物件仕入管理サービス「TASUKI TECH LAND」リストデベロップメントへのサービス提供のお知らせ

株式会社タスキ（本社：東京都港区、代表取締役社長：柏村雄、証券コード：2987）の子会社である「株式会社ZISEDAI（本社：東京都港区、代表取締役社長：柏村雄）」は、総合不動産企業、リスト株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：北見尚之）の連結子会社であるリストデベロップメント株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：木内寛之、以下リストデベロップメント社）へ物件仕入管理サービス「TASUKI TECH LAND」の提供を開始いたしましたので、お知らせいたします。

◆リストデベロップメント社について

　上質な住まいと街を企画開発・プロデュースする総合デベロッパーであり、首都圏を中心に展開する自社マンションブランド「リストレジデンス」シリーズをはじめ、賃貸マンション、賃貸オフィス、別荘・リゾート物件の開発を行っています。

◆ 「TASUKI TECH LAND」の導入に至った背景

　リストデベロップメント社では事業の成長に伴って人員も増加し、個々がもつ物件情報の管理方法に課題を抱えていました。これまではExcelに物件情報を入力していましたが、入力規則の統一化が図れず、データの破損や消除といったトラブルも発生しており、仕入業務の効率アップのためには情報管理体制の見直しが必要不可欠な状態でした。「TASUKI TECH LAND」の導入の決め手として、下記の点をご評価いただきました。

・外出先でもスマートフォンやタブレットから物件情報の確認・登録ができる

・地図上で案件の確認ができ、周辺状況も確認できる

・画面がわかりやすく、簡単に操作ができる

◆導入に際してのハードル

　10年以上前から取りためていた、のべ2万件におよぶ物件情報のデータ移行が一番のハードルでした。一口に不動産開発といっても、戸建て事業と集合住宅事業など、事業形態によって必要とされるデータの種類が異なるため、情報の統一化がされていませんでした。

　「TASUKI TECH LAND」にはCSV取り込み機能が搭載されており、Excelなどで取りためていた過去データも整備を行うことで一括での取込みが可能です。今回のケースでは2万件分のデータを当社のカスタマーサポートチームにより取込み可能な状態に整備し、データ移行に対応しました。

◆リストデベロップメント社ご担当者様のお声

　仕入業務の効率化・システム化自体は4年ほど前から取り組みたいと考えており、これまでも様々なシステムを導入しようと検討していましたが、仕入業務にマッチしたサービスが少なく、社員がストレスなく使える操作性の高さを求めると選定に苦労していました。「TASUKI TECH LAND」は非常にシンプルな操作画面で入力もしやすく、社員への浸透もスムーズであった点と、疑問点や改修要望にも親身になって対応してくれた点も評価でき、導入を決めることができました。

　スマートフォンでの閲覧も可能で外出先からでも登録・閲覧が簡単にでき、売主や仲介業者と会話をしながら物件情報を確認できるため、物件情報登録のタイムラグをなくすこともできますし、取引先への積極的な検討姿勢を見せられることにもつながったと感じています。

　また、これだけの機能で月額5万円～という価格設定も魅力的でした。費用対効果は非常に高いです。会議資料作成等にも活用できるよう、今後の機能追加も期待をしています。

◆ 「TASUKI TECH LAND」について

　「TASUKI TECH LAND」は、これまで不動産業界内において、紙ベースによる管理が一般的だった土地所有者や仲介事業者から提供される土地・物件情報を、PCやスマートフォンからクラウド上で一元管理・運用ができるSaaS型サービスです。すべての仕入情報をクラウドで管理することで、業務効率化が可能です。　

　「TASUKI TECH LAND」には、最新の都市情報を自動学習すTASUKI TECH AIが活用されています。TASUKI TECH AIの学習データと独自の地理情報システム（GIS：Geographic Information System）によって、用地情報を入力するだけで、建ぺい率、容積率、日影規制などの都市情報が自動で地図上に表示されるため、スピーディーに事業用地の事業性の評価を行うことが可能です。

　また、BI（Business Intelligence)ツールとしての機能も充実しています。営業担当者や取引先ごとの仕入状況や傾向を分析し、俗人的になりやすい不動産営業を可視化し、効果的な栄養戦略の策定に活用いただけます。