株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、フラッグシップモデルのフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z 9」(2021年12月発売)のファームウェアVer.4.10を10月4日に公開します。
ファームウェアVer.4.10では、「Z 9」の被写体検出に、新たに「鳥」と「飛行機」専用モードを追加します。「鳥」モードでは鳥に対する全般的な検出性能が向上。岩山や森などの複雑で高コントラストな背景での検出、AF性能が向上しているほか、飛翔中や止まっているとき、見た目が特徴的な鳥など、様々な状態の鳥を素早く検出します。また、動きが速い鳥の追尾性能も向上させており、野鳥撮影において決定的瞬間を逃すことのない、スムーズな撮影体験を提供します。「ニコン Z 8」にも搭載している「飛行機」モードでは、被写体の大きさに関わらず機体の安定した検出が可能。背景に様々なものが映り込むシーンや暗いシーンにおける検出能力が向上しています。
また、「ニコン Z 8」(2023年5月発売)についても、初期から搭載している「飛行機」専用モードに加え、2024年前半のファームウェアアップデートで「鳥」専用モードの追加や、その他機能向上を予定しております。
ニコンは、今後もファームウェアアップデートにより製品をさらに進化させ、ユーザーのニーズに応え続けます。