【10月10日「世界メンタルヘルスデー」を前に「お金の不安がメンタルヘルスに与える影響」についての調査実施】7割以上がお金に不安があるとメンタルヘルスに影響すると回答

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「福祉はぐくみ企業年金基金」(以下、「はぐくみ基金」)を中心に、企業年金・退職金制度の導入・設計をサポートする株式会社ベター・プレイス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:森本 新士、https://bpcom.jp/、以下、ベター・プレイス)は、世界保健機関(WHO)が協賛する国際デーである10月10日「世界メンタルヘルスデー」を前に、企業で働いている方および公務員の方で20才~59才の男女を対象に、「お金の不安がメンタルヘルスに与える影響についてのアンケート」を実施いたしました。

私たちは、中小企業従業員やエッセンシャルワーカーの方々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」環境をサポートするための様々なサービスを展開しています。

今回の調査は、企業経営者や人事部門の方が最も大切にしたい従業員のメンタルヘルスについて、お金の不安と関連性があるのか、また、それが仕事のパフォーマンス低下に影響しているのか等を調査いたしました。

  • 調査結果

【Q1】あなたはお金に関して不安を持っていますか?

「不安をもっている」、「やや不安を持っている」と答えた人はあわせて74.9%という結果になり、現役で働く多くの人がお金に対して不安を持っていることがわかりました。

【Q2】いつのお金に対して不安がありますか?(複数選択可)

「近い将来(数年後~60才まで)」と答えた人が62.6%と最も多く、次いで「老後資金」が61.5%という結果となりました。

【Q3】どんなお金の不安を持っていますか?(複数選択可)

「生活費など自身に今必要なお金の不安」と答えた人が64.4%と最も多く、次いで「自身の老後に関する不安」が62.9%と自分にかかるお金の不安が多いことが分かりました。

【Q4】お金に不安があることが、自分のメンタルヘルス(心の健康)に影響していると思いますか?

「思う」、「やや思う」と答えた人が76.3%という結果となり、お金の不安が自身のメンタルヘルスに影響していると多くの人が感じていることが分かりました。

【Q5】お金に不安があるという理由で転職を考えたことがありますか?

「はい(実際に転職した)」、「はい(転職はしていないが考えたことがある)」と答えた人が54.7%という結果となり、過半数以上の人がお金の不安を理由に転職を考えたことがあることが分かりました。

【Q6】お金に不安があることが、仕事のパフォーマンス低下に影響していると思いますか?

「思う」、「やや思う」と答えた人が64.0%という結果となり、お金の不安が仕事のパフォーマンス低下につながると多くの人が感じていることが分かりました。

【Q7】お金に不安があることが、会社または勤務先への信頼感の低下に影響していると思いますか?

「思う」、「やや思う」と答えた人が62.2%という結果となり、お金の不安が勤務先に対する信頼感の低下につながると多くの人が感じていることが分かりました。

  • 本調査に関する弊社代表のコメント

今回の調査で興味深かったのは、過半数を大きく上回る人が、お金に不安があると仕事のパフォーマンスが低下し、会社や勤務先に対しての信頼感が低下する。と答えていたことでした。昨今の物価高騰を受け、お金に関する不安はこれまで以上に増していると考えられます。また、現在ですら70歳以上の高齢女性のうち4人に1人(高齢男性は6人に1人)が年収127万円以下の相対的貧困状態にあります。

中小企業の経営者にとっては賃上げしたくても出来ない、ましてや従業員の退職後の心配をする余裕はない、という事情もあるでしょうが、賃上げや従業員の老後サポートを行わないことで、離職率は高まり、会社の生産性は低下します。逆に、従業員の将来について経営者自身がもっと関心を持つことで、会社に対する信頼感は高まり、それが会社の生産性を高め、利益が増えることにつながるのです。

是非、私自身も、従業員の将来について、しっかりと考え行動していきたいと思います。

  • 調査概要

実施期間:2023年9月1日~2023年9月4日

調査主体:株式会社ベター・プレイス

調査対象:企業で働く方および公務員の方、20才~59才、男女

対象エリア:全国

調査方法:インターネット調査

回答件数:371名 

※本調査結果の二次利用は「出典元:ベター・プレイス調べ」を記載いただきご使用ください。使用許可の確認は不要です。

  • 「はぐくみ基金」について

現在我が国は、人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、慢性的な人手不足の現状があります。また、若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*¹であり、働く世代のお金の不安の第一位は「老後資金」*²となっています。

勤務する企業規模や居住する地域によって生じている経済格差、これは将来の資産形成、老後資金にも大きく影響しています。私たちは、中小企業とそこで働く方を支えるため、企業にも労働者にもメリットがある新しい企業年金制度「はぐくみ基金」を設立しています。

「はぐくみ基金」は経営者や役員も加入可能な企業年金基金で、事業主側は元手なし*³で企業年金・退職金制度を構築できます。企業年金・退職金制度充実が従業員満足度向上・離職率低下につながることから、特に人手不足が深刻化している福祉業界において、人材定着をはかるための福利厚生の1つとしてご好評いただいています。

従業員側のメリットには、難しい投資の知識が不要で、元本が保証されていることがあげられます。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に比べて、退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取ることが可能なため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めています。

現在、導入法人の97%が従業員300名以下の中小規模法人で、そのうち5割超の法人が福祉・医療・教育関連となっております。

サービス紹介サイトURL:https://bpcom.jp/hagukumikikin/

(出所)

*¹ 厚生労働省 平成 30 年若年者雇用実態調査の概況

  https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-h30_gaikyou.pdf

*² QUICK資産運用研究所「個人の資産形成に関する意識調査」2019年11月

  https://moneyworld.jp/news/05_00021338_news

*³ 制度導入の効果(コスト軽減)が導入にかかる諸費用や運営費用を上回る場合。

 (法人規模や従業員の加入率によっては実質的な負担が生じることがあります)

  • 株式会社ベター・プレイス

私たちは「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念を掲げ、富裕層でない一般の人たちが「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。

エッセンシャルワーカーや中小企業従業員の多くは、世の中を支える大切な仕事をしているにもかかわらず、大企業で働く人々と比べて所得水準が高くありません。

また、勤務先に企業年金・退職金制度が設けられていないことが多いため、その恩恵を十分に享受できていません。

将来のお金の心配を抱えることは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下や、子どもを望んでも安心して生み育てることができない心理状況につながります。

将来への「希望格差」ーベター・プレイスは、この課題を解決するために事業活動を行っています。 

<主なサービス>

企業年金DXシステム「はぐONE」の提供

「福祉はぐくみ企業年金基金」企業年金・退職金制度導入設計・サポート

企業型確定拠出年金導入設計・サポート

福祉業界向けITシステム開発


<会社概要>

会社名:株式会社ベター・プレイス

所在地:東京都新宿区四谷坂町9-9 三廣ビル9F

代表者:代表取締役社長 森本 新士、 代表取締役COO 古市 成樹

設立: 2011年10月17日

URL: https://bpcom.jp/

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