PE-BANK、ITフリーランスのインボイス制度に対する意識調査を実施

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 ITフリーランスの新しい働き方を提案する株式会社PE-BANK(東京都港区/代表取締役・髙田 幹也/以下、PE-BANK) は、全国のITフリーランス300名を対象に「インボイス制度に関する意識調査」を実施しました。

 2023年10月のインボイス制度導入開始を1年後に控える中、本調査では、全国のITフリーランスに対して、インボイス制度の理解度や適格請求書発行事業者の登録申請に関する意識調査を行い、インボイス制度に対する世代間の意識の差や対応状況の実態を明らかにしました。

【TOPICS】

■半数を超えるITフリーランスが「インボイス制度を理解している」と回答。年代別で見ると、30代以下の約7割がインボイス制度について理解していると回答した一方、50代はインボイス制度を理解している人が半数未満という結果に。

■約1年後のインボイス制度の導入に向け、適格請求書発行事業者の登録申請が済んでいるITフリーランスは約10%ということが判明。年代別で見ると、30代以下では3割以上のITフリーランスが申請を済ませていることがわかった一方、40代、50代は申請状況が1割にも満たない結果に。

■適格請求書発行事業者の登録申請をまだ行っていないITフリーランスの今後の意向として、30代以下は「取引先の意向によって決める(31.0%)」が一番多く、40代、50代は「しばらくそのまま(42.9%、38.3%)」が一番多い結果に。

■インボイス制度導入による影響について、「自分にどのような影響があるかわからない(37.0%)」という回答が最も多く、「申請をしないと仕事が減る可能性がある(30.7%)」、「経理業務が煩雑化する可能性がある(26.3%)」が続く結果に。年代別に見ると、40代、50代においては、そもそも「自分にどういう影響があるのかわからない」と回答する人が4割に及んだ。

■インボイス制度導入後の働き方について、「ITフリーランスという働き方を選択し続ける」人が約半数。「(インボイス制度に関する)無料で受講できるオンラインセミナー」があれば参加したいと回答する人が約7割。

 

【概要】
調査対象 :全国のITフリーランス(20~50代)
サンプル数:300サンプル
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2022年8月26日(金)~2022年8月29日(月)
※本リリースの調査結果を引用する際は「PE-BANK調べ」と記載ください。

■半数を超えるITフリーランスが「インボイス制度を理解している」と回答。年代別で見ると、30代以下の約7割がインボイス制度について理解していると回答した一方、50代はインボイス制度を理解している人が半数未満という結果に。

 インボイス制度の理解度に関する調査を実施したところ、「理解している(22%)」「やや理解している(33%)」と回答した人が半数を超える結果となりました。尚、年代別では、30代以下は「理解している(38.1%)」「やや理解している(28.6%)」と回答した人が約7割である一方、50代は「理解している(17.0%)」「やや理解している(31.4%)」と半数以下という結果に。若年層と中年層でインボイス制度に対する理解度に大きく差があることがわかりました。

■約1年後のインボイス制度の導入に向け、適格請求書発行事業者の登録申請が済んでいるITフリーランスは約10%ということが判明。年代別で見ると、30代以下では3割以上のITフリーランスが申請を済ませていることがわかった一方、40代、50代は申請状況が1割にも満たない結果に。

 約1年後のインボイス制度導入に向け、適格請求書発行事業者の登録申請は済んでいるかという質問に対し、「申請が済んでいる(現在申請中)」と回答した人はたった1割にとどまる結果に。年代別で見ると、30代以下の申請状況が3割を超えている(31.0%)のに対して、40代、50代は1割未満(40代:8.1%、50代:6.3%)に。適格請求書発行事業者の登録申請状況についても、若年層と中年層で大きく差があることが判明しました。

■適格請求書発行事業者の登録申請をまだ行っていないITフリーランスの今後の意向として、30代以下は「取引先の意向によって決める(31.0%)」「どうしたらいいかわからない(31.0%)」が一番多く、40代、50代は「しばらくそのままの予定(42.9%、38.3%)」が最多に。

 前述で、「申請を検討中」「申請する予定はない」と回答した方に、適格請求書発行事業者の登録申請の今後の申請意向について伺ったところ、30代以下は「取引先の意向によって決める(31.0%)」が最も多い回答となり、 取引先との直接的な影響度合いから判断する人が多いと推測される結果に。一方で、40代、50代においては「しばらくそのままの予定(42.9%、38.3%)」が一番多い結果となり、今後の意向を決めかねている事が伺えました。

■インボイス制度導入による影響について、「自分への影響がわからない(37.0%)」という回答が最も多く、「申請をしないと仕事が減る可能性がある(30.7%)」が続く結果に。

 インボイス制度の導入により、自分にどのような影響があると思うかという質問に対し、「自分への影響がわからない(37.0%)」という回答が最も多く、インボイス制度自体への理解度は高まってきているものの、未だ具体的な影響や変化までは見通せていない人が多いことが判明しました。続いて、「申請をしないと仕事が減る可能性がある(30.7%)」が次に多い回答となり、安定的な仕事確保への不安を抱えている人も多いことが伺えました。

■インボイス制度導入後の働き方について、「ITフリーランスという働き方を選択し続ける」人が約半数。「(インボイス制度に関する)無料で受講できるオンラインセミナー」があれば参加したいと回答する人が約7割。

 あなたはインボイス制度導入後も、ITフリーランスという働き方を選択し続けますかという質問に対して、「ITフリーランスという働き方を選択し続ける」人が約半数を占めました。また、インボイス制度に関するイベントで、どのような機会があれば参加しようと思うかという質問に対して、「(インボイス制度に関する)無料で受講できるオンラインセミナー」があれば参加したい(65.4%)と回答する人が約7割を占め、インボイス制度についての情報入手に積極的な人が大半であることがわかりました。

 

 PE-BANKは、ITフリーランス専門エージェントとして、エンジニアの働く環境の改善に取り組んでまいりました。インボイス制度に対する当社の取り組みとして、担当営業の制度理解はもとより、所属するエンジニアのためにインボイス制度説明動画を配信しており、インボイス制度についての「よく分からない」に対するフォロー体制を整えています。制度の施行により、仕事の減少を心配する声に対しては、当社ではより魅力的な案件のご紹介を通じて不安の解消に努めてまいります。

株式会社PE-BANK 会社概要

会社名  :株式会社PE-BANK
代表者  :代表取締役社長 髙田 幹也
本社所在地:東京都港区高輪2丁目15番8号 グレイスビル泉岳寺前
設立年月日:1989年5月1日(協同組合として)
資本金  :3億1,295万円
事業内容 :ITフリーランスのブランド化プラットフォーム事業

URL   :
コーポレートサイト  :https://pe-bank.co.jp
Pe-BANKフリーランス:https://pe-bank.jp  (ITフリーランス向けサービスサイト)
Pe-BANKキャリア  :https://career.pe-bank.jp  (IT人材派遣・IT人材紹介専用サービスサイト)
サポートプラス    :https://splus.pe-bank.jp  (ITエンジニア向けウェビナー・福利厚生サービスサイト)

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