■ 実証実験に至った背景
日本では、様々な地域課題があります。昨今では、地域課題も複雑化しており、官民連携(PPP)の推進は必要不可欠となりました。東大阪市も官民連携を推進する自治体です。
東大阪市は、大阪府の東部中央に位置する人口50万人都市で、関西国際空港、大阪国際空港あるいは奈良、神戸まで1時間以内で行ける関西の中心となるまちです。市西部は大阪市に隣接し、梅田や難波にも15分で行ける非常に便利な都市部です。一方で、東部には生駒山系の山々が連なっており、四季折々の自然を感じることができます。
また、国内有数のモノづくりのまち、ラグビーの聖地である花園ラグビー場を擁するラグビーのまち、4つの大学が所在する学生のまち、交通アクセスの良い便利なまちといった様々な顔を持っています。
しかし、様々な特徴をもつ都市であるからこそ他市にはない課題や問題を抱えています。課題の解決を図るためには、民間企業等との連携は必要不可欠です。
そこで今回、「ローカルハブ」を活用し、全国の官民連携に関心の高い事業者と東大阪市を繋ぎ、より一層効果的に取り組みを進める為に、官民連携推進事業の実証実験を行う運びとなりました。
■ 実証実験の概要
東大阪市とクラウドシエンとの実証実験では、「ローカルハブ」を活用し、
- 民間企業等から事業の発案や既存事業の改善提案等を広く募集する「公民連携デスクへの自由提案」
の公募をいたします。なお、実証実験中の公募案件については、今後追加となる可能性がございます。
1.「公民連携デスクへの自由提案」に関して
行政が抱える課題解決、住民サービスの向上、地域の活性化を目的に民間事業者等のノウハウ、アイデアを積極的に活用するため、企業や大学からの連携に関する提案、相談を一元的に受け付ける窓口「東大阪市公民連携デスク」を公民連携協働室内に設置しています。
「東大阪市公民連携デスク」では、企業や大学からの自発的な連携提案に対して、庁内事業部局との調整を行い、連携事業の実現にむけてスピード感を持って事業部局と共に取り組みを推進します。
「公」と「民」がお互いの強みを提供し合い、win-winとなる関係を築きながら、市民にとってもメリットのある「三方良し」の公民連携を推進します。
■ ローカルハブとは
ローカルハブとは、次世代の官民共創プラットフォームです。
- 実証実験
- サウンディング
- 民間提案制度
- 地域活性化起業人
- ショートリスト/ロングリスト
- 事業建て付け前/計画策定前 etc.
行政とお仕事するにあたって利用価値が高い情報を、わかりやすくキャッチし、行政とコミュニケーションが取れるプラットフォームです。最大の特徴は、実証実験・民間提案制度などの各種案件に対し、「提案するボタン」によりオンライン申請(電子申請)が可能です。
また、民間企業の登録時においては、Gbizinfoより取得した法人オープンデータと照合し、実在する企業であるかの照会をかけています。今後、クラウドシエンでは、本取り組みを皮切りに官民のさまざまな行政手続きにおいて、電子申請で完結するプラットフォームへの成長を目指しています。
■ 大阪府東大阪市概要
自治体名:東大阪市役所
所在地:大阪府東大阪市荒本北一丁目1番1号
市長:野田 義和
URL:https://www.city.higashiosaka.lg.jp/
担当課:公民連携協働室
連絡先:kominrenkei@city.higashiosaka.lg.jp
■ クラウドシエン会社概要
社名:株式会社クラウドシエン
代表取締役:神原 翔吾(かんばらしょうご)
所在地:(本社)広島県広島市中区宝町8-26 3F
会社設立:2018年5月29日
事業内容:クラウドシエンの企画・開発・運営
企業HP:https://crowdsien.co.jp/
■ 本プレスリリースに関する問い合わせ
<行政機関の方はこちら>
担当者名:佐々木
ご連絡先:sasaki.d@crowdsien.com
<民間企業、金融機関等の方はこちら>
担当者名:福島
ご連絡先:fukushima@crowdsien.com
■ プレスキット
https://crowdsien.com/?page_id=320