福井で食品スーパーマーケットを運営する山岸に自動発注サービスを提供決定

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株式会社シノプス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:南谷 洋志)は、株式会社山岸(本社:福井県あわら市、代表取締役:山岸 信治)が運営する食品スーパーマーケット4店舗に需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」の提供が決定したことをお知らせいたします。

山岸は福井県内で食品スーパーマーケット及びホームセンターを運営しています。自動発注システムは自社で開発していましたが、賞味期限のある食品に関しては、予測精度が高いシステムへのリプレイスを検討されており、2019年にお問い合わせをいただきました。しかし当時、sinopsシリーズはパッケージ製品しか展開しておらず、導入店舗数が限られている場合には費用対効果が得られない可能性があるとして、導入は見送られました。その後、当社では新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、クラウドサービスの開発に注力し、2020年よりsinops-CLOUDの提供を開始いたしました。sinops-CLOUDは、1カテゴリ・1機能・1店舗から導入可能なため、導入店舗数が少数でも費用対効果が得られると判断いただきました。そのほか、日配品(*1)やパンなど賞味期限が短い食品の需要予測精度の高さや、これまでの食品スーパーマーケットへの導入実績を評価いただき、今回の導入が決定いたしました。今秋よりインターフェ―ス連携など、実証実験や導入に必要な作業を開始します。2024年2月頃より実店舗にて実証実験を行い、夏頃、全店舗での本格稼働を目指します。

■導入予定のサービス

sinops-CLOUD リアルタイム在庫:店舗ごとの在庫・売上情報をリアルタイムで把握できるサービス

sinops-CLOUD 客数予測:天候・イベント等を加味し、時間帯別の客数を予測するサービス

sinops-CLOUD 日配:日配品に特化した需要予測型自動発注サービス

sinops-CLOUD パン:パンに特化した需要予測型自動発注サービス

sinops-CLOUD Pad:タブレット端末で棚割メンテナンスと発注修正ができるサービス

■「sinops-CLOUD」について

需要予測・自動発注を軸としたクラウドサービスを1カテゴリー・1機能・1店舗から、必要な機能を必要なときに低価格で導入いただけます。在庫情報をリアルタイムで収集する「リアルタイム在庫」や45日先までの客数を予測可能な「客数予測」、販売実績や天気予報などのさまざまなデータから、店舗にあわせた発注数をAIが算出する自動発注サービスのほか、惣菜の値引き率・タイミングをAIが導き出す「AI値引」などもラインナップしています。

「sinops-CLOUD」製品サイト:https://www.cloud.sinops.jp

■株式会社山岸について

山岸は「社会に貢献し、感動を与え、夢を実現する」をビジョンに掲げ、衣・食・住・エネルギーとあらゆる面でお客様の暮らしをサポートし、お客様と顔の見えるお付き合い・関係を築いていくことを目指しています。事業内容は多岐に渡り、ホームセンター・食品スーパーの店舗販売を軸に、移動スーパー、EC通販、LPガス・灯油の販売、太陽光発電システム運営・設置、住宅リフォームなど、一人一人のお客様の生活にピッタリ寄り添うパートナーであるべく、強い使命感を持って、あらゆる暮らしのニーズに対応する挑戦を続けています。

■株式会社シノプスについて

株式会社シノプスは、「世界中の無駄を10%削減する」をビジョンに掲げ、需要予測型自動発注サービス「sinops」(シノプス)を開発・販売しているソフトウェアメーカーです。日配食品や惣菜といった賞味期限が短く需要予測がむずかしいとされるカテゴリのシステム化に成功。多くの食品小売企業に採用いただいております。在庫に関わる人、もの、金、時間、情報を最適化するITソリューションを提供し、限りある資源を有効活用することで、広く社会に貢献していきます。東証グロース上場(証券コード:4428)。

*1 日配品:毎日店舗に配達される牛乳、乳製品、豆腐、生麺やデザート類といった賞味期限の短い食品の総称。デイリーとも呼ばれる

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