システムのクラウド移行に際し、社内SEのクラウドへの意識醸成から着手
ほけんの窓口様では保険販売という、多くの顧客の個人情報を扱う事業の性質上、セキュリティの観点から使用するシステムをオンブレミスで構築・運用していました。業容拡大に伴い、店舗数の増加に併せ5,000人の従業員・パートナーが使うシステムとなり、肥大化してしまいました。こうした状況を改善するため、同社は2022年、システムの将来的なクラウド移行を決定しました。
しかし、内製でクラウド移行するには、クラウドシステムに関する知識やスキル不足の課題が判明、そこで、ARIが提供しているcnaris-Insourcingにより、エンジニア向けにAWSトレーニング⽀援を実施したことで、社内エンジニアのクラウドへの意識醸成を行うことになりました。
◼️ cnaris-Insourcingのサービス「AWSトレーニング⽀援」
cnaris-Insourcingは、お客さまの現状や課題のヒアリングから適切なカリキュラムを作成し、実際のトレーニングなど、内製化までを包括的にサポートするサービスです。この度ほけんの窓口様では、AWSのクラウドへの移行を検討していたことから、そのためのエンジニア向け研修支援である「AWSトレーニング⽀援」を導入しました。
今回の事例では、社内エンジニアがクラウドの利点を理解し、業務での利用や移行の流れをイメージできることを目的にカリキュラムを作成。今後内製化を進める上で必要となる「クラウドの基礎」、IaC やDevOpsなどへの理解を深める「クラウドアプリ開発」、移行のためのツールや移行後の最適化・運用について盛り込んだ「クラウド移行」の座学に加え、実業務に沿ったハンズオン形式の実践型インプットも取り入れたトレーニングを3回に分けて実施しました。
最終的に、インフラ担当者を含めてのべ50名が参加。受講者から多くの質問も寄せられ、充実したトレーニングとなりました。アンケートでは、それぞれ60%以上が「講義を理解できた」「学習意欲が高まった」と回答する結果となりました。
今回の「AWSトレーニング⽀援」施策を通して同社は、講師のAWSに対する知識の豊富さ、丁寧でスムーズな進行を実感。今後は社員のナレッジを強化しながらクラウドネイティブな組織づくりを進めていく予定です。
◼️関連URL
・ほけんの窓口様 導入事例:https://ari-jp.com/voice/hokennomadoguchi/
・cnarisサービスページ:https://ari-jp.com/cnaris/
◼️ほけんの窓口について
「ほけんの窓口」は、保険について何度でも無料で相談できる「来店型保険ショップ」です。保険選びのポイントや各社の保険商品の違いなど、お客さま一人ひとりの知りたいことに合わせて保険のプロが保険選びをサポート。徹底した教育・研修体制のもと育成されたプロと一緒に複数社の保険商品を比較しながら保険を選ぶことができます。全国47都道府県に672店舗(銀行込み730店舗)展開。※2023年10月31日(火)現在
社 名 :ほけんの窓口グループ株式会社
設 立 :1995年4月
代 表 者 :代表取締役社長 猪俣 礼治
資 本 金 :5億円
従 業 員 数:3,605名(2023年6月末現在)
事 業 内 容:保険代理店(生命保険・損害保険)
保険ショップ「ほけんの窓口」の運営
パートナー店・提携店の運営サポート
U R L :https://www.hokennomadoguchi.co.jp/
◼️ARIについて
ARアドバンストテクノロジ株式会社(略称:ARI)は、クラウド技術とデータ・AI活用によるビジネストランスフォーメーションデザイナーとして社会変革をリードするDX企業です。「BX designer(ビジネストランスフォーメーションデザイナー)」として、お客様の創造的なビジネスゴールの実現に向け、DX化のためのデジタルシフト、クラウドシフト、データ・AI活用支援等、顧客の課題解決に向けたサービスを提供しております。
BXを実現するため、クラウドサービスの導入および最適化の支援から構築・運用まで提供する「クラウド総合活用支援サービスcnaris(クナリス)」と、データドリブンによるテーマ策定からデータ収集、可視化、分析、AI導入を提供する「データ・AI活用支援サービスdataris(デタリス)」の二つのサービスブランドを軸に事業展開を行っています。
社 名 :ARアドバンストテクノロジ株式会社(略称:ARI)
設 立 :2010年1月
代 表 者 :代表取締役社長 武内 寿憲
上 場 市 場:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:5578)
資 本 金 :128百万円(2023年6月現在)
従 業 員 数:社員:463名 グループ合計:521名(2023年8月末現在)
事 業 内 容:クラウド技術とデータ・AI活用によるDXソリューション事業
U R L :https://www.ari-jp.com