水族館のバーチャル空間移転プロジェクトは日本初の取り組みです。また、本プロジェクトは建物のバーチャル移転に加え、来園したことのある人々の想い出や建設前の設立趣意書などの貴重な資料も含めてデジタルアーカイブしている点が特徴的です。
VR京急油壺マリンパークは2022年8月25日(木)からインターネット上に無料で公開され、いつでも誰でも自由に来場することができます。
詳細は別紙をご覧ください。
■VR京急油壺マリンパーク(※イメージ)
別紙
- ■概要
(1)施設名称
VR京急油壺マリンパーク
(2)オープン日
2022年8月25日(木) 9:00〜
(3)入口
下記のURLよりご来場ください(入場無料 ※インターネット通信費が発生します)
https://rojohaku.com/vraburatsubo/
(4)対応デバイス
パソコン、スマートフォン、ヘッドマウントディスプレイ
(5)主催など
主 催:一般社団法人路上博物館、京浜急行電鉄株式会社
協 力:noria901氏、平野氏、井上氏、クモノスコーポレーション株式会社、UDS株式会社
協 賛:株式会社Psychic VR Lab
- ■VR京急油壺マリンパークについて
VR京急油壺マリンパークは神奈川県三浦市にあった水族館「京急油壺マリンパーク」をバーチャル空間に移転したバーチャル空間上の水族館です。VR京急油壺マリンパークは3つの空間で構成されています。
(1)VR水族館「魚の国」
当時東洋一の水族館として開園した水族館の中を再現した空間です。展示されていた水槽の再現や、世界的にも珍しい巨大サメ「メガマウス」の剥製標本の3Dモデルが展示されています。
(2)VR屋内大海洋劇場ファンタジアム
イルカやアシカのショーをしていた劇場をバーチャル化しました。劇場では、京急油壺マリンパークの最終日の公演の動画を見ることができます。
(3)想い出館
京急油壺マリンパークの建設当時の貴重なアルバム資料や過去のパンフレットなどのアートワーク、クラウドファンディング支援者の写真、メッセージが展示されている空間です。本クラウドファンディングに伴い新たにデザインされた空間で、京急油壺マリンパークの積み重ねてきた歴史や想い出を追体験することができます。
- ■入場方法
下記のURLへアクセスすることでVR京急油壺マリンパークの入口ウェブページが開きます。
URL:https://rojohaku.com/vraburatsubo/
操作解説動画はこちら:https://youtu.be/DDQZI1YbHXM
- ■企画背景
VR京急油壺マリンパークは日本初の水族館のバーチャル移転プロジェクトです。このプロジェクトの目的は、53年の歴史ある建物とその展示、これまで来場した人々の想い出、施設のこれまでの歴史をデジタル空間に再構築して保存(デジタルアーカイブ)することです。
京急油壺マリンパークは1968年(昭和43年)に、当時「さかな博士」と多くの人々から慕われていた魚類学の権威である末廣恭雄氏(初代館長)の構想の下、東洋一の水族館として開館しました。当時としては最先端の「魚類の持つ意外な能力や感覚に関する研究成果を展示する水族館」という教育普及をコンセプトに取り入れた新しい形の水族館の原点とも言える施設です。
本企画は、2021年夏頃に京急油壺マリンパークが閉館するニュースを主催である一般社団法人路上博物館が知り、上記の目的を掲げたデジタルアーカイブプロジェクトとして京急油壺マリンパークに企画を提案したことをきっかけに始まりました。
インターネット上でVR京急油壺マリンパークが公開されることによって、これまで水族館が遠くてアクセスが難しかった地域の子供達がバーチャル遠足で利用したり、介護が必要な方や身体に障碍のある方などの移動が困難な人が気軽に訪れたりすることができるようになります。
お客さまのお問合せ先
一般社団法人路上博物館
TEL:090-7923-5874 メール:info@rojohaku.com
【営業日平日10時〜17時】
補足
■Psychic VR Labの取り組み
XR(VR:仮想現実, AR:拡張現実, MR:複合現実の総称)時代におけるクリエイティブプラットフォームとして、ブラウザだけでXR空間を構築し、VR/AR/MRコンテンツの配信を行うことができるクラウドサービス『STYLY』を展開。
すべてのアーティストがXR空間を作ることができる世界を作ることをミッションにアート、ファッションからライフスタイルに関わるインターフェイスのXR化を推進しています。
WEBブラウザ、スマートフォン、ヘッドマウントディスプレイ等多岐に渡るデバイスから無料でのアクセスが可能な『STYLY』の提供により、多くの人々が気軽にXRを体験し、表現と知覚の可能性を広げる取り組みを進めています。
■ STYLYについて
STYLYは、アーティストに空間表現の場を提供するリアルメタバースプラットフォームです。
STYLYを活用することで、Webブラウザのみで、VR/AR/MRコンテンツを手軽に制作できるだけでなく、VR HMDやWebブラウザ、スマートフォン、ARグラスなど多彩なデバイスに配信することが可能です。
また、MacやWindowsに対応。VR対応型PC以外の普及型パソコンでも稼働します。また、MAYA, Blenderなどの3Dソフトはもちろん、YouTube、SoundCloudといったサービスと連携しているので、複雑な操作なしに各種素材を取り込み、空間制作に活用することができます。
2022年には都市空間にAR/MRコンテンツを配信できる追加機能も実装予定。今後は世界中のアーティスト・クリエイターが都市スケールのAR/MRコンテンツを作成・配信できる環境を提供していきます。
STYLY Official Site:https://styly.cc/
STYLY GALLERY:https://gallery.styly.cc/
VIVEPORT:https://www.viveport.com/c6682fba-9f3c-4519-abd9-4d799665a372
STYLY Mobile:
Google Play | https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.stylymr
App Store | https://itunes.apple.com/jp/app/id1477168256?mt=8
STYLY for Nreal:
GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.styly.Nreal
■ 株式会社Psychic VR Lab について
・本社所在地 :東京都新宿区新宿1丁目34−2 MORIAURA 2F
・代表者 :代表取締役 山口征浩
XR(VR:仮想現実, AR:拡張現実, MR:複合現実の総称)時代におけるクリエイティブプラットフォームとして、ブラウザだけでXR空間を構築し、VR/AR/MRコンテンツの配信を行うことができるクラウドサービス『STYLY』を展開。すべてのアーティストがXR空間を作ることができる世界を作ることをミッションにアート、ファッションからライフスタイルに関わるインターフェイスのXR化を推進しています。
2021年2月に9億円の資金調達を実施。累計資金調達額は19億円に達しました。
STYLYを活用した新規事業の立ち上げや、XRコンテンツ制作に関するお問い合わせは下記よりご連絡ください。
HP:https://psychic-vr-lab.com/