国産AI基盤モデルの開発を推進する「Noetra」社に出資

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当社は、ソフトバンク株式会社、本田技研工業株式会社などが主導するNoetra株式会社(本社:東京都渋谷区、以下、Noetra社)に出資し、国産AI基盤モデルの実現に向けた枠組みに参画しました。

国産マルチモーダル基盤モデルの開発に向けて本格始動(Noetra社プレスリリース)

Noetra社は2026年7月1日に事業を開始した会社で、AIロボットやフィジカルAI(※1)の開発基盤となる国産マルチモーダル基盤モデル(※2)の研究開発を推進しています。また、Noetra社と国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)が提案したプロジェクトは、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「AIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発事業」に採択されており、2030年度までの総事業規模は約1兆円が見込まれています。Noetra社には、電機、自動車、製薬、建設、金融など、製造業を中心とした幅広い業種より国内有力企業44社が出資しています(2026年7月16日時点)。

※1 フィジカルAI: センサーやカメラなどから得られるさまざまな情報をAIが解析・判断し、その結果に基づいて、自律的にロボットや移動機器などが物理的な行動を行うAI技術のこと。

※2 国産マルチモーダル基盤モデル:言語に留まらず、音声・画像・動画・センサーデータ等、多様なデータを扱うことが可能となるAIモデルのこと。

AIは今や不可欠な社会インフラであり、フィジカルAIとして社会実装が進むことで、日本が抱えるさまざまな社会課題の解決に貢献することが期待されています。また、日本では海外の大規模AI基盤モデルへの依存度が高く、日本の生成AI(人工知能)の競争力強化と産業競争力の向上の観点や、経済安全保障の観点からも、Noetra社が推進する国内での開発・運用が可能なAI基盤モデルを確保することの重要性が高まっています。

一方、当社は事業説明会(2026年6月9日実施)でも表明した通り、『「暮らす」「働く」のあらゆるシーンにAIを掛け合わせ、人の未来を拓く』ことを目指す方向性として掲げています。この方針のもと、既存事業の強化と変革を推進するとともに、AIサーバー、衛星通信(次世代通信)、EV(電気自動車)などの新規事業の立ち上げを加速し、新たな成長ステージへの移行を進めています。

また、鴻海精密工業との連携においても、AIを核に両社のビジョン実現に向けて互いの強みを融合することで、各事業(既存・新規事業)を飛躍的に成長させていく方針です。

 

事業説明会(2026年6月9日開催)資料より抜粋

*関連情報:事業説明会(SHARP Blog資料

      新規事業における鴻海精密工業との戦略的協業(SHARP Blogニュースリリース

このように、Noetra社が推進する取り組みは、日本にとっても極めて重要なものであり、また、当社にとっても、今後のフィジカルAIの社会実装に関する知見や動向を早期に獲得することはAI事業の展開においても有用であると考え、本枠組みへの参画を決定しました。

今後、当社は、Noetra社への出資を通じて国産AI基盤モデルの実現に貢献していくとともに、知見や技術を当社の事業展開に活用することで、「ひとの願いの、半歩先。」の製品・サービスを創出し、社会的課題の解決に取り組んでまいります。

<シャープについて>

シャープは、110年以上にわたり、エレクトロニクスを中心に、多くの世界初・業界初の革新的な製品や技術を開発してきました。経営信条「二意専心 誠意と創意」に基づき、コーポレートスローガン「ひとの願いの、半歩先。」を定め、人々の「暮らす」と「働く」のあらゆるシーンに寄り添う独創的なモノやサービスを通じ、「新しい文化」を創造する企業を目指しています。

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