観光分野のWeb3カンパニーの株式会社ルーラは、株式会社エイチ・アイ・エス、個人投資家複数名からシードラウンドの資金調達を実施。全国の観光地とコラボした「ルーラコイン」と「ルーラNFT」の販売を拡大

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観光特化型デジタル通貨「ルーラコイン」と「ルーラNFT」を提供しているWeb3カンパニーの株式会社ルーラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 橋本 竜、以下ルーラ)は、株式会社エイチ・アイ・エス、SOLIZE株式会社、株式会社メモリア代表取締役社長の木崎智之氏を含む個人投資家複数名などを引受先としたシードラウンドの資金調達が完了したことをご報告いたします。今回調達した資金を使い、ルーラNFTのコンテンツ開発を含むプロダクトの強化及び、マーケティング施策の強化、人材採用を推進します。

■株式会社ルーラ
ルーラは、「コンテンツ×Web3の力で全国の観光地に人が溢れる世界を創る」をビジョンに掲げ、2022年2月から事業を開始しました。観光地でお得に使えて、現地に決済金額の1%が還元される観光促進型デジタル通貨「ルーラコイン」が全国19エリアで流通されており、本年中に50エリアに拡大予定です。また、全国の温泉地、酒造、城郭などの観光資源とコラボレーションした「ルーラNFT」を、9月から有馬温泉、飯坂温泉の2エリアにて販売を開始し、既に400個以上の販売を超え順調にスタートしております。

■資金調達の背景・目的
現在、ブロックチェーン、トークンエコノミー、NFT、X to Earn、DAOなどのキーワードが飛び交い、Web2からWeb3への移行トレンドが急速に加速しております。しかしながら、法律上の様々な規制などの影響から国内のWeb3スタートアップが海外に流出している課題が発生しております。 ルーラは日本の主力産業である観光業界の集客や決済に関する課題をWeb3を活用して解決するユニークなスタートアップとして、観光事業、地方創生事業に理解のあるパートナーからの出資を受け入れ、国内を基盤としたWeb3カンパニーとして事業を加速させることとなりました。

■資金使途
今回調達した資金は、主に以下の用途に充ててまいります。
・ルーラNFTの多品種展開のためのコンテンツ制作
・ルーラNFTの新規ユーザー獲得のためのマーケティング施策
・ルーラ運営体制の強化
・ルーラトークンのエコノミーシステム構築のための準備

■ルーラ代表 橋本竜より

  • ルーラは、観光に特化したデジタル通貨「ルーラコイン」、観光資源とコラボレーションした「ルーラNFT」、観光促進に繋がる暗号資産「ルーラトークン」、そしてトークン保有者が参加できる観光地支援のためのコミュニティ「ルーラDAO」など、Web3テクノロジーを用いて、これからも日本の観光地や地方の課題をユニークなイノベーションで解決してまいります。

■引受先からのコメント
株式会社エイチ・アイ・エス 未来創造室 室長 海津誠之

  •  観光アセットとNFTを掛け合わせることにより、人々が移動する新たな目的や価値を生み出すことを可能とするのが、このルーラコインとルーラNFTです。観光促進型地域デジタル通貨プラットフォームとして地域と人々とを繋げ、地域に根差した文化・歴史・資産をもっと有効活用し、デジタル時代に即した旅のスタイルと楽しみ方を提供することを可能とします。これまでになかった枠組みにより地域活性や経済圏の創出へ貢献してまいります。

・株式会社メモリア 代表取締役社長 木崎智之

  • 「コンテンツ×Web3の力で全国の観光地に人が溢れる世界を創る」というビジョンを掲げ、テクノロジーを活用するだけでなくコンテンツの価値を非常に大事にしているルーラのチームに共感し、出資させていただきました。
    Web3に馴染みがない人でも使いやすい「ルーラコイン」「ルーラNFT」の仕組みは、日本国内でのWeb3の普及を促進することができる可能性を秘めていると感じています。
    同じWeb3スタートアップの仲間として、一緒に国内のWeb3業界を盛り上げていけたらと思います。

■ルーラNFTについて

ルーラNFTとは、日本全国にある温泉地や酒造、城郭などの観光資源をNFT(非代替性トークン)化した観光に特化したNFTです。観光地の魅力を再発見し、多くの人々に伝えることを目的としています。地方をテーマにしたNFTはこれまでにもありましたが、ルーラNFTはユーザーのスマートフォン端末の位置情報を活用し、現地でしか購入できない仕様のため、地方に最適化されたNFTとなり、またの名をローカルNFT(※商標申請中)と言います。

■ルーラコインについて

 ルーラコインは、全国の観光地で使える観光に特化した地域デジタル通貨です。全国の観光地で横断的に使えるデジタル通貨(1ルーラコイン=1円)とプレミアムポイント(キャンペーン毎に付与されるプレミアムポイント)の2つで構成されています。従来型の地域デジタル通貨が抱えている「限られた地域でしか使えない」「観光客があまり利用しない」という弱点を補う全国規模のネットワークを持つデジタル通貨となります。
現在、19地域、114店舗で利用することが可能となっており、多くの観光地で新しい客層が増えた、客単価が向上した、全体的な売上が増加したなど、各店から大変好評をいただいております。本年中には50地域、500店舗に拡大予定です。

■ルーラトークンについて

 ルーラトークンとは、国内旅行者、インバウンド旅行者の増加を目指し、国内観光を促進する「Travel to Earn」をコンセプトにした暗号資産になります。トークンを所有することで、全国の観光地で使える「VIPチケット」が付与され、そのチケットを使って、観光地で特別な体験ができたり、限定の宿泊プランやツアーに参加できたりと、観光地支援に繋がる様々な体験を得ることができます。
 また、ルーラが運営する観光DAOに参加することも可能となり、収益分配だけでなく、ルーラコインの決済(決済金額の1%が自動で寄付される)で集まった観光支援予算を活用して、新しい観光商品の開発や観光地の整備、観光プロモーションの実行など、様々な観光支援策を起案したり、投票することができます。

■ルーラが採用するブロックチェーン技術
ルーラNFT及び、ルーラコインは、トランザクションの管理にブロックチェーン技術を利用しており、各NFTサービスで利用実績の多い「Polygon(MATIC)」ネットワークを採用しています。

■採用情報
ルーラでは、シードラウンドでの資金調達を受けて、事業拡大のためのコアメンバーを募集しております。
採用情報はこちらからご覧ください。
https://www.wantedly.com/projects/1109800

■パートナー企業の募集
ルーラでは、地域の魅力をご一緒に発信していくパートナー企業様や地方自治体様を広く募集しております。

  1. ルーラNFTとコラボできるようなコンテンツホルダー企業様
  2. ルーラコインを利用できる、宿泊施設、飲食店、観光施設を持つ企業様
  3. ルーラコインを活用した旅行商品の企画及び販売を行う旅行業界の企業様
  4. 着地型観光を推進する交通事業者様や地方自治体様
  5. その他、地域通貨の将来性や全国規模の地方創生プロジェクトに興味のある企業様

ご興味のある企業様は、以下までお問い合わせください。
パートナー募集に関するお問い合わせ(info@rural.ne.jp)

■株式会社ルーラ 会社概要
・住所:〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-28-2
・代表者:代表取締役 橋本 竜
・事業内容:地域デジタル通貨事業/暗号通貨発行事業
・設立:2021年6月1日
・コーポレートサイト:http://www.corporate.rural.ne.jp
・サービスサイト:https://www.rural.ne.jp

■株式会社エイチ・アイ・エス 会社概要
・住所:〒105-6905 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー5階
・代表者:代表取締役社長 矢田 素史
・事業内容:旅行事業/ホテル事業他
・設立:1980年12月19日
・コーポレートサイト:https://www.his.co.jp/

■株式会社メモリア 会社概要
・所在地 :東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル6F
・設立:2021年6月29日
・代表者:代表取締役社長 木崎智之
・事業内容:NFTマーケティング事業他
・サービスサイト:https://www.memoria-nft.com/

■本件に関するお問い合わせ
・株式会社 ルーラ 担当:田中
・E-MAIL:info@rural.ne.jp

 

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