SPEEDA R&D、新たに研究者情報・科研費動向を追加

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技術マーケティングプラットフォーム「SPEEDA R&D」は、新たに簡易研究者情報および科研費動向、2つの技術動向コンテンツを追加いたしました。

SPEEDA R&Dは本アップデートにより、プロダクトの中核的なデータ・機能が出揃いました。

これまでも、技術者がSPEEDAによって分析できるデータとともに、特許動向や論文動向といった機能までを提供しておりました。今回から技術企画・研究開発・知的財産関連部署のお客様は、技術・ビジネスの両面からグローバルに俯瞰的・構造的な分析がより多角的に実現できるようになります。

SPEEDA本来の経済情報(企業・業界・ニュース・M&A情報等)と、SPEEDA R&Dならではの技術情報を掛け合わせた分析を通じて、企業価値向上・事業成長に資する、技術起点の仮説構築・仮説検証活動をワンストップで支援いたします。

 

  • アップデート概要

①簡易研究者情報
公表された学術論文に注目し、執筆者とその論文数や共著関係を俯瞰。キープレーヤーである研究者を探索できます。
協働パートナー探索において、企業情報に加え研究者情報を比較・分析することで、より効果的な初期スクリーニングを実現します。

②科研費動向
日本・アメリカ・欧州の研究助成金データベースから26.7万件のデータを収集し、最先端技術テーマへの予算動向を時系列に比較・分析。
機械学習の技術も併用したことで、500以上の技術テーマに予算項目の紐づけを実現し、技術のメガトレンドの変化を把握することができます。

 

  • プロダクト開発の背景と価値

研究開発現場のイノベーション創出における未知のビジネス領域への接点拡張や、知財経営に投資家目線の戦略と開示が求められる2021年のコーポレートガバナンス・コードの改訂など、知財・技術の経営への影響度は年々増しています。

そこで技術部門が経営・事業・マーケット視点を持ち、全社の経営戦略に紐づく技術戦略の立案や新規の研究開発テーマアップ、パートナー探索、知財戦略実行など、企業の意思決定に深く関わることへの期待は高まり続けています。

SPEEDA R&Dは2017年、特許庁より公表された「IPランドスケープ」への着眼を起点に、技術企画・研究開発・知的財産関連部署のお客様視点・ニーズに特化したSPEEDAの新プランとして検討を開始。2021年に正式ローンチしました。プラン設立前の2019年に特許動向を、2021年からの1年間は学術論文動向・簡易研究者情報・科研費動向を、段階的に実装してまいりました。

この度、SPEEDA R&Dの中核的な機能・データが出揃ったことで、「技術起点のビジネス分析」をより直観的・多角的にご活用いただけます。

 

SPEEDA事業執行役員 技術領域事業CEO 伊藤 竜一からのコメント
14年間のSPEEDA事業の歴史上、過去に接点がほぼなかった「知財・研究開発・技術企画」部門のお客様に、ここ3年でサービス展開が急拡大いたしました。
今後もSPEEDA R&Dプランだからこそできる、独自性の高い分析・アウトプットの機能コンテンツを拡大・深化させ続けてまいります。
技術者・研究者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現を目指すSPEEDA R&D領域事業に引き続きご注目ください。

SPEEDA R&Dについて
SPEEDA R&Dは、技術投資動向・市場構造変化などを体系化し、調査・分析の効率を高める技術マーケティングプラットフォームです。客観性あるデータから未来のシナリオを描き、技術者の事業創出に寄与します。
https://jp.ub-speeda.com/rnd/

会社概要
社名:株式会社ユーザベース / Uzabase, Inc.
設⽴:2008年4⽉1⽇
代表者:代表取締役Co-CEO 稲垣裕介 / 佐久間衡
証券コード:3966(東証グロース市場)
所在地:東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル
https://www.uzabase.com/

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