は山梨の都留文科大学で環境生態学を学び、大阪への転居をきっかけに動物研究室でのデータ入力のアルバイトに入りました。学生時代はカエルやイモリ、リスやタヌキ、野ネズミといった里山の生きものたちを観察し、その魅力を地域の子どもたちに伝える活動を続けてきました。自然の中で生き生きと活動する生きものを見ていると心の底から幸せになり、その気持ちは今でも全く変わりません。

「大阪自然史フェスティバル」は新型コロナウイルスの流行のもと2年連続で開催が中止。オンラインで講演会などは実施したものの、参加者数(Youtubeの視聴数)は最大158人(2020年)、1027回(2021年)と、実会場での開催には遠く及ばない結果となりました。

これらを背景に、主に2つの想いを実現するべく、本プロジェクトをスタート
「イベントを通した若い学生世代の経験の機会をつくりたい」
「自然を学び楽しむ人々の出会いの機会・交流の場を守りたい」

大阪自然史フェスの出展団体には、数十年の歴史を持つベテラン団体から、大学や研究室(大阪市立大学恐竜愛好会ジェラシックパー君、近大ホネホネ団、近畿大学理工学部理学科地球化学研究室、兵庫県立大学淡路キャンパス等)、子どもたちのサークル(奈良つばめねぐら子ども研究部 、なにわホネホネ団 http://naniwahone.g2.xrea.com)まで多様な世代が参加しています。
自然の価値、魅力を伝える「大阪自然史フェスティバル」の継続は、博物館に育てられた私たちの義務だと思っています。ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

・プロジェクト概要

  • 資金調達期間:2022年9月16日〜2023年2月13日
  • 目標資金:-¥1,400,000
  • 内訳:
    ・事務局運営費(企画・コーディネート費、広報宣伝費、事業運営費、事務経費)
    ・会場運営学生アルバイト
    ・講師謝礼
    ・広報物デザイン、WEBサイト制作・印刷費
    ・運営スタッフユニフォーム
    ・郵送費
    ・消耗品費(間仕切りパネル、消毒用品、抗原検査キット、高機能マスク等)
    ・雑費
  • プロジェクトURL:https://spin-project.org/projects/87

・ストーリーファンディングサービス「SPIN」について
「SPIN」は、業界最安級手数料で世界中から共感と支援を募る新しいクラウドファンディングサービスです。“地球の才能を育む“ストーリーファンディングサービスとなっており、世界各地の社会貢献型プロジェクトの数々が、心に響く「ストーリー」となって、プロジェクト発起人と支援者を繋ぎます。ブロックチェーン技術を用いて寄付金の流れを見える化、寄付金の不正利用を防ぎ、透明性を担保することで安心して支援者の皆さまに寄付して頂けます。
Webサイト:https://spin-project.org/

■Freewill会社概要
所在地:東京都港区北青山一丁目4-5  VORT青山一丁目Dual’s301
代表:麻場 俊行(Toshi Asaba)
HP:https://www.free-will.co
Sustainable eco Society公式サイト:https://sustainable-eco-society.com/

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