家族小説の第一人者の足跡を辿る『庄野潤三 電子全集』配信開始!

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株式会社小学館(東京都千代田区)は、子供たちの成長や新しい家族とのふれあいなど、徹底して自身の家族の周辺でおこる何気ない日常を描き続けた“家族小説の第一人者”庄野潤三文学の全貌を正しくアーカイブするべく、作品を時系列に配した編年体形式で全20巻の電子全集化をいたします。

その記念すべき第1巻は2023年9月29日より配信開始。

監修者に日本文学研究の若き俊英・上坪裕介氏を迎え、第1巻から13巻までは年代別に主に小説作品、14巻から18巻まではエッセイ作品、19巻から20巻は主に単行本未収録作品を収録いたします。

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『庄野潤三 電子全集』 全20巻

価格/1巻2,500円(税別)

対象端末/電子書籍専用端末、スマートフォン、タブレット端末、PC

販売サイト/主要電子書店

配信日/2023年9月29日より毎月最終金曜日

小学館

※特設サイト

庄野潤三電子全集
庄野潤三(しょうの・じゅんぞう) 1921(大正10)年2月9日〜2009(平成21)年9月21日。小説家。大阪生まれ。住吉中学、大阪外国語学校英語部を経て、九州帝国大学法文学部

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庄野潤三電子全集の3大特徴

  1. 編年体形式で収録していく各巻では、監修者・上坪裕介氏による解題と年譜により、庄野潤三の歩みを辿りながら、作品を味わうことが可能。

  2. 19、20巻では貴重な単行本未収録作品をアーカイブ。幻の処女小説作品「雪・ほたる」も19巻に収録。

  3. 生原稿、自作スケッチ、プライベート写真等、作品を理解する上で役立つ貴重な付録も満載。 

庄野潤三電子全集 各巻の配信予定

■庄野潤三電子全集 1                 

1949―1954年 『プールサイド小景』ほか

2023年9月配信(予定)

■庄野潤三電子全集 2              

1955―1956年 『ザボンの花』ほか

2023年10月配信(予定) 

■庄野潤三電子全集 3  

1957―1960年 『ガンビア滞在記』『静物』ほか

2023年11月配信(予定)   

■庄野潤三電子全集 4 

1961―1963年 『浮き燈台』ほか

2023年12月配信(予定)   

■庄野潤三電子全集 5 

1964―1967年 『夕べの雲』ほか

2024年1月配信(予定)   

 

■庄野潤三電子全集 6 

1968―1970年 『絵合せ』『前途』ほか

2024年2月配信(予定)  

 

■庄野潤三電子全集 7

1971―1974年 『明夫と良二』ほか

2024年3月配信(予定)  

 

■庄野潤三電子全集 8

1975―1978年 『ガンビアの春』ほか

2024年4月配信(予定)  

 

■庄野潤三電子全集 9

1979―1987年 『インド綿の服』『世をへだてて』ほか

2024年5月配信(予定)  

 

■庄野潤三電子全集 10

1988―1994年 『さくらんぼジャム』『文学交友録』ほか

2024年6月配信(予定)  

 

■庄野潤三電子全集 11

1995―1998年 『貝がらと海の音』ほか

2024年7月配信(予定)

 

■庄野潤三電子全集 12

1999―2002年 『うさぎのミミリ―』ほか

2024年8月配信(予定)

 

■庄野潤三電子全集 13

2003―2011年 『けい子ちゃんのゆかた』ほか

2024年9月配信(予定)

 

■庄野潤三電子全集 14

エッセイ1 1953-1965年 『自分の羽根』ほか

2024年10月配信(予定)

 

■庄野潤三電子全集 15

エッセイ2 1966-1985年 『庭の山の木』ほか

2024年11月配信(予定)

■庄野潤三電子全集 16

エッセイ3 1976-1975年 『ぎぼしの花』ほか

2024年12月配信(予定)

■庄野潤三電子全集 17

エッセイ4 1986-1994年 『誕生日のラムケーキ』ほか

2025年1月配信(予定)

■庄野潤三電子全集 18

エッセイ5 1995-2002年 『孫の結婚式』ほか

2025年2月配信(予定)

■庄野潤三電子全集 19

単行本未収録作品集

2025年3月配信(予定)

■庄野潤三電子全集 20

単行本未収録エッセイ、対談・座談集

2025年4月配信(予定)

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